SNS運用代行の副業の始め方|未経験から最初の1件を取る5ステップと相場

Instagram運用スクール厳選10選|実践で稼げるスクールの選び方

「インスタが好きだから、SNS運用代行を副業にしてみたい」
「でも未経験で、何から始めればいいのか、いくらもらえるのか分からない」

この記事では、SNS運用代行(インスタ運用代行)の副業について、仕事内容・必要なスキルとツール・単価の相場・未経験からの始め方・注意点を順に説明します。最初の案件をどう取ったかは、デイトラ受講生のインタビューから具体例を紹介します。

本記事は、オンラインスクール「デイトラ」を運営する株式会社デイトラのオウンドメディア「デイトラ情報局」の記事です。単価の相場は、出典を示せる数字だけを載せています。

情報の確認日:2026年9月30日

この記事の結論

・SNS運用代行の副業は、企業や店舗のアカウントについて、投稿の企画・作成から数字の分析、改善提案までを請け負う仕事です。未経験の人は、投稿作成など一部の作業から任されることが多いです
・単価の目安は、副業人材向けの案件で時給1,500〜3,000円程度、月額固定なら月5万〜20万円程度です(HiPro Directの掲載案件、2026年5月時点)。担当範囲によって大きく変わります
・始め方は「基礎を学ぶ → 自分のアカウントで練習する → ポートフォリオを作る → 身近なつながりから最初の1件を取る → 契約して運用・報告する」の5ステップです
・デイトラの受講生には、Web制作で取引のあった制作会社から、Instagramの投稿作成を任された人もいます

SNS運用代行(インスタ運用代行)の副業とは

SNS運用代行は、企業や店舗に代わってSNSアカウントを運用する仕事です。副業では、平日の夜や休日に作業できる範囲の業務を業務委託で請け負う形が中心になります。

「運用」というと投稿を作るだけの仕事に見えますが、実際は次のような業務があります。クライアントが求めるのは投稿そのものより、来店・問い合わせ・購入などの成果につながる運用です。

業務 内容 副業で最初に任されやすいか
企画 ターゲットや競合アカウントを調べ、投稿のテーマや方向性を決める 経験を積んでから
撮影・素材づくり 商品や店内の写真・動画を撮る。クライアントから素材を受け取ることもある 場合による(近くの店舗なら任されやすい)
投稿作成 フィード画像、リール動画、ストーリーズ、キャプション、ハッシュタグを作る 任されやすい
分析 インサイト(Instagramの分析機能)で、保存数・リーチ・プロフィールへのアクセスなどを確認する 投稿作成とセットで任されることがある
改善提案・報告 数字をもとに次月の方針を提案し、月次レポートで報告する 経験を積んでから

未経験から始める場合は、投稿作成やリール動画の作成から入り、分析や改善提案まで担当範囲を広げていく流れが現実的です。後で紹介する受講生の例でも、任された仕事は「Instagram投稿作成の代行」や「リール動画の作成」でした。

SNS運用代行の副業の単価相場

SNS運用代行の報酬は、時給型・月額固定型・作業単位の3つが主な形です。インスタ運用代行に限った公的な統計は見当たらないため、ここではSNS運用全般の目安として、出典を示せる数字だけを載せます。

報酬の形 目安 出典
時給型 時給1,500〜3,000円程度 HiPro Directに掲載されているSNS運用関連の案件(2026年5月時点)
月額固定型 月額5万〜20万円程度(複数SNSの横断や戦略立案を含むと高くなる傾向) 同上
フリーランスに依頼する場合の月額 月5万〜10万円程度が基本。コンテンツ制作を含むと月20万円以上もある レバテックフリーランスの記事
1アカウントあたりの作業単位 拡散業務は月3,000〜10,000円、投稿内容の企画・作成を含む業務は月30,000円前後 同上

出典:HiPro「SNS運用代行の副業の始め方は?」、レバテックフリーランス「SNS運用代行の副業は未経験でも稼げる?」(いずれも2026年9月30日確認)

同じ「月額」でも、投稿作成だけか、企画・分析・報告まで含むかで金額は数倍違います。単価は「どこまで担当するか」で決まると考えてください。

相場はあくまで目安で、この金額を受け取れることを約束するものではありません。実績がないうちは、担当範囲を絞った小さな仕事から始まることが多いです。

SNS運用代行に必要なスキルとツール

特別な資格は必要ありません。一方で、「普段インスタを使っている」だけでは仕事になりにくいのも事実です。必要なスキルは次の5つです。

  • 企画力:誰に向けて、何を、どの形式(フィード・リール・ストーリーズ)で届けるかを決める力
  • 撮影・編集:スマートフォンで商品や店内を撮り、画像や短い動画に仕上げる力
  • デザイン:文字の大きさや配色を整え、ひと目で内容が伝わる投稿を作る力
  • 分析:インサイトの数字を見て、何がよくて何が弱かったかを言葉にする力
  • 提案・報告:クライアントの目的を聞き取り、次の打ち手を分かりやすく伝える力

副業で重要になるのは、最後の「提案・報告」です。投稿がうまい人より、数字をもとに説明できる人が継続して任されやすいからです。

ツール 使いみち
スマートフォン 撮影・投稿・動画編集。一眼レフは必須ではありません
Instagram(プロアカウント) インサイトで投稿ごとの数字を確認する。自分のアカウントも練習用にプロアカウントへ切り替えておく
Canva フィード画像やストーリーズのデザイン、テンプレート作成
動画編集アプリ(VLLO、CapCutなど) リール動画のカット・テロップ・BGM付け
パソコンとGoogleスプレッドシートなど 投稿カレンダー、数字の記録、月次レポートや提案資料の作成

Canvaの基本操作はCanvaの使い方ガイドで、投稿デザインの考え方はInstagramのフィード投稿をプロがブラッシュアップした記事で確認できます。

未経験からSNS運用代行の副業を始める5ステップ

未経験からの始め方は、インスタ運用代行でもほかのSNSでも同じで、次の5ステップです。

  1. SNS運用の基礎を勉強する
  2. 自分のアカウントで練習し、数字を記録する
  3. ポートフォリオを作る
  4. 最初の案件を取る
  5. 契約を結び、運用と報告を続ける

ステップ1:SNS運用の基礎を勉強する

最初に、アカウント設計(誰に何を届けるか)、投稿の種類ごとの役割、インサイトの見方を押さえます。書籍やInstagram公式の情報で独学することもできます。企画から営業・報告までを順番に学びたい場合は、講座を使うと遠回りが減ります。

学習時間の目安として、デイトラのInstagram運用代行エキスパートコースは、1日1〜2時間の学習で約70日分のカリキュラムを想定しています(公式サイトより)。

ステップ2:自分のアカウントで練習し、数字を記録する

練習用のアカウントを作り、テーマを1つに絞って投稿を続けます。テーマは、料理・子育て・地元のお店など、自分が続けられるものを選びます。

大事なのは、フォロワー数を競うことではなく「何を変えたら、どの数字がどう動いたか」を記録することです。たとえば「表紙の文字を大きくしたら保存数が増えた」のような記録は、そのまま提案の材料になります。

ステップ3:ポートフォリオを作る

SNS運用代行のポートフォリオは、投稿画像を並べるだけでは不十分です。次の3点をまとめておくと、クライアントが「任せたらどうなるか」をイメージしやすくなります。

  • 投稿サンプル(フィード画像・リール動画)と、それぞれの狙い
  • 自分のアカウントの運用記録(期間、やったこと、数字の変化)
  • 架空または身近な店舗を想定した提案資料と、月次レポートの見本

他人の作品を自分の実績として載せたり、経歴を盛ったりするのは絶対にやめてください(参考:「経歴を偽れ」「他人の作品を実績として使え」は営業テクニックではない)。

ステップ4:最初の案件を取る

最初の1件は、知らない相手に応募するより、すでに信頼関係がある相手のほうが話を聞いてもらいやすくなります。主な取り方は次の4つです。

取り方 具体的な動き 向いている人
今の取引先・知人に伝える 仕事や日常で関わる人に「Instagram運用を学んでいる」と伝える 本業や別の副業で取引先がある人
地域のお店に直接提案する よく行くお店や、Instagramの更新が止まっているお店に、改善案を添えて連絡する 対面で話すのが苦にならない人
コミュニティで手を挙げる スクールや勉強会のコミュニティで、募集に応募したり、できることを発信したりする 学習仲間とのつながりがある人
クラウドソーシング・副業サイト 投稿作成など小さな案件に応募し、評価と実績を積む 身近に相手がいない人

デイトラの受講生では、Web制作で取引のあった制作会社から投稿作成を任された人や、コミュニティ経由でリール動画の作成を請け負った人がいます(次の章で紹介します)。Webデザインを学んだ受講生には、Instagramだけを運用していてホームページのないお店に、InstagramのDMで営業した人もいます(さおりさんのインタビュー)。

ステップ5:契約を結び、運用と報告を続ける

受注が決まったら、作業を始める前に条件を書面で確認します。最低限、次の項目を決めておきます。

  • 業務の範囲(企画・撮影・投稿作成・コメント対応・分析・報告のどこまでか)
  • 投稿本数、修正回数、納期、連絡手段
  • 報酬額、支払日、契約期間、途中解約の条件
  • アカウントのログイン情報の扱いと、写真・動画の権利の扱い

運用が始まったら、月に1回は数字と次月の提案をまとめて報告します。報告があると、クライアントは続けるかどうかを判断しやすくなり、継続や担当範囲の拡大につながります。

デイトラ受講生がSNS運用代行の仕事を始めた実例

情報局で公開している卒業生インタビューから、Instagram運用の仕事につながった例を紹介します。いずれもインタビュー当時の内容です。

Web制作の取引先から投稿作成を任されたすいさん

すいさんは、税理士法人や事業会社の経理部で働いたあと、育休中にデイトラでWeb制作を学び始め、約2年半かけて卒業しました(インタビュー当時)。制作会社でパート勤務をしながら、個人でも業務委託の仕事を受けています。

Web制作コースに加えてInstagram運用代行のコースも受講し、コーディングで取引のあった制作会社と、Instagram投稿作成の代行でも仕事をするようになりました。

すいさんは今後について「Web制作やInstagram運用代行、それからもともとやっていた税務の方面など、いろいろな分野で幅広く誰かの役に立てる仕事を続けていきたい」と話しています。すでに取引のあった相手から、新しく学んだ分野の仕事も任された例です。

コミュニティ経由でリール動画の作成を請け負ったSHiHOさん

SHiHOさんは、約20年の事務職を経て、デイトラのWebデザインコースとShopifyコースで学び、40代半ばでフリーランスのWebデザイナーになりました(インタビュー当時)。制作会社との業務委託でコーポレートサイトを作るかたわら、コミュニティ経由で話をもらい、Instagramの運用、主にリール動画の作成も手がけています。

Webデザインとあわせてインスタ運用代行を任されたまつかさん

まつかさんは、専業主婦から49歳でWebデザインの学習を始め、受講開始から5か月ほどで初案件を受注しました(インタビュー当時)。Webサイト制作をメインに、家族や友人のWebサイト制作やインスタ運用代行の案件も任されています。

3人に共通するのは、Webサイト制作やデザインなど、別のスキルで関係ができた相手からInstagramの仕事を受けている点です。Instagram運用だけで勝負するより、ほかのWebスキルと組み合わせると、提案できる範囲が広がります。

このほか、Instagram運用スクールの比較記事では、Webサイト制作の商談中にInstagram運用を学んでいると話したことから、運用代行を依頼された受講生の例も紹介しています。

※個人の成果であり、同様の成果を保証するものではありません。

SNS運用代行の副業で気をつけたい注意点

フォロワー数や売上の増加を約束しない

SNSの反応は、商品・季節・Instagramの仕様変更など、運用者が決められない要素に左右されます。「3か月でフォロワー1万人」のような約束はせず、約束するのは作業内容と報告の頻度にとどめます。目標の数字は、クライアントと一緒に決める「目指す値」として扱います。

契約内容を書面に残す

口約束のまま始めると、「修正が何回も続く」「投稿本数が増えたのに報酬が同じ」といったトラブルになりがちです。ステップ5の項目を、契約書やメールで残しておきましょう。契約書に書くべき内容はフリーランスの契約書の記事にまとめています。

規約とステマ規制を守る

フォロワーの購入や、自動ツールで大量にフォロー・いいねをする方法は、Instagramの規約に反するおそれがあり、アカウントが制限される原因にもなります。クライアントに求められても提案しないようにしましょう。

また、2023年10月1日から、広告であることを隠した宣伝(ステルスマーケティング)は景品表示法違反になりました(消費者庁)。インフルエンサーに投稿を依頼する施策などでは、広告であることが分かる表示が必要です。

本業の副業規定と確定申告を確認する

会社員の場合は、まず勤務先の就業規則で副業が認められているかを確認します。また、給与を1か所から受けていて年末調整を受ける人は、給与以外の所得(収入から経費を引いた額)の合計が年20万円を超えると、原則として確定申告が必要です(国税庁 No.1900)。

SNS運用代行の副業に向いている人

  • 地道な作業を続けられる人:投稿は1回では結果が出ません。毎週の作成と記録を続けられることが大切です
  • 数字を見て考えるのが苦にならない人:保存数やリーチの変化から、次の打ち手を考えられる人
  • 人の話を聞くのが好きな人:お店や会社の強みは、ヒアリングで引き出すものです
  • ほかの仕事や経験を持っている人:Web制作・デザイン・接客・業界知識など、別の経験があると提案の幅が広がります

反対に、「自分の好きな世界観の投稿だけを作りたい」人には向きません。クライアントのお客さんに届く投稿を作るのが仕事だからです。

SNS運用代行の副業についてよくある質問

SNS運用代行は未経験でも副業にできますか?

できます。資格は必要ありません。ただし、未経験のまま応募するより、自分のアカウントでの運用記録とポートフォリオを用意したほうが、最初の1件は決まりやすくなります。最初は投稿作成など、担当範囲を絞った仕事から始まることが多いです。

インスタ運用代行の相場はいくらですか?

SNS運用全般の目安として、副業人材向けの案件で時給1,500〜3,000円程度、月額固定なら月5万〜20万円程度です(HiPro Directの掲載案件、2026年5月時点)。投稿作成だけか、企画・分析・報告まで含むかで大きく変わります。

スマホだけでもSNS運用代行はできますか?

撮影・投稿・動画編集はスマートフォンでもできます。ただ、月次レポートや提案資料の作成、クライアントとのやり取りを考えると、パソコンもあったほうが作業を進めやすくなります。

SNS運用の勉強はどれくらいの時間が必要ですか?

学ぶ範囲によって変わります。目安の一つとして、デイトラのInstagram運用代行エキスパートコースは、1日1〜2時間の学習で約70日分のカリキュラムを想定しています(公式サイトより)。

SNS運用代行の副業は怪しいと言われるのはなぜですか?

SNS上には「スマホだけで短期間に高収入」といった勧誘が見られるためです。仕事そのものは、企業や店舗のアカウント運用を請け負う実在の業務です。高額な講座や、成果を約束する勧誘には注意し、学習内容とサポートの範囲を確認してから選びましょう。スクールの選び方はInstagram運用スクールの比較記事で整理しています。

まとめ

SNS運用代行(インスタ運用代行)の副業は、投稿作成から始めて、分析や改善提案まで担当範囲を広げていく仕事です。単価は担当範囲で決まり、目安は時給1,500〜3,000円程度、月額固定なら月5万〜20万円程度です(HiPro Directの掲載案件、2026年5月時点)。

  • 基礎を学び、自分のアカウントで「何を変えたら数字がどう動いたか」を記録する
  • 投稿サンプル・運用記録・提案資料の見本をポートフォリオにまとめる
  • 最初の1件は、今の取引先・知人・地域のお店・コミュニティなど、身近なつながりから探す
  • 成果の数字は約束せず、作業範囲と報告の頻度を契約で決める

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