Webデザイナーに資格はいらない!?資格を取る必要性と人気の資格5つを解説

Webデザイナーに資格はいらない!?資格を取る必要性と人気の資格5つを解説
Webデザイナーに興味があるけど、何から学べばいいのかわからない…
デザイン関連の資格を取る方がいいのか聞きたい
早く一人前のデザイナーになるコツを知りたい

Webデザインの学習を始めたい人も、既に勉強している人も、必要なのが学習。その学習の進め方について、悩んではいませんか。

そこで本記事では、Webデザイナーを目指す人向けに資格の必要性とデザインの人気資格について解説します。

Webデザイナーに資格はいらない?

Webデザイナーとして働くには、何か資格がいるのかと考えている人も多いのではないでしょうか。

結論、デザイナーに資格は必須ではない

デザイナーは、資格がなくても問題なく働けます。

なぜなら士業や整備士、美容師などのような資格取得が法律で定められている職業とは異なるからです。

デザイナーは資格があるからといって評価されるのではなく、実力が先行します。

実力の目安としてデザイン業界では、実績とポートフォリオが重視されています。

ポートフォリオとは?
自分で作成した作品や実績をまとめた作品集のこと。どんなスキルがあるのかをクライアントに分かりやすく伝えられるため、新規案件の受注時の営業資料や転職活動で活用される。

例えば、以下のような場合はBさんの方が高く評価されます。

  • A:デザイン関連の資格3つ取得。作品なし。
  • B:デザイン関連の資格なし。ポートフォリオに作品掲載。

資格はなくても作品があることで、デザイナーのスキルや経験を説得力を持って相手(発注者)に伝えられます。

「何をどのように作るのか」がわかりやすく、発注者にとって仕事を任せられるかどうかの貴重な判断材料になります。

どんなに難しい資格を持った人でも、ポートフォリオがなければ「どんなデザインができるのか」がわからず、判断できません。

「何を知っているのか」よりも「どんなデザインを作れるのか」が大切です。

また、デイトラのWebデザインアドバンスコースの講師もしているデザイナーのyucoさんやLP専門Webデザイナーの片岡さんはX(旧Twitter)にて以下のような発言をしています。

現場で活躍しているプロデザイナーも、資格は必須ではないと発言しています。

以上のように、デザイナーの実力を判断するには、資格よりも実績やポートフォリオに作品を示す方が効果的といえます。

資格を取るメリット

ここまで「デザイナーには資格は必須ではない」とお伝えしてきました。

とはいえ、資格取得に意味がないわけではありません。

資格を取るメリットは大きく分けると、以下の2つです。

  1. 資格試験の勉強の中で知識が身につく
  2. 勉強熱心な印象になる

資格試験の勉強の中で知識が身につく

まず、資格試験の勉強をすると専門知識が身につきます。

知見や専門分野を深く学べ、知識を元に新たな考え方や視点も手に入ります。

例えば、Web業界唯一の国家資格であるウェブデザイン技能検定を学ぶことで、Web関連の知識の網羅が可能になります

インターネットの仕組みからHTML、CSSのほかにもユニバーサルデザインの知識、さらに実技試験もあります。

知識も実技もしっかり身につけられ、自信を持って実践に臨めるでしょう。

勉強熱心な印象になる

二つ目のメリットは、採用面接やクライアントに勉強熱心な印象を与えられることです。

忙しい毎日の中で学習時間を割き、目標に向かって努力を積み重ねられる人は、向上心があると評価されます。

総務省が令和4年8月に発表した「令和3年社会生活基本調査 」では、有業者の研修などの時間以外の学習・自己啓発・訓練は一週間の平均がたったの7分との調査結果もあります。

学習者の平均時間は123分と高い反面、学習自体していない人が約96%もいます。

つまり、現状に満足せずにコツコツと積み重ねられるだけで頭ひとつ抜けた存在です。

難関資格であればなおさら、高評価を得られるでしょう。

Webデザイナーになると決めているなら、デザイン関連の資格取得は無駄ではありません。

専門知識を武器にクライアントに幅広い提案ができたり、向上心があると好印象を与えられるでしょう。

最初にしっかりと知識を定着させておきたい人は、次の章で紹介する「Webデザイナー関係の人気資格5選紹介」を参考にしてください。

一方で「デザイナーとして最短距離で仕事を受注したい」なら、資格の勉強をするよりもポートフォリオを充実させて就職や営業活動する方が早く案件獲得につながります。

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Webデザインの基礎から応用はもちろん、案件獲得方法についてもカリキュラムでしっかりと用意されています。

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Webデザイナー関係の人気資格5選紹介

Webデザイナー関係で人気がある資格は、以下の5つです。

  1. ウェブデザイン技能検定
  2. Webクリエイター能力認定試験
  3. Webデザイナー検定
  4. HTML5プロフェッショナル認定資格
  5. アドビ認定プロフェッショナル

それぞれ順番に紹介します。

1.ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、デザイン関連唯一の国家資格です。

3〜1級までのレベル別の試験があり、学科試験と実技試験があります。

デザインの知識はもちろん、コーディングやインターネットの基礎知識など幅広く学べます。

試験する年に25歳未満で、受験申請日にデザイン職に在職の人は2級か3級の実技試験の受験料が減免されるアドバンテージがあります。

フリーランスや学生などの雇用被保険者以外の人は対象外のため、注意が必要です。

2.Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、Web制作に必要なWebデザインとコーディングの実務を想定した問題が出題されます。

試験は、スタンダードとエキスパートの2種類があります。

スタンダードは基礎知識、、エキスパートでは出題範囲が増えるほか、画像編集のスキル問題も追加されます。

実技メインの試験であるWebクリエイター能力認定試験は、未経験者が知識をつけるために取得を目指す傾向にある試験です。

3.Webデザイナー検定

Webデザイナー検定は、Web制作のコンセプトから運用までに必要な知識を問われる資格試験です。

Webの準備段階であるコンセプトからも出題されるため、顧客ニーズに適したホームページ作成ができるかが問われます。

デザインセンスの検定というよりも、正しく発信ができているのかに焦点が当てられた検定といえるでしょう。

検定には、基礎問題のベーシックと専門知識が出題されるエキスパートの2種類あります。

エキスパートでは知識を応用する分野も問われるため、未経験者はベーシックから受験するのが無難です。

4.HTML5プロフェッショナル認定資格

HTML5プロフェッショナル認定資格は、HTML5やCSS3、JavaScriptなどのマークアップ言語についての知識やスキルの資格試験です。

試験は2種類あり、HTML5やCSS3などの静的サイトの制作スキルを測るレベル1とエンジニア向けのレベル2があります。

エンジニアレベルであるレベル2は、未経験者が取得するには、難易度がぐっと高まります。

また、試験は試験会場で実施されることはもちろん、自宅や職場からオンライン受験も可能です。

5.アドビ認定プロフェッショナル

アドビ認定プロフェッショナルは、Adobeが公認している国際認定資格です。

取得することで、Adobe Creative Cloudを活用するスキルを証明できます。

Adobe製品には、PhotoshopやIllustratorなどのWebデザイナーがよく使用しているツールも含まれています。

デザイン現場でもAdobe製品はメジャーなため、取得するとAdobe製品への理解を相手に示せるでしょう。

まとめ

Webデザイナーには、必須資格はありません。

資格よりも、実績とポートフォリオが重要です。

クライアントに自分のスキルをダイレクトに伝えられるため、心強い味方になってくれるはずです。

とはいえ、資格を取得すると専門知識が身につくほか、面接時やクライアントに勉強熱心な印象を与えられるメリットがあります。

しっかり知識を入れてから進みたい人には資格取得、一日も早くWebデザイナーとして活躍したい人は実績やポートフォリオの充実を優先させるのがおすすめです。

ポートフォリオを充実させてWebデザイナーとして活躍したい方へ

Webデザイナーは、資格よりも「どんなことができるのか」アピールできる実績とポートフォリオを充実させる方が大切です。

実績やポートフォリオを武器に営業したり、面接に挑む方が資格取得者で実績なしの人よりも評価される傾向にあります。

クライアントにとっては、資格を取得していることよりも「どんなデザインを作成するのか」「どの程度のスキルがあるのか」などの方が重要だからです。

実績や作品をポートフォリオにまとめておく方が、クライアントや就職の面接官にとってもスキルを判断しやすく、資格取得者で実績なしの人よりも成功率は高いでしょう。

デイトラのWebデザインコースでは、カリキュラムを進めるだけで、ポートフォリオに掲載できる作品の作成が可能です。

学びながら就職活動や営業の準備をしたい人は、チェックしてみてください。

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Webデザインコースとは

デイトラのWebデザインコースは、業界最安値級で現場で活かせるスキルが学べるオンラインスクールです。

講座は買い切りで、受講終了後も閲覧できます。

教材は随時アップデートされるため、受講後も最新の情報を得られます。

そのほかにも、以下のような特徴があります。

  • 手を動かしながら学ぶから未経験者も理解しやすい
  • カリキュラムに沿って進めるだけでポートフォリオができる
  • 現役デザイナーに分からないことを質問できる
  • プロから丁寧な課題の添削が受けられる
  • ウィークリーデザインやデザインコンペなどのイベントが盛りだくさん
  • 同じ目標に向かって頑張る仲間ができる

Webデザインコースの受講生は、未経験ながらもデイトラで基礎から学び、デザイナーとして活躍している人が多くいます。

受講生の生の声を紹介します。

また、3歳の子どもを育てながら副業でWebデザイナーとして活躍しているmizueさん(@Mizue_WebDesign)は、子育てや仕事で忙しい中、デイトラの学習コンテンツの細切れになっていることを活かして学習を終えています。

料理をしているときに耳学し、子どもが就寝したあとにPCで学習を進めるスタイルで学習を積み重ねていました。

コツコツとスキマ時間を活用した結果、クラウドソーシングのバナーコンペでは、初案件を受注しています。

mizueさんのインタビュー記事はこちら。

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