SEOの都市伝説って本当なの?老舗SEO会社に「SEOのホントとウソ」を聞いてみた!

SEOの都市伝説って本当なの?老舗SEO会社に「SEOのホントとウソ」を聞いてみた!

今回は、老舗のSEO会社アイオイクスのWebコンサルタントとして活躍する遠藤さん(@KouzaburouE)と氷犬さん(@icedog_410)に、最近のSEO事情についてお話を伺ってきました!

最近のSEOは変動が激しすぎるから、どう対策すればいいのかも、何を信じればいいのかも分かんない…。

度重なるGoogleの大型アップデートにより、多くのサイト運営者がSEO対策について悩みを抱えていたのではないでしょうか。

そんな問題を解決するべく、今回はSEOにまつわる数々の噂や都市伝説について、老舗のSEO会社に所属する凄腕コンサルタント達の知見を事実ベースで聞いています!

本記事で深掘りするテーマ
・被リンクが増えれば上位に上がりやすい?
・個人はもう企業ドメインに勝てない?
・記事に「オリジナリティ」って本当に必要なの?
・記事は大量生産すれば勝てるの?
・長文記事は本当に効果がある?

この記事を最後まで読み進めれば、「最新のSEO事情」について知ったうえで、今後個人や企業がどういった施策を取っていけば良いのか全て知れます。

個人でブログやアフィリエイトサイトを運営されている方や、法人でオウンドメディアを運営されている方は、是非参考にしてみてください!

遠藤さん
【ゲストプロフィール】
遠藤さん(@KouzaburouE)
アイオイクスのWebコンサルティング事業部マネージャー。
美術大学卒業後、アイオイクスにWebデザイナーとして入社し、10年以上に渡って数多くのSEOプロジェクトに携わる。
「事業理解に基づくWebマーケティング」をモットーに戦略立案・SEO・CV改善・YouTube活用・ソーシャル活用など幅広く支援を行っている。
氷犬(石戸)さん
【ゲストプロフィール】
氷犬(石戸)さん(@icedog_410)
アイオイクスのセールス/コンサルタント。
元は税務署で働く公務員であったが、趣味のブログをきっかけにSEOやWebマーケティングに興味を持ち、2019年にアイオイクスに入社。
自社マーケティングの主担当でもあり、社内の何でも屋。
初芝
【インタビュアープロフィール】
初芝賢(@hatushiba_ken
東京フリーランス編集長。現在はシステム開発のPMや新規事業に携わる一方で、フリーランスライターとして出版・キャッチコピー・WEBメディア連載などを手掛けている。東京フリーランスではインタビュアーや司会進行を務めることが多い。

SEOにまつわる“5つの都市伝説”を徹底検証!

初芝
よろしくお願いします!
今日は「これってぶっちゃけほんとなの?」と思っちゃうようなSEOにまつわる都市伝説についてお聞きしたいのですが…。
巷に溢れる、ほんとかウソかわからないようなSEOに関する話についてお尋ねさせてください!
遠藤さん
はい!
なんでも気軽にお尋ねください!

都市伝説①:自分でバックリンクを貼れば上位を取れるってほんと?

初芝
ではまず「バックリンク」について聞かせてください。

バックリンクとは?
バックリンク(被リンク)とは、特定のWebページに向けて他のWebサイトから設置されたリンクのこと。

初芝
バックリンクが多く貼られていると「SEOで評価が上がる」とよく聞きますが、人工的なバックリンク(自演リンク)は本当に有効なのでしょうか?
中には中古ドメインを大量に売っているSEO業者も存在すると思うのですが…。

バックリンクは年々利かなくなってきている

遠藤さん
人工的なバックリンク(自演リンク)はSEOにおいて段々と利かなくなってきていると思います。
遠藤さん
理由は2つで、「SEOに効果のあるバックリンクのフィルターが厳しくなっていること」「Googleの自演リンクを弾く技術が向上していること」がありますね。
なので自演リンクはほとんど無効化されていますし、おそらく100本リンクを貼って1本利くかどうかなのではないかと…。
初芝
なるほど…。
それだと、大量にバックリンクを貼るようなSEO施策は全く割りに合わないですね…。
遠藤さん
Google側は中古ドメインを使ってリニューアルしたサイトも「新しいサイト」だと理解しています。
なので、中古ドメインを買ってもあまり意味がないのかなと思いますね…。
遠藤さん
そもそもバックリンクには「利くリンクの条件」があり、その条件が多いリンクほど、Googleの定めているフィルターを潜り抜けて「利くリンク」となるんです。
初芝
グーグルも本質的ではないサイトを評価したくないですもんね…。
遠藤さん
はい、なのでGoogleのアルゴリズムが更新されるたびに、利く条件とされるフィルターが厳しくなるんですよ。
Googleはリンクスパムを排除して自然リンクのみを活かしたいと思っているのでしょうが、その定義は年々厳しくなっているかなと感じますね…。

自演リンクではなく自然リンクの獲得が重要

初芝
ちなみに「年々自演リンクが利かなくなってきている」というのは、どうやって判断されたんでしょうか?
何か検証とかされていたんでしょうか…?
遠藤さん
それは、僕たちが元々バックリンクを売るSEO業者だったからなんですよ。
ですが、バックリンクの効果が薄まり事業としても成り立たなくなったので、今は全くやっていません
初芝
そうだったんですか!
遠藤さん
リンク売りの事業は2015年頃に撤退しましたが、当時はそれが主要な売上だったので、リンクに関する研究はどこよりも多くしていたんです。
遠藤さん
そして検証を重ねる度に、リンクと順位との相関性が見れなくなってきたことが分かりました。
おそらく100個〜200個にも及ぶフィルターを突破しないと、利くリンクにならないなと痛感しましたね。
初芝
一番リンクを売っていたからこそ、わかることだったんですね…。
遠藤さん
はい、自演のリンクではなく「自然なリンク」の獲得を目指すべきですね。
弊社では自然リンクの獲得も現在積極的に支援しています。
氷犬(石戸)さん
とはいえ、実際に中古ドメインを使ったバックリンクで成果を出すアフィリエイターもいます。
なので、バックリンクの施策が完全に利かないわけではなく、あくまで「コスパが悪い」ということだと思うんですよね。
初芝
ペナルティがあると吹っ飛んでしまう可能性もありますもんね…。
氷犬(石戸)さん
はい、ペナルティで飛びやすいのは間違いないでしょうね。
リンク事業を企業向けに行うのは費用対効果が悪く、倫理的な問題点もあると総合的に判断しているので、弊社ではもう行っていません。

・自演リンクはどんどん利かなくなってきた。
・Googleのフィルターが年々厳しくなってきている。
・自演リンクではなく自然リンクを獲得することが重要。

都市伝説②:企業ドメインの全盛で個人はもう戦えなくなる?

初芝
あと、今って「企業ドメイン全盛期」で、個人のドメインが上がりにくい傾向にあるのかなと思います…。
「もう個人は戦えない」といった噂もちらほら聞くようになったのですが、それって本当ですか?
遠藤さん
そうですね、概ねその傾向はあるのでしょうが、それは狙う「検索クエリ」によると思います。
初芝
なるほど!
ではどんなクエリだと個人は難しいのでしょうか!?
遠藤さん
結論、「YMYL領域」は個人だと非常に厳しくなっているように感じますね。

YMYLとは?
YMYLは、”Your Money or Your Life”の略称。お金や健康などのジャンルを示すGoogleの検索品質評価ガイドラインに登場する語句である。お金や健康に関する情報は人生に大きく影響を与えるジャンルなので、Googleはコンテンツの評価を厳格にしているとされている。

初芝
たしかに、健康やお金に関するキーワードで検索すると、病院や金融機関が検索結果の上位によく表示されますもんね。
遠藤さん
はい、なので個人で戦うなら、YMYL領域は避けた方がいいですね。
これは年々厳しくなるでしょうし、将来的にはYMYL以外の領域でもサイトの信頼性を評価する傾向が進んでいくと思います。
初芝
サイトの信頼性…ですか?
遠藤さん
はい、これはGoogleが言ってる「E-A-T」と呼ばれるものですね。

E-A-Tとは?
E-A-Tとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性 )、Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取った略称のこと。Googleが公開する検索品質評価ガイドラインで定義される基準の一つ。

遠藤さん
Google側も「専門知識、権威、信頼性」の3つ(E-A-T)が重要だと発表しているので、おそらくE-A-Tを重要視する領域がどんどん広がると思いますね。
初芝
なるほど。
E-A-Tを重視するなら、自分のサイトドメインが強いのかどうか把握しておく必要があると思うのですが、ドメインの強さを正確に測る手法はあるのでしょうか…?
遠藤さん
定量的に測るのは難しいと思いますね。
一応Ahrefsという有名な分析ツールが指標として「ドメインランク」を出していますが、その計測は独自の方法で行われているもので、特にGoogleが認めたものではありません。
初芝
うーん、つまりツールで算出されるドメインの強さはあくまで参考値というわけですね…。

・個人で戦うなら「YMYL領域」は避けるべき。
・SEOにおいては「専門性・権威性・信頼性」の3つが重要。

都市伝説③:記事の「オリジナリティ」ってほんとに必要なの?

初芝
今って「まとめ記事」が上位に掲載されにくくなっている気がします。
最近だと、上位表示させるためには「オリジナリティ」が必須と言われてきてますが、それは本当なんでしょうか?
遠藤さん
結論、オリジナリティは必要だと考えています。
これは、先述した「E-A-T」の概念がすごく関係しているんですよ。
「記事の著者や監修者が信頼できる人なのか」がすごく重要になってきているので。

ユーザーの検索行動こそSEOにとって重要なファクターとなる

遠藤さん
あと、E-A-T以外にも「ユーザーの検索行動」が記事の評価に還元されていると考えています。
初芝
なるほど。
検索行動がSEOに関係するんでしょうか?
遠藤さん
はい。
「ユーザーが記事を見た後にどんな行動を取ったか」が重要です。
遠藤さん
ユーザーのメディアに対する印象やリテラシーは年々変わっています。
「本当にこの情報は信頼できるのか」「この商品は本当におすすめなのか」とユーザーが自ら考えるようになっているんですよね。
遠藤さん
そこで「これは信頼できないサイト」だとユーザーが判断すれば、すぐに離脱して別のサイトに訪問するでしょう。
そういった細かいユーザーの検索行動もGoogleは見てるんです。
初芝
たしかに!
「これはアフィリエイトサイトだ」と分かった途端にクリックを止める人も増えてますしね。
遠藤さん
はい。
なので、「なぜオリジナリティが求められるのか」というと、結局ユーザーのリテラシーが上がれば上がるほどそれが検索行動に現れてくるからなんですよね。
遠藤さん
そもそもクリックされないサイトなんて、Googleは絶対評価しないでしょうし。
「あからさまなアフィリエイトサイトはクリックしない」と考えるユーザーが増えれば、アフィリエイトサイトの評価も下がってしまいますよね。
初芝
最近noteのドメインが非常に強いと話題ですが、それは書き手が誰なのかちゃんと見えていて、オリジナリティの高いコンテンツがたくさんあるからなんですね!
遠藤さん
そうですね。
noteは著者がハッキリしていますし、Twitterからnoteへ流入させる人も多いですからね。
遠藤さん
TwitterってGoogleにインデックスされてるんですよ。
GoogleはTwitterの情報を拾えてますし、そうしたユーザー行動もあいまってnoteは評価されやすいと感じていますね。

「オリジナリティさえあれば上がる」というわけでもない

氷犬(石戸)さん
たしかに、上位を狙うにはオリジナリティが大事になってきていますが、「オリジナリティさえあれば上がる」というわけでもないと考えています。
初芝
どうしてですか?
氷犬(石戸)さん
オリジナリティとは「切り口が違うこと」を言いますが、Googleが「オリジナリティ」というなんとも定量化しにくい指標で直接評価しているとは感じないんですよ。
氷犬(石戸)さん
検索上位の記事が全部オリジナリティにあふれているわけでもないでしょうし、定量的なデータで示しづらいものを順位が上がる根拠として結論付けてしまうのは違うと思いますね。
初芝
オリジナリティそのものではなく、記事の離脱率やクリック率のような別指標が影響しているのかもしれませんね!
氷犬(石戸)さん
そうですね!
オリジナリティの根拠となる指標が影響していると考えるのが自然だと思います。
Googleの検索順位はプログラミングされたロボットが決めているので、人間の感覚をそのまま指標として考えるのは避けたいところです。

・ユーザーの検索行動が記事の評価に還元される。
・オリジナリティがあれば上位表示されるというわけでもない。

都市伝説④:記事を大量生産すれば検索で上位を取れるの?

初芝
よく「SEO対策で下層ページに記事をたくさん入れよう!」と言うWeb制作会社やSEO業者がいますが、記事を大量に投下すれば本当に検索で引っかかりやすくなるんでしょうか?
遠藤さん
「質の低い記事の量産」ならほとんど意味がないでしょうし、むしろ逆効果だと考えています。
遠藤さん
というのも、ユーザーが質の低い記事を見てその後どんな行動をするのかだと思うんですよ。
低品質な記事を見ても、その企業に良い印象なんて持ちませんよね。
遠藤さん
その後ユーザーに離脱されて、別のサイトに飛ぶような検索行動をされると、結果的に質の低い記事のせいでマイナスの評価に振れてしまうんです。
初芝
なるほど…。
たしかに「質の低い記事を一斉削除したら全体的に検索順位が上がった」って話はありますよね。
遠藤さん
質の低い記事を排除することで、結果的にサイトのクリック率や離脱率が改善されて向上するんでしょうね。
初芝
もう昔みたいに、「キーワードに沿っただけの記事を大量生産する」みたいな戦略は通用しなくなってきてますね。
氷犬(石戸)さん
とはいえ、Googleは情報量が多いサイトほど評価する傾向にあるので、初期段階は質の低い記事であってもないよりマシかなと思いますね。
氷犬(石戸)さん
ただ、質の低い記事が増えてくると、段々その効果も薄まっていきます。
経済学でいうところの限界効用のようなイメージですね。
初芝
たしかに質の低い記事は本質的な問題解決にならない気がします。
氷犬(石戸)さん
雑に記事を積み上げていてもある程度までは順位が向上したり、流入数も増えていったりすると思いますが、さらに伸ばしていくのであれば「記事の品質の高さ」は必須となります。
遠藤さん
熱量がこもっておらず、ユーザーが得るものもまったくないような記事なら、いくら作っても意味がなくなりますよね。
初芝
じゃあ、質の高い記事を書けるライターさんの需要がこれから高まっていくでしょうし、腕の見せどころですね!
遠藤さん
そうですね。
ちゃんと自社の事業モデルやコンテンツの意義を理解しているようなライターのニーズは高まると思います。

・質の低い記事の量産はマイナスの評価に振れる場合もある。
・ただし、初期段階だと多少の効果はあるかもしれない。

都市伝説⑤:「長文記事」はやっぱり上位に表示されやすいの?

初芝

あと、検索キーワードによっては「長文の記事」が結構上位表示されている気がしますが、やっぱり長文記事って有効なんですか?

氷犬(石戸)さん
長文が有効な説はあるかもしれませんね。
というのも、ドメインの強さや情報、構成がほぼ同じサイトが2つ並んだとすれば、あとは「情報量」の差で評価されるんじゃないかと思うんですよ。
氷犬(石戸)さん
例えば、美味しいと評判のレストランが2つあったとして、味も接客の品質も同じ程度なら、あとは「量」くらいでしか差を判断できないのではないかと思います。
これと同じ原理で、Googleも情報量の多い方を選んでるんじゃないかなと。
初芝
そう言われてみると確かに…(笑)
遠藤さん
たしかに一定の質を超えている場合、情報量が多ければ多いほど上がりやすいサイトになる傾向はありますね。
有効なインデックスページがあれば、そこから内部リンクも貼れますしね!

・ドメインの強さや情報の質が同じなら、あとは情報量の差で評価される可能性がある。

今後個人や企業がやるべきSEO対策とは?

初芝
では、これからSEOを攻略していくには、実際にどんな攻め方をするのがいいんでしょうか?

勝てない領域で戦わずに、自社の強みを活かす

遠藤さん
結論からお話しすると、自社が勝てる領域で戦うことが重要です。
例えば、狙いたいと思ったキーワードで検索したときに、明らかに大手企業が上位を陣取っていたり、政府や特定の機関しか検索結果に並んでいなかったりする領域は避けるべきです。
初芝
先ほどのサイトの信頼性にも通ずる話ですね。
遠藤さん
はい、そのとおりです。
「SEOは頑張れば何とかなるのでは?」と思われている方もいるかもしれませんが、実際には頑張っても何ともならないキーワードや領域が数多く存在します。
遠藤さん
SEOでは「頑張っても意味のない領域」で戦うことは避け、自社の強みを活かして勝てそうな領域を選んで攻めることが重要です。
初芝
なるほど…。
具体的には、どういうキーワードを狙っていくのが良いのでしょうか?
遠藤さん
まずは検索ボリュームが小さいキーワードを狙うのが良いと思います。
そういったキーワードは上位表示する難易度が低い傾向にありますし、ユーザーのモチベーションが高く、コンバージョンに繋がりやすいので狙う価値は高いです。
初芝
そうなんですね。
となると、SEOですぐに大きな成果を上げることは難しいんですか?
遠藤さん
はい、残念ながらSEOはすぐに成果が現れるものではありません。
まずは取れるところから取るという発想で、少しずつ結果を積み重ねていくことをおすすめします。

企業は「売り上げの最大化」を第一に考えるべし!

遠藤さん
また、SEOとは少し違う話になってしまいますが、企業の場合は「売上の最大化」にフォーカスすることが何より重要だと思います。
いくらSEOを頑張ってアクセスを稼いでも、売上に寄与しなければ意味がありませんからね。
初芝
たしかに「SEOの成果=アクセスの向上」みたいな印象が何となくありますが、それだけで終わるのは意味がないというか、もったいないですよね…。
遠藤さん
そうですね。
そこで、弊社では、CV(コンバージョン)を最適化させるための「CRO」に取り組んでいます。
初芝
CROですか…?
遠藤さん
はい。
CVR(コンバージョン率)を改善して最適化するための施策や取り組みをCRO(Conversion Rate Optimization)と呼んでいます。
SEO自体は検索から流入を取ることが目的ですが、弊社ではそこからCVまでをスムーズに導く導線設計も同時に考えていますね。
初芝
SEOと組み合わせるんですね!
具体的な施策や組み合わせってありますか?
遠藤さん
例えば、ユーザーが求めるものにすぐアクセスできるよう導線を設計する、A/Bテストでボタン周りのテキストを調整してクリック率を上げる、といった施策などが挙げられます。
CROでは、そういった「ユーザー行動の改善」を行うわけですが、その改善がSEOにポジティブに働くこともあるんですよ。
初芝
CROを行うことが、SEOでの成果に繋がることもあるんですね!

個人ならSEOにこだわらないことも大事

初芝
記事を見ている方の中には、個人でSEOに取り組みたいという方も多いと思います。
個人がSEOに取り組むなら、どんな攻め方がベストなのでしょうか?
氷犬(石戸)さん
期待されている答えと違うかもしれませんが、僕は「個人ならSEOにそこまでこだわらない方がいいのでは?」と思っています。
初芝
え!?
そうなんですか!?
氷犬(石戸)さん
SEOだけにこだわるのでなく、もっと広い視点を持って、自分に関わるユーザーの利益を最大化させることをまず考えればいいと思うんですよね。
最近のSEOは、SNSのようなSEO以外の外部要素も大きく影響するので、その考え方が結果的にSEOに良い影響を与えることもあります。
氷犬(石戸)さん
なので、まずは「ユーザーに本質的な価値を届けるために何をすればいいのか?」を考えてみることをおすすめします。
そうした土台ができてから、中長期的な戦略としてSEOに取り組むのがいいと思いますね。
初芝
SEOから考え始めるのではなく、まずはユーザーのことを考えることが大事なんですね!
氷犬(石戸)さん
そうですね、我々もSEOサービスを提供しているものの、SEOありきで考えないことは常に意識していますね!
初芝
遠藤さん、氷犬さん、本日はありがとうございました!

まとめ:ユーザーにとって価値あるコンテンツを届けよう

以上、SEOにおいて、Googleの評価はどんどん厳しさを増していますが、決して「評価が厳しくなる=順位を落とされる」というわけではありません。

ユーザーにとって価値のないコンテンツが淘汰されていく傾向にあるので、逆に高品質で価値のあるコンテンツはGoogleに評価してもらえる可能性が上がるでしょう。常に「ユーザーファースト」の視点を持ちつつ、今後のサイト運営に活かしてみてください!

なお、アイオイクスさんでは、SEOやコンバージョン改善を中心としたWebマーケティングのコンサルティングサービスを提供しています!

SEOはもちろんのこと、その他の集客施策や、お問い合わせを増やす施策まで、いろいろなお話を聞けます。

これからWebマーケティングに注力していきたい…。
SEOの施策実行を手伝ってほしい…。
Webサイトの診断をしてほしい…。

このような方は、ぜひ一度お問い合わせをされてみてはいかがでしょうか。

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