副業でフリーランスエンジニア案件をとる具体的方法を解説!【現役フリーランス監修】

副業でフリーランスエンジニア案件をとる具体的方法を解説!【現役フリーランス監修】

こんにちは。エンジニア兼テックライターのやすこれ(@yasucore12)です。

次のような悩みを持っている方はいませんか?

  • 複数の収入源が欲しい
  • 稼ぎながら最新技術にも触れたい

ただ、具体的にどうすればいいかわからない・・・という方も多いのではないでしょうか。

副業と一口に言ってもいろんな仕事がありますし、探し方もさまざまです。

副業は案件の取り方が理解できていないと、うまく進められないばかりか、どんどん消耗していってしまいます。

そこでこの記事では、エンジニアが副業するメリットはもちろん消耗せず効率的に副業を進める方法を紹介します。

東フリメンバーでフリーランスエンジニアとして活躍する、とだこうき(@cohki0305)が監修している記事ですので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

とだ

とだこうき(@cohki0305
東京フリーランス運営メンバー。
営業から転職し、6ヶ月でリードエンジニアになったフルスタックエンジニア。
正社員時代には副業先から好待遇でオファーを受け転職。その後半年でフリーランスとして独立し、SNS・ブログ・YouTubeにて情報発信をしている。

副業するメリット

副業のメリットは、大きく次の四つがあります。

副業のメリット

  • 収入アップ
  • 新しい技術に触れられる
  • やりがいを得られる
  • いい会社であれば転職できる

収入アップ

副業による収入アップをイメージしている人はとても多いです。本業の収入にプラスして収入があると、生活にも余裕が出ます。PCなど、作業環境の充実や家族サービスに充てることもでき、生活の質がワンランク上がるのではないでしょうか。

新しい技術に触れられる

最新技術を使った案件を取ることで、副業をしながら技術を学ぶこともできます。副業とはいえ仕事なので、もちろんやりきる必要はありますが、学びながら仕事が出来る環境は魅力的に思う人が多いのではないでしょうか。

やりがいを得られる

興味のある技術や最新技術に触れながら仕事をすることで、やりがいにもつながります。自分がやりたい技術、仕事の方がやる気がでますよね。

いい会社であれば転職できる

副業で実績を積んでいけば、その会社に転職することもできます。仕事がしやすいことをあらかじめ知っているので、転職のミスマッチも少なくすることができますし、一石二鳥ですよね。

副業する際の注意点

メリットの多い副業ですが、もちろん意識しておくべきこともあります。

注意点1:副業禁止の会社だと目をつけられることがある

たとえ副業禁止の会社であっても、法的には問題はありません。就業規則で定められていたとしても、基本的には就業時以外は自由に使ってかまわないからです。ただ、副業がバレてしまえば心証は悪くなり、人間関係や昇進に影響を与えてしまう可能性もあります。

注意点2:年間20万円以上の雑所得は課税対象となる

本業とは別に年間20万円以上の収入がある場合は課税対象となり、確定申告を行う必要があります。当然、自分で税金の手続きを行わなければなりません。会社に知られたくなければ、住民税は「普通徴収」を選び、直接会社に税額通知が届かないようにしておきましょう。

注意点3:「地雷案件」を見極めなければならない

そもそもこれだけ副業が盛んになっている理由としては、人手不足があげられます。特にエンジニアなどのIT人材となると、さらに事態は深刻です。経済産業省によると、2019年をピークに労働人口は減少し、2020年には36.9万人のIT人材が不足するとされています。その結果、「副業でもいいから手伝ってほしい」と思う企業が増えてくる傾向にあります。

こうした背景があるため、副業がしやすい反面、無理な納期や度重なる修正・要件変更がある「地雷案件」も増えてしまうのが実情です。

「地雷案件」を選ばないよう、副業とはいえ本業と同様、慎重に内容を検討しましょう。

参考:https://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160610002/20160610002.pdf

注意点4:ダブルワークは心身ともに消耗する

良い案件を見つけても、週末や就業後に別の会社に出社するのは、体力的にも時間的にも厳しいですよね。ただ業務委託契約については、民法で次のように定められています。

第六百五十一条 委任は、各当事者がいつでもその解除をすることができる。
2 当事者の一方が相手方に不利な時期に委任の解除をしたときは、その当事者の一方は、相手方の損害を賠償しなければならない。ただし、やむを得ない事由があったときは、この限りでない。
(委任の解除の効力)

出典:電子政府の総合窓口e-Gov

つまり、本業が忙しくなったからと途中で契約解除をすると、損害賠償を支払うことにもなりかねないのです。無理のないスケジュール感、仕事量で案件を受けるようにしましょう。

副業案件を探す方法

副業案件を探す方法は色々あります。方法ごとに、特徴や注意点を紹介します。

方法1:知り合いから案件を紹介してもらう

1つ目は、知人からの紹介で依頼を受ける方法です。当然、信頼度は高い案件が多いでしょう。

ただ、友人価格で依頼されてしまうこともあります。

最初は実績を積む意味でも低価格でなくても良いかもしれませんが、ずっと続けると疲れてしまいますよね。その後の関係に響くからと尻込みせず、相場に合った金額で請けることがおすすめです。

方法2:SNSを利用して案件を獲得する

2つ目は、営業の中でも、TwitterやFacebookなどのSNSを使う方法です。

SNSやブログで発信力があったり、上手く能力をアピールできていれば、直接依頼がくることもあることが特徴です。

ただ、メディアやSNSをそこまで育てるには時間と労力がかかります。もちろん、うまく発信することができれば仕事はとりやすくなるので、少しずつ積み重ねていきましょう。

案件を取るためには、ポートフォリオが重要

SNSで仕事を取るときは、ポートフォリオを作っておくことがおすすめです。

Webサイト制作であれば、30DAYSトライアルがおすすめです。Webサイト制作で副業したい方は、以下を見てみてくださいね!


方法3:知人や企業に直接営業する

3つ目は、企業に営業をかける方法です。

案件が獲得できれば直接依頼を受けることになるので、単価が高くなることも多いでしょう。

ただ、本業をやりながら営業を行うことは時間、労力ともに非常に大きな負荷がかかるので、ツテがないようであれば現実的ではありません。

直営業のスキルを鍛えたい方へ

ちなみに、東フリメンバーのショーヘー(@showheyohtaki)が、直接営業をかけるためのnoteを出しています。スキルに自信がある方は、以下を活用すると良いかもしれません。

Web制作の仕事のとり方が分からない人に捧ぐ『直営業』の教科書

方法4:エージェント等のサービスを利用して案件を探す

4つ目は、エージェントを利用する方法です。副業で最も労力のかかる「案件探し」を簡易化することができる強みがあります。

基本的には登録をして待っているだけで、条件に合った案件を紹介してもらうことができます。

ただ、副業として本業に支障をきたさない週1、2日案件は多くありません。複数エージェントに登録して、戦略的に案件を獲得していくことをおすすめします。

エージェントだけではなく、副業案件を探すことができるサービスもたくさんありますので、解説していきますね。

副業案件を扱っている人材サービス

副業案件を取り扱っているエージェントについて紹介します。

シューマツワーカー

URL:https://shuuumatu-worker.jp/
運営:株式会社シューマツワーカー

その名の通り「週末」や「平日夜」といった、副業前提の案件を紹介しているのが特徴です。

フリーランス案件も取り扱っているエージェントと比較して、副業にフォーカスしているので、案件探しが効率的に行えることが強みです。報酬は平均で月10万円(2019年5月14日現在)となっています。

こんな人におすすめ

  • 週末や平日夜のみ副業したい
  • リモートワークがしたい
  • 報酬もなるべく高い方がいい

Wantedly

Wantedly
URL:https://www.wantedly.com/
運営:ウォンテッドリー株式会社

転職サイトのイメージが強いですが、副業案件も数多く掲載されています。

エンジニアの開発案件はもちろん、ライティング業務での案件も多く、選択肢が広いことが特徴です。副業から始めて、最終的に転職を考えている人にもおすすめです。

こんな人におすすめ

  • 開発以外の副業もしたい
  • 気軽に応募したい
  • 副業から転職につなげたい

Reworker

Reworker

URL:https://www.reworker.jp/
運営:株式会社キャスター

スタッフ全員がリモートワークで働いており、掲載案件もほとんどがリモートワーク可という、リモートワークに特化している求人サイトです。

フリーランスや時短勤務などの新しい働き方の案件が多いことも特徴です。2019年5月時点で、「エンジニア」「副業」「リモートワーク可」の案件が27件掲載されています。

掲載数は少ないですが、条件が合えば、リモートワークしやすいのでおすすめです。

こんな人におすすめ

  • フルリモートで働きたい
  • フリーランス案件も探したい
  • 時短勤務も探したい

Workship

Workship
URL:https://goworkship.com/
運営:株式会社GIG

週1日からの案件を掲載しているエージェントです。

気になる求人があれば「気になる」を推して、企業とのマッチングを待つユニークな形式です。実務経験も見られるので、経歴とスキルをうまくプロフィールでアピールしていく必要があります。

その分クライアントも厳選されており、レベルの高いプロジェクトも多いので、マッチングさえできれば非常に使いやすいサービスですね。

こんな人におすすめ

  • 週1案件から探したい
  • 豊富な実務経験がある
  • 高水準のプロジェクトに関わりたい

コデアル

URL:https://www.codeal.work/
運営:コデアル株式会社

複業とリモートワークに特化したエージェントサービス

コデアルはもともとリモートワークに特化したエージェントサービスでした。今ではリモートワーク以外の案件を扱っています。

稼働日と出社頻度を選択することによって案件を探すことが出来るので、働き方を優先したい方にオススメです。

こんな人におすすめ

  • リモートワークがしたい
  • 週1から始めたい

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ
URL:https://itpropartners.com/
運営:株式会社ITプロパートナーズ

フリーランス向けエージェントではありますが、週1からの案件も多いエージェントです。

専属エージェントに条件を伝えて、案件を探してもらいます。クライアントからの直案件なので、単価も高めに設定されています。

リモートワーク案件が多いことも、特徴のひとつです。

こんな人におすすめ

  • 専属エージェントに契約交渉を代行してもらいたい
  • 直案件を受けたい
  • 豊富な実務経験がある

副業で良い案件を見つけるためには、複数の視点を持つことが大事

今回お伝えしたように、エンジニアの副業には、次のメリットがあります。

  • 収入アップ
  • 最新技術に触れられる
  • やりがいを感じられる
  • いい会社であれば転職できる

ただ、思うように案件が見つけられず、消耗してしまう人も多いです。

とはいえ、動き出さないと何も始まりません。最後に紹介したサービスはどれも使いやすいので、複数登録して案件を見てみると良いのではないでしょうか。

登録すると非公開求人も見れるようになるので、案件を見て必要な技術を学んだり、ポートフォリオを作ったりしていけばOKです。ぜひ、副業をはじめてみてくださいね!

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