主婦はフリーランスを目指せるの!?把握しておくべきメリット・デメリットを徹底解説

主婦はフリーランスを目指せるの!?把握しておくべきメリット・デメリットを徹底解説
主婦でもフリーランスになれるの…?
夫の扶養内で働いたり、子育てと両立したりできるのかな…。

コロナウイルスの影響も受け、自分のスキルを活かして仕事をする働き方に注目が集まっています。主婦も例外ではなく、フリーランスとして在宅でお金を稼ぎたいと考えている方が増えているのではないでしょうか。

結論、主婦でも現場で使えるスキルや自走力を身につければ、フリーランスとしてお金を稼ぐことは可能です。

とはいえフリーランスは仕事の獲得含め全て自分1人でおこなうため、収入が不安定になりやすいうえ仕事を失うリスクも少なからずあるでしょう。メリット・デメリットを知らないまま自由な働き方を夢見て活動を始めれば、理想と現実のギャップに苦しみ挫折しかねません。

そこで今回は主婦がフリーランスとして働くメリット・デメリットや身に付けておくべき基礎知識について詳しく解説していきます。

本記事の内容

・主婦がフリーランスとして働くメリット&デメリット
・フリーランスとして働くにあたり知っておくべきこと

フリーランスって主婦でも目指せるのかな…。
主婦がフリーランスとして働くリスクを知っておきたい…。

こう考えていた方は、ぜひ参考にしてみてください!

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主婦でもフリーランスって目指せるの!?

結論、主婦でもフリーランスを目指すことは可能です。

スキルを身につけ仕事を請け負えるようになれば、主婦でもフリーランスとして自分の望むワークスタイルを実現させるのも夢ではないでしょう。

ただし、未経験からスキルを習得したり仕事を獲得したりするのは簡単ではありません。

SNS上では華やかに活動するフリーランスが目立ちますが、そんな方達も独立初期はスキルアップのための勉強や営業活動を地道にコツコツやってきているはずです。努力なくして成功は掴めません。

「隙間時間にお小遣い稼ぎしたい。」「在宅ワークって楽そうだな。」といった簡単な気持ちで始めると、思うように稼げないだけでなくパートやアルバイトの時給を大きく下回る可能性もあります。

主婦がフリーランスとして独立し生活していくなら、並々ならぬ努力と根気が必要と考えておいた方がいいでしょう。

なお、当メディアでも完全未経験からデザインスキルを習得し、パート主婦からフリーランスWebデザイナーへ転身された方を取材しました。時給労働から抜け出しもっとお金を稼ぎたいと言う思いで独立した2児の母がどうやってフリーランスになっていったのか気になる方は、こちらからご覧ください↓

▶︎パートからWebデザイナーに転身し収入2.5倍!?デイトラで人生を変えた主婦に「デザイナーのなり方」を聞いてみた

主婦がフリーランスとして働くメリット3つ

主婦がフリーランスとして働くメリットは以下の3つです。

  1. 夫の稼ぎに頼らず収入を得られる
  2. 家族の予定に合わせた働き方ができる
  3. ビジネスウーマンとしての生き甲斐を持てる

順番に説明していきますね。

1.夫の稼ぎに頼らず収入を得られる

主婦がフリーランスとして働き立派に稼げるようになれば、もう夫の収入に依存する必要はありません。

専業主婦だと基本的には夫の収入で生活しているため、自分の欲しいものを買うときに何となく後ろめたい気持ちがある方も多いはずです。しかしフリーランスとして自分の稼いだお金であれば、気兼ねなく使えるうえ貯蓄していくことも可能でしょう。

もちろんパートでも収入は得られますが、時給労働だと稼げる金額に上限があり思うような収入は得られません。一方でフリーランスは成果物やサービスに対して報酬が得られる分、収入に天井はなく、高収入な主婦になるのも夢ではないのです。

2.家族の予定に合わせた働き方ができる

通常主婦が外で働くとなれば、勤務時間が定められているため好きな時間に働いたり休んだりするのは難しいものです。旦那さんと休みを合わせたくても困難なケースが多いでしょうし、子供が体調を崩す度に休みの連絡を入れるのに苦痛を感じることもあるでしょう。

しかしフリーランスになると、家族の予定に合わせた働き方も可能です。

自分でスケジュール管理ができるので、やるべきことをしっかりこなしている限りいつ休もうといつ働こうとあなたの自由。働く日数や時間をコントロールできるのは、主婦業と両立して働きたい方にとって大きなメリットでしょう。

3.ビジネスウーマンとしての生き甲斐を持てる

主婦がフリーランスになると、働く女性としての「生き甲斐」を持てるようになります。

そもそも主婦業はどんなに効率よくこなしても、他者から評価されることはほとんどありません。

その点主婦がフリーランスとして働けば、クライアントから評価を受け社会とのつながりを持てます。フリーランスとして自分のスキルが評価されたり仕事をもらえたりすると、「誰かに求められている」と実感でき、毎日がより活き活きしてくるでしょう。

手に職をつけ社会と繋がり仕事をすれば、人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

主婦がフリーランスとして働くデメリット3つ

主婦がフリーランスとして働くデメリットは以下の3つです。

  1. 収入が安定しない可能性がある
  2. 扶養に入れない可能性がある
  3. スケジュール管理能力が求められる

本格的に活動する前に必ずリスクについても知っておきましょう。

1.収入が安定しない可能性がある

主婦に限りませんが、フリーランスは収入が安定しない可能性があります。

そもそもフリーランスは仕事の獲得から全て自分で行わなければならず、待っているだけで仕事は舞い込んできません。しっかり営業して長期契約できるお客さんを掴んでいかない限り、収入を安定させるのは難しいのです。

実際に、中小企業庁が調査した「フリーランスになる際に直面した課題」によると、顧客の確保に苦労している方が最も多いことがわかります。

出典:中小企業庁 小規模事業者の未来

顧客が確保できなければ当然収入は得られませんし、フリーランスはスキルを身につけただけで仕事が舞い込んでくるほど甘い世界ではありません。

特に主婦は、家族の予定に合わせてスケジュール調整をせざるを得ない場合も多いでしょう。クライアント側からしても、稼働日数の多い専業フリーランスと比べて主婦の条件は不利だと感じるケースは少なくありません。

フリーランスとして生きていくなら、自分がクライアントへどのように貢献できるかや案件の完遂力などをアピールし、継続的に仕事を受注する努力が必要不可欠でしょう。

2.扶養に入れない可能性がある

主婦がフリーランスとして働くと、健康保険組合によっては夫の扶養に入れない可能性があります。

健康保険の「被扶養者の認定基準」は、各組合ごとに定められているため共通ではありません。基本的には年間所得で決まるケースが多いですが、収入に関わらずフリーランスは扶養に入れないと定めているような組合も一部存在します。

今後も夫の扶養内で働くのであれば、フリーランスとして活動する前に必ず組合へルールを確認しておきましょう。

3.スケジュール管理能力が求められる

主婦がフリーランスとして働くためには、スケジュール管理能力が必須。

というのもフリーランスは自分が休んだ代わりをしてくれる人が誰もいないからです。

そもそも主婦業と仕事の両立は正直簡単ではありません。子供が体調不良を引き起こしたり、シンプルに家事・育児も忙しかったり、急用が入ったりといった問題が起きて仕事が進まない日も少なくないでしょう。

とはいえ、家庭の事情はクライアントには一切関係のないことです。

納期に間に合わず遅れた場合、クライアントからの信用を大きく落としかねません。

主婦がフリーランスを続けるなら、仕事が思い通りに進まなかったケースを想定し、スケジュールや仕事の受注量を調整する必要があるでしょう。

主婦がフリーランスとして働くにあたり知っておくべきこと

主婦がフリーランスとして働くなら、最低でも以下2つの知識は身につけておきましょう。

  1. 扶養内で働いていても確定申告が原則必要
  2. フリーランスは開業届を提出する必要がある

1.扶養内で働いていても確定申告が原則必要

主婦がフリーランスとして収入を得ているなら、扶養内で働いていても確定申告が原則必須です。

勘違いされがちですが、確定申告は一定の所得を得た場合に必要な手続きです。扶養内だからといって免除されるわけではありません。

なお、所得税の算定基礎となる所得金額は「売上−必要経費−各種控除」ですから、売上から経費と各種控除を差し引いた金額がプラスであれば確定申告が必要不可欠です。

よって全ての人が対象になるわけではありませんが、基本的には確定申告が必要だと考えておきましょう!

2.フリーランスは開業届を提出する必要がある

フリーランスとして働くなら、基本的に開業届を提出する必要があります。

開業届とは?
個人事業を開業したことを税務署に申告するための書類。

所得税法では開業等の届出に関して以下の通り定められており、フリーランスでも事業所得が生じている限り開業届の提出は原則必須です。

居住者又は非居住者は、国内において新たに不動産所得、事業所得又は山林所得を生ずべき事業を開始し、又は当該事業に係る事務所、事業所その他これらに準ずるものを設け、若しくはこれらを移転し若しくは廃止した場合には、財務省令で定めるところにより、その旨その他必要な事項を記載した届出書を、その事実があつた日から1月以内に、税務署長に提出しなければならない。

引用:e-GOV 法令検索

開業届が未提出であっても現状罰則等はありませんが、その場合「個人事業主」と認められず事実上の無職となります。子供の保育園の申し込みを行う際など、就労証明が必要な場面で困ると考えられるでしょう。

フリーランスとして働くなら、開業届は必ず提出しておいてくださいね!書き方や提出方法については以下の記事で詳しく解説しています↓

▶︎フリーランスは開業届の提出が原則必要!【出すべき理由や書き方を徹底解説】

まとめ:主婦がフリーランスを目指すなら現実を知っておこう!

以上、主婦でもフリーランスを目指せますが、仕事に向き合い常に向上心を持った姿勢で取り組まなければ十分な収入を得るのは難しいでしょう。

在宅で楽に稼ぎたいといった安易な気持ちでフリーランスになれば、思うように稼げず理想と現実のギャップで苦しみ挫折しかねません。そもそもフリーランスとしての働き方が自分に向いているのか、どんな仕事で始めるのかといった点は、事前にしっかり考えておいてください。

なお、健康保険組合の条件によっては夫の扶養に入れない場合があるため、事前にルールや扶養を外れた際の保険料の確認が必須です。

「成果に対する報酬がもらいたい」「夫の収入に頼らず在宅でお金を稼ぎたい」といった理想の働き方を実現させるためにも、今後の働き方についてしっかり検討しましょう!

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