【実体験】フリーランスWebデザイナーが後悔していること5選

【実体験】フリーランスWebデザイナーが後悔していること5選

Webデザイナーは、時間や場所に縛られない仕事として人気があります。副業をする人が増えている昨今、興味をもっている方も多いことでしょう。

ただ、「Webデザイナーも良いことばかりではないのでは?」と不安に感じている部分もあるのではないでしょうか。

そこで本記事では、Webデザイナー歴5年のももさんがこれまでの経験から後悔していることを5つご紹介します。

Webデザイナーを目指す方にとって参考になるお話ばかりなので、ぜひ最後までご覧ください!

動画で内容を確認したい方はこちら!

ももさん
【プロフィール】
ももさん(@momo_web24
デザイン会社社長。WebアプリのUIUX設計からHP、ロゴ作成まで幅広くWeb制作に携わっている。デイトラWebデザインコースのメンター。

1:できないこともできると言ってしまった

1つ目は、できないこともできると言ってしまったことです。

個人の方のホームページ作成をしていたときのこと。駆け出しだったももさんは、実積欲しさもあり、クライアントからの細かな要望もすべて「できます!」と二つ返事で受けてしまっていたそうです。

その結果、経験の浅さと工数の多さから現状の自分の力でできない部分もたくさんあり、要件と見積もりが合わずにつらい思いをしてしまいました

なんとか頑張って進めたものの、使用するツールや動作環境からクライアントの要望は実現できず。実装できない旨を報告することになってしまいました。

駆け出しの頃は、仕事をもらえたうれしさやチャレンジ精神から、つい勢いで「できる」と言ってしまいがちです。あとからクライアントに迷惑がかかってしまうことにつながりかねないので、自分ができないことは正直に伝えるようにしましょう。

ももさん
自分ができることとできないことをしっかり把握しておくことが重要ですね!

2:コミュニケーションを怠った

2つ目は、クライアントとのコミュニケーションを怠ってしまったことです。

ももさんがマスコットキャラクター作成の依頼を受けたときのこと。クライアントと一度ミーティングをしたあとに、ラフ(下書き)を作成して提出しました。

しかし、クライアントは「思っていたのと違う」とお怒りの反応でした。十分なヒアリングがされていないのに、サッと描いたデザインを提案されたと思われてしまったのです。

ももさんはラフを見せてから要望を聞いて、さらにブラッシュアップしていこうと思っていました。しかし、その考えを伝えずラフを提出したことで、その意図が伝わらず、すれ違いが生じてしまったとのこと。

このようなズレは関係性の亀裂も生んでしまうので、普段から信頼関係を築くことが大切です。

今回の場合だと、①ミーティング時に「ラフ→確認→清書→確認」の流れで進める旨を伝えること②ラフ提出時に「あくまで下書き段階で意見を聞いてから修正して清書する」と補足すること、の2つができていればすれ違いは避けられたでしょう。

自分と相手の方向性が同じとは限られないため、ミーティングやメールなどで認識に相違がないようにコミュニケーションを取るように心がけてみてください。

ももさん
キャラクターデザインは、特にクリエイティブな要素が強いもの。
人によって好みが異なるので、もっと綿密に打ち合わせしておけばよかったですね…。

3:仕事道具にお金をかけなかった

3つ目は、仕事道具にお金をかけなかったことです。

Webデザインをするときには、ツールや素材サイトを使います。無料でも利用できますが、機能が限られていることがほとんど。有料にすることで、作成できるデザインの幅が広がります。

また、作業環境も効率アップにつながる大事な投資。ももさんはモニターを導入して2画面で作業するようになってから、デザインの効率が上がったと感じたそうです。

ある研究では、2枚のモニターを使って仕事をする「デュアルモニター」にすると、シングルモニターのときと比べて作業時間が平均で41.4秒減少するという結果も出ています。(参考:大画面ディスプレイ・他画面ディスプレイの導入による業務効率化の測定

始めのうちは、仕事道具にお金をかけることに対する抵抗があるかもしれません。しかし、デザインの幅を広げたり、作業効率を上げたりするためにできる範囲で投資することをおすすめします。

4:もっとフィードバックをもらえば良かった

4つ目は、もっとフィードバックをもらえば良かったことです。

駆け出しの頃は、先輩デザイナーやディレクターにデザインをチェックしてもらう機会があります。

そこでフィードバックをもらうことは自分だけではわからないデザインの良さや改善点を把握するために有効で、スキルアップにつながる大きなチャンスです。

ただ、ももさんは自分が傷ついてしまうのではないかと思ってしまい、なかなか自分からお願いすることが少なかったとのこと。

でも、そこであえて勇気をもってフィードバックをお願いできる人は、自分の改善点がわかるのでどんどんスキルアップできます。

「厳しく言ってください」「バンバン鍛えてください」という姿勢で、前向きにフィードバックをもらいましょう。

ももさん
長くデザイナーをやっていくにつれて、フィードバックしてくれる人はだんだん減っていきます。
自分で内省して、気づいていかなければならなくなるのです。
そのため、今フィードバックをもらえる環境にいるのであれば、素直に受け止めてスキルアップにつなげてください!

5:もっと早くデザイナーになっていれば良かった

5つ目は、もっと早くデザイナーになっていれば良かったことです。

ももさんは、30代で育児をしながら未経験でWebデザイナーになりましたが、こんなに自分に合う楽しい仕事ならもっと若い頃からやりたかったと感じるのだそう。

Webデザイナーの仕事は、いつから始めても遅いことはありません。もし少しでも気になっているのであれば、どんどん行動に移してチャレンジしてみてください!

まとめ:デザイナーになりたいなら積極的に行動しよう!

この記事では、フリーランスWebデザイナーのももさんが感じた後悔していることを5つご紹介しました。

特にももさんが後悔しているのは、「もっと早くデザイナーになっていれば良かった」ということ。

仕事の進め方やコミュニケーション力は前職での経験も活きているから無駄ではないと感じているものの、自分に合っている仕事だからこそ早く出会いたかったと思うようです。

もし今あなたがWebデザイナーに興味があるのであれば「YouTubeでWebデザインに関する動画を見る」「スクールの資料請求する」など、とにかく行動に移してみてください。

やってみて合わないと思ったときは方向転換もできるので、まずはアクションを起こすところから始めてみましょう!

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