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- 2025.02.16
パソコンの作業時間が長いWebコーダーにとって、整理されていないデスクトップは作業の遅延やストレスの原因になります。
整ったデスクトップやフォルダ構造であれば、目的のファイルに早くアクセスできるようになるため、余計な時間や労力を節約でき、業務全体の生産性を高めることが可能です。
この記事では、Webコーダー歴10年以上のベテランが行っているデスクトップの整理術をご紹介します。
デスクトップが散らかっている方や初心者Webコーダーの方は参考にしてください。
フォルダやファイルが乱雑に置かれたデスクトップは、次のような問題を引き起こします。
Webコーダーはプロジェクト単位で報酬をもらっている場合、効率を上げれば上げるほど時給も上がります。
つまり、デスクトップを整理して作業しやすくすることは時給アップにもつながるのです。
また、作業効率が悪くなるだけであれば自分だけの問題であるものの、重要なデータの紛失や削除はクライアントにも影響を及ぼす重大な問題にもなり得ます。
これらの理由から、デスクトップの整理はWebコーダーにとって欠かせない作業の一つと言えます。
まず押さえておきたいデスクトップ整理の基本的なルールをご紹介します。
デスクトップ整理の基本は「デスクトップにファイルやフォルダを置かないこと」であり、数個のフォルダだけが整然と配置されている状態が理想です。
ダウンロードしたファイルをとりあえずデスクトップに置いてしまうクセのある方は、必要最低限だけ置くようにすることをまず意識してみてください。
フォルダを構造的に整理すると、目的のファイルを探しやすくなります。
業務内容を棚卸しし、大カテゴリから小カテゴリへとファイルを分類しましょう。
個人
ーブログ記事
ー学習資料
ーテーマ開発
フォルダを分けておくことで、インターネット上のデータやクライアントからもらったデータをダウンロードするときにフォルダを指定できるため、データの整理がしやすくなります。
数フォルダであればすぐに目的のフォルダを見つけられますが、50個100個と作成していくと見つけ出すことが困難になることが考えられます。
そこで、フォルダをより探しやすくするために、進行中のプロジェクトと完了済みのプロジェクトを分けて整理しましょう。
たとえば、「進行中」フォルダを常に見える位置に置き、「完了済み」フォルダは階層を深くして見えにくくすると、必要なファイルは基本的に「進行中」フォルダを見れば探し出せるようになります。
フォルダの名前をつけるときは、一貫性のある命名規則を設けましょう。おすすめは、接頭辞を使うことです。
接頭辞とは?
先頭に付け加える言葉のこと。例として未完成の場合は「未」、再確認する場合は「再」などとつけることがある。
コーディング関連のファイルやフォルダに接頭辞をつける場合の例を参考までに示します。
「A_」: プロジェクトAに関するフォルダ
「B_」: プロジェクトBに関するフォルダ
「2024_」: 2024年に関するデータが集まっているフォルダ
「TEMP_」:一時保存しているフォルダ
「完了_」: 完了した作業のフォルダ
接頭辞をつけることで、キーボードで接頭辞の文字を入力するだけで関連するフォルダを簡単に見つけられます。
デスクトップを整理しても、時間が経つと再び散らかってしまうことがあります。
ここでは、整理されたデスクトップを維持するためのポイントを2つご紹介します。
1ヶ月に一度はデスクトップの状態を見直し、整理しましょう。
仕事に追われていると、目につきやすいデスクトップについファイルを保存してしまいがちです。
不必要なファイルは削除し、必要なファイルは各フォルダに分類することで整理された状態を維持できます。
「これは重要かもしれない」と思い、消せないファイルが増えてしまうと、なかなかデスクトップを整理できません。
そこでおすすめなのが、クラウドサービスを活用することです。
クラウドサービスを使えば、本当に必要なものはクラウドに保存されているという安心感が得られるため、必要かどうかわからないファイルがあったときも整理しやすくなります。
Webコーダーは作業効率の良さが時給アップにつながるため、作業しやすい環境を整えることが重要です。
デスクトップにたくさんのファイルやフォルダが並んでいる状態が続いている方は、この機会に整理してみてください。
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はにわまんさん(@haniwa008)
Webコーダー。コーディングを中心にディレクションからサイト運用・保守まで、Web制作全般の仕事に400件以上携わった経験あり。デイトラのマネージャーも務めている。