「AIが出てきてから、同じやり方を続けているのに仕事がだんだん減っている気がする」。
そう感じている方は少なくないはずです。
そんな時代の変化に合わせて、オンラインスクールのデイトラが大幅にリニューアルしました。これまで1講座ずつ買い切りで受講する形式だったものを、40以上の講座を買い切りで学べる「学び放題」へとアップデートしています。
この記事では、デイトラ代表の大滝昇平が動画で語った「なぜ今このタイミングで形を変えるのか」「学び放題では何が学べるのか」「コミュニティはどう変わるのか」を、動画の流れに沿ってそのまま整理しました。
今回のリニューアルの中身を正確に把握したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
・AI時代に求められる人材像が「単体スキルの作業者」から「ジェネラリスト」へ変わっている理由
・デイトラが「学び放題」へ移行した背景と、40以上の講座で学べるスキルの中身
・有料だったデイトラコミュニティが学び放題に標準搭載されたこと
・先行リリースから現在までの状況と、新しいデイトラが目指す方向性
AI時代、単体スキルの「作業者」では稼ぎづらくなっている

動画は「AI時代になって自分の生活が大きく変わった、収入が大きく変わったと実感されている方はいますか」という問いかけから始まります。
そして、今まで通りのやり方でいても、仕事は楽になるどころかむしろだんだん減って苦しくなっていくという現状認識が示されます。AI時代は、求められるスキルの質も幅も大きく変わってきているという指摘です。
一昔前までなら、「バナーが作れます」「Instagramの投稿が作れます」といった単体スキルでも稼ぎやすい時代がありました。
しかし現在は、そうした作業代行的な仕事はどんどんAIに取って代わられている状況です。
動画内では、「何か1つのスキルを学べばいい」「作業者でいれば稼げる」という時代は完全に終わったと明言されています。
バナー制作、SNS投稿制作、コーディングなど、1つの作業領域だけで完結するスキルのことです。動画では、こうした作業代行型の仕事がAIに置き換わりつつあるため、単体スキルだけで戦うのが難しくなっている、という文脈で使われています。
AI時代に求められる人材は「幅広い専門知識を持つジェネラリスト」
では、これからの時代に求められるのはどんな人材なのか。動画で示された答えは「幅広い領域の専門知識を持ったWeb人材」です。
サイバーエージェントの「AIXデザイン室」という事例
その根拠として動画で紹介されているのが、サイバーエージェントが出した「AI時代の新たなデザイナー像を定義 新組織『AIXデザイン室』を設立」というリリースです。
内容は、全社のデザイナーを「AIXデザイナー」にアップデートするというもの。
もともと「プロダクトの見た目を作る」仕事だったデザイナー職が、今後は次の範囲までを担うようになります。

- 事業の企画立案
- プロダクトの要件定義・設計
- デザイン
- AIを使いながら実装
- その後のリリース
- PDCAの改善
つまり、プロダクトの見た目を作る技術職だったデザイナーという仕事から、事業の設計からリリースまでをこなしながら実装まで担当する「実務型総合職」へのアップデートということです。
動画では、これを「まさにAI時代を象徴するようなロールの変わり方」と表現しています。
AIXデザイナーに求められる4つのこと
こうした役割を担うには、デザインスキルだけでは足りません。動画では、AIXデザイナーに求められることとして次の4つが挙げられています。

- 企画力
- マーケティング(リサーチ力)
- コーディング(プログラミング)の基礎知識
- AI活用スキル
デザインだけでなく、幅広い専門スキルを備えたうえで、それらの総合力で勝負するのがこれからのAI時代に求められる力である、というのが動画の主張です。
だからこそ、1つのスキルで戦うのではなく、幅広い専門知識を備えたジェネラリストになっていくことが求められるとまとめられています。
特定の領域だけを深く掘るスペシャリストに対して、複数の領域を横断して扱える人材のことです。動画では「幅広い専門知識を備えたジェネラリスト」という言い方をしており、浅く広くではなく、専門知識を複数持ったうえでの総合力を指しています。
デイトラが「学び放題」に生まれ変わります
ここからが本題です。AI時代の変化に合わせて、デイトラも大幅にリニューアルしました。
創業から5年で累計受講生数3万5,000人を突破

動画では、デイトラのこれまでの実績が次のように語られています。
- 創業から5年で累計受講生数3万5,000人を突破
- 様々な領域で活躍する副業プレイヤーやフリーランスを輩出
- 誰もが知るような一流企業へ転職した卒業生や、すでに法人化してデイトラより大きな会社になっている卒業生もいる
これまでは、こうしたWebスキル特化型スクールとして運営してきました。
しかし前章で述べた通り、これからのAI時代に求められるのはジェネラリスト、つまり総合力です。
そこで、今までは1講座ずつ買い切りで受講してもらっていた形式を大きく変えて、40以上の様々な講座が買い切りで学べる「学び放題」という形にアップデートすることにした、というのが今回の発表です。
動画内でも、この切り出しの直後に「そう思った方は、あと5分だけください」と断りが入っています。以降は、なぜこのタイミングで形を変えるのかという背景の説明が続く構成になっています。
40以上の講座が買い切りで学べる「学び放題」の中身
学び放題で学べるスキルの例

動画内で例として挙げられているのは次の7つです。
- コーディング
- デザイン
- マーケティング
- EC活用
- LINE構築
- SNS運用
- バイブコーディング
こうした幅広いWebスキルが学べるうえに、最新のAI活用術までコンテンツとして追加されています。
10名以下の社員で3万5,000人を支えてきたノウハウを教材に

デイトラ自身は、正社員数10名以下で累計受講生3万5,000人以上のスクールを支えてきたエドテック企業です。
カリキュラムの開発だけでなく、プラットフォームの開発やその他のマーケティング業務も、すべて10名以下の社員で回してきました。
そのため、AIを活用した省人化のスキルやDXのノウハウは、そのあたりのコンサル企業よりもかなり持っているのではないか、というのが動画内での自己評価です。
今回の学び放題へのアップデートにあたっては、Webスキルだけでなく、デイトラがこれまで社外秘にしてきたAI活用や、日頃どんな風にAIを活用しているかという事例も込みで、実践的なAI活用術が学べるカリキュラムを作ったと語られています。
なお、しばらくYouTubeの更新が止まっていたのも、すべてのリソースをこのリリースの準備に注いでいたためだと明かされています。
評価されてきた形を変えるのは怖い。それでも変えた理由
デイトラはこれまで、「誰もが手の届く価格で本物のスキルが身につく環境を」をモットーに、Webスキル特化型オンラインスクールとして運営してきました。
カリキュラムの質の高さやサポート体制の充実を評価されて、累計3万5,000人以上に受講してもらうこともできています。
そのため、今まで評価されてきた形を大きく変えるのは非常に勇気がいることだったと動画では語られています。
それでも変えた理由として、動画では現在のスクール業界の状況が2つ挙げられています。
- AIブームに乗って「AIさえ学んでおけば誰でも簡単に稼げる」「このプロンプト、このスキルさえあれば誰でも簡単に稼げる」といった甘い言葉で訴求するAI副業スクールがたくさん増えている
- 一方で、お客様との初回ミーティングにAIである程度動くデモを作って提案しに行くようなWebクリエイターが増えている中で、従来通りすべてマニュアル手作業で作るやり方しか教えず「これからもこの方法で稼げます、まだまだ大丈夫です」と謳っているスクールも存在する
この1年ほどのWeb業界とAIの進化を見てきて、Webスキルの土台とAI活用の両方をセットで学べる環境を提供する必要があると考え、今回の学び放題への移行を決めた、というのが動画で語られた経緯です。
サブスクではなく「買い切り」であること
デイトラはこれまで、プログラミングコース・デザインコース・マーケティングコースのように1コースずつ受けてもらう形式でした。それらを全部学び放題にするのは非常に大きな変化です。
動画では、他社との違いが次のように説明されています。
いろんなスキルが学べて月額3万円ほどのスクールはすでに存在すると思うが、それらが全部コミコミで学べて、買い切りでサブスク料金もかからないという形はないと思う、という比較です。
動画内では、学び放題そのものの価格は語られていません。「月額3万円」という数字は、あくまで他社スクールの水準として挙げられたもので、デイトラの価格ではありません。最新の価格や申込条件は、必ずデイトラ公式サイトでご確認ください。
これだけ大きな変化をするのは正直怖い、と率直な心境も語られています。
それでも、AI時代に求められるスキルを考えると、スキルを掛け合わせで学びたいと思ったときにいつでも学べる環境のほうが受講生にとってメリットが大きいと判断した、というのが移行の理由です。
「デザインだけでなくマーケティングやプログラミングの知識も身につけたい」と思ったときに、1コースずつ単体で買ってもらうよりも、すべてがまるっと入って学び放題になった形のほうが、結局受講生にとって一番メリットがある——そう考えてのアップデートだと説明されています。
一度支払えば、その後に月額の利用料が発生しない購入形式のことです。動画では「買い切りでサブスク料金もかからない」と繰り返し説明されており、今回の学び放題が月額課金型のサブスクリプションではないことが強調されています。
コミュニティ機能を標準搭載|月額2,980円だった環境が無料に
今回のリリースのもう1つの大きな特徴が、コミュニティ機能が標準でついたという点です。
これまでの「デイトラコミュニティ」

これまでデイトラでは、受講生限定の「デイトラコミュニティ」を運営してきました。
月額2,980円で、次のことができる場です。
- オンライン自習室が使える
- コミュニティ限定の勉強会やウェビナーに参加できる
- コミュニティ生限定のオフ会に参加できる
このコミュニティを通して「案件を受注できました」「初案件を獲得できました」という方もたくさんいる、と動画では語られています。
AI時代だからこそ「人と人との繋がり」が効く
AI時代だからこそ、営業メールは1日に何百通も簡単に送れますし、広告運用を自動化していくらでもバナーを回すこともできます。
ただ、そんな中でも結局最後に何を基準に選ぶかというと、人と人との繋がりや信頼感である、というのが動画の主張です。
AIでデジタルの営業メールを送りまくることはできても、人付き合いはできません。顔を合わせてコミュニケーションを取ることは人間にしかできない、と述べられています。
だからこそ、学習期間から人とのコミュニケーションを取り、同じ目標に向かって頑張る仲間と繋がれて、先輩からここだけの実態を聞ける。そうしたオフラインの繋がりをより強化していきたいという思いから、有料だったコミュニティを学び放題プランには無料でつけたとのことです。
その結果、今後は「コミュニティから退会」という概念がなくなります。
デイトラコミュニティを特定のオプションではなく、学び放題の受講生全員にプレゼントする形になったためです。
8月半ばの先行リリースから1,200名超が移行

この学び放題は8月半ばに先行リリースされており、動画時点の状況が次のように共有されています。
- すでに学び放題に移行した方・コミュニティに参加した方が1,200名を超えた
- 9月1日〜9月4日までの4日間で、全国各地6カ所にて受講生主導のオフ会企画が立ち上がった
デイトラのこれまでの良さの1つは、全国各地に受講生がいることだと語られています。性別も年代も違う様々な受講生が、デイトラという1つのコミュニティに集まっていろんな情報交換や繋がりができる、というメリットです。
これから新規に受講する方もこのコミュニティに入ってくるため、こうした横の繋がりが生まれる環境はますます強化されていくはずだとまとめられています。
オンライン上に集まって、それぞれが自分の学習を進める場のことです。学習の習慣化や、同じ目標を持つ人の存在によるモチベーション維持を目的としたコミュニティ機能の1つとして、動画内で紹介されています。
新しいデイトラが目指す未来

動画の締めくくりでは、新しいデイトラが目指すものが語られます。
AI時代になって求められるスキルの質や幅は大きく変化しました。これからデイトラも、その時代の変化に合わせて学び方は変えていきます。
ただ、変えないのは「誰もが手の届く価格で本物のスキルが身につく環境を提供する」という理念の部分です。
その背景として、代表自身が完全未経験からエンジニアに転職しており、「僕を育ててくれた環境があったからこそ今がある」という原体験が語られています。
だからこそ、新しいスキルを身につけたい、時代に合わせて自分自身をアップデートしたい——そうした学びたい意欲がある方が、気持ちさえあれば誰でも一歩踏み出しやすい環境を、これからも提供し続けたいと述べられています。
今回の学び放題へのアップデートについても「正直、受け入れてもらえるか怖い部分もたくさんある」としたうえで、次の2点が受講生にとって一番誠実な形ではないかと考えてこの形にした、と結ばれています。
- ジェネラリストが求められている時代だからこそ、幅広いスキルが1つの講座の中で学べる形
- AI時代だからこそ人との繋がりが求められているため、学び放題の中に人との繋がりが作れるコミュニティ環境まで入っている形
デイトラとしては今後も、Web業界にキャリアチェンジしたい方、自分自身をAI時代に合わせてアップデートしたい方、リモートワークの夢を叶えたい方の手伝いをしていきたいとのことです。
YouTubeでも引き続きWebスキルのノウハウやAI活用術を発信していくと明言されており、次回以降は通常通りの動画に戻ることも案内されています。
デイトラの学び放題に関するよくある質問
Q. デイトラの学び放題は何講座が学べますか?
動画では「40以上の様々な講座が買い切りで学べる」と説明されています。例として、コーディング・デザイン・マーケティング・EC活用・LINE構築・SNS運用・バイブコーディングの7つが挙げられ、さらに最新のAI活用術がコンテンツとして追加されています。
Q. 学び放題はサブスク(月額課金)ですか?
いいえ。動画では「買い切りでサブスク料金もかからない」と繰り返し説明されています。月額3万円といった水準は、動画内では他社スクールの例として挙げられているものです。
Q. 学び放題の価格はいくらですか?
動画内では価格には触れられていません。最新の価格や申込条件については、デイトラの公式サイトでご確認ください。
Q. 有料だったデイトラコミュニティはどうなりますか?
これまで月額2,980円だったデイトラコミュニティが、学び放題プランには無料で付きます。動画では「今後はコミュニティから退会という概念がなくなる」と説明されています。
Q. 学び放題はいつから始まっていますか?
動画では「8月半ばに先行リリースした」と語られています。動画の時点で、学び放題に移行した方とコミュニティに参加した方はすでに1,200名を超えているとのことです。
Q. なぜデイトラはYouTubeの更新が止まっていたのですか?
すべてのリソースを今回のリリース準備に注いでいたためだと説明されています。今回の発表を経て、次回以降は通常通りの動画が投稿される予定です。
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大滝昇平(@showheyohtaki)
デイトラの運営に関わりながら、煮干しラーメンのブランド「にぼし香」も経営しています。創業から5年で約10億円規模の事業を上場企業へM&Aし、少人数で高利益を出す事業づくりを得意としています。自身のWeb・AI活用のノウハウを、中小企業の経営者向けに発信しています。