エンジニア転職を経て1年3ヶ月でフリーランスに!?スキル習得までの学習の過程と、独立するために必要なことを全て聞いてきた!

こしば
手に職付けたくてエンジニアになりたいけど「未経験だとエンジニア就職は無理」って言われるよ…。
頑張って学習しても、やっぱり難しいのかな…。どうやったらなれるんだろう…。

近年、会社勤めだけの収入では将来に不安を抱き、専門的なスキルを身に付けたいと考える人が増えていますが、中でもプログラミングは人気が高く、エンジニア就職する人や独立を目指す人もいます。

一方で、プログラミング学習が難しいと感じたり周囲から否定的な意見を言われて不安になったりするケースもあるでしょう。

しかし正しい学習方法と努力を継続できれば、未経験からエンジニアになることも不可能ではありません。

そこで今回は、未経験からデイトラWebアプリ開発コースを受講し、1年ほどの現場経験を経てフリーランスエンジニアになったKatsu(@katsucode)さんに独立までの全過程を取材してきました。

本記事の内容
・未経験からプログラミングスキルを習得する方法
・フリーランスエンジニアになる方法
・約1年でフリーランスエンジニアになれたポイント

未経験から短期間でエンジニアになるのは難しいと言われていますが、Katsuさんのように1年ほどでフリーランスとして活躍するまでになった人もいます。

Katsuさんにはエンジニアになるために必要な学習方法を伺っていますので、これからプログラミング学習をどうやって始めればいいか悩んでいる方は、本記事を最後まで読んでぜひ参考にしてみてください。

Katsuさん
【ゲストプロフィール】
Katsu(@katsucode)さん
Web開発系のフリーランスエンジニア。海外で就職した企業を退職後、プログラミングスキルを身に付けてエンジニアとして活動。実務経験1年3ヶ月でフリーランスとして独立を果たし、目標だった月収50万円を達成。
初芝
【インタビュアープロフィール】
初芝賢@hatushiba_ken
当メディア「東京フリーランス」の編集長。それ以外にも、マーケティング戦略の立案から広告運用のディレクション、LPOなどマーケティング業務全般を行っている。

プログラミング習得のきっかけは「手に職付けないと生きられない」と思ったから

初芝
Katsuさん、本日はよろしくお願いします!
今回、未経験からエンジニア転職を経て独立された過程をお聞きしたいです。
まずは、現在何をされているのか簡単に教えてください!
Katsuさん
よろしくお願いします!
現在は都内でWeb開発系のフリーランスエンジニアとして活動しています。
もともと得意な英語を活かそうと思い、タイで現地採用してもらい営業職をしていました。
ただ、手に職を付ける必要があると強く感じて、専門的なスキルを身に付けようと思い退職したんです。
初芝
海外の営業職をされていたんですね!
でも、どうして急に手に職を付けようと思ったんですか?
Katsuさん
契約が全く取れなくて、営業の仕事が全然通用しなかったんです。
英語はもちろん必要ですが、だからといって契約が取れるわけではありませんでした。
現地での英語力とは、あくまでもコミュニケーションツールであり専門スキルではないんだと気付いたんです。
Katsuさん
その経験をして初めて、海外で働くためには自分の強みとなる専門スキルが必須だと思い知って、手に職付けないと生きていけないと強く感じました。
初芝
英語が話せるだけでは海外で仕事を続けるのは難しいんですね…。
そこからプログラミングを習得しようと思ったのはなぜだったのでしょうか?
Katsuさん
プログラミングで使われる言語は万国共通で、海外のどこにいても通用するスキルだからです。
しかもプログラミング言語の多くは英語が使われるので、自分の英語力も活かせるなと思いました。
Katsuさん
また、エンジニアは世界的に需要のある職業ですので、英語圏の海外で永住権を取るのが目標の僕にはピッタリだったんです。
初芝
なるほど!
自分のやりたいことにピッタリの職業としてエンジニアを選んだんですね!

営業が苦手だったことを機にバックエンドエンジニアを目指すように!?

初芝
プログラミング学習はどのように始めたんでしょうか?
Katsuさん
最初は独学でWeb制作から始めました。
学習を進めていくなかで案件も受注しようとクラウドソーシングもしたのですが、営業が苦手でなかなか収入が得られなかったんです。
Katsuさん
そこで、Web制作メインのフロントエンドエンジニアから「バックエンドエンジニア」を目指そうと切り替えました
バックエンドエンジニアとは?
ユーザーの目に見えないサーバーやシステムの開発をメインで行うエンジニア。開発で用いられる代表的なプログラミング言語には、Java・Ruby・PHPなどがある。
初芝
そうだったんですね!
でも、バックエンドエンジニアって営業はしなくてもいいんでしょうか?
Katsuさん
バックエンドエンジニアはアプリやシステムの開発に常駐型として採用してもらえるので、頻繁に営業しなくていいんです。
フリーランスエージェントに依頼すれば営業せずに開発案件を取ってきてくれるので、自分のスキルアップにより多くの時間を当てられると考えていました。
初芝
プログラミングのスキルアップに集中するために営業活動をエージェントにお願いしたんですね!
バックエンドエンジニアの求人はどのような状況だったのでしょうか?
Katsuさん
バックエンドエンジニアはスキルの難易度が高めで人材も足りていない状況です。
だから、ホームページ制作などを行うフロントエンドエンジニアよりも報酬が比較的高単価になりやすいんです。
Katsuさん
プログラミング学習をした経験があったからこそ今の道を見つけられたので、Web制作学習も無駄ではなかったですね。

独学だとバックエンドの学習は難しいと思いデイトラを受講

初芝
バックエンドエンジニアを目指そうと決めてから、どのように学習を始めたのでしょうか?
Katsuさん
デイトラWebアプリ開発コースを受講して学習を進めました。
バックエンドエンジニアに求められるスキルは難易度が高いので、独学だと厳しいと思っていたんです。
Katsuさん
30DAYSトライアルを学習していたし、教材を作成した戸田さんもYouTubeやTwitterで見ていてデイトラへの信頼があったので、Webアプリ開発コースが開講してすぐに受講しました!
初芝
信頼していただいてありがとうございます!
30DAYSトライアルのときから良い教材を作ろうと頑張った甲斐がありました!

「0→1」の大変な時期をメンターと一緒に乗り越えた!

初芝
実際にデイトラを受講してみていかがでしたか?
Katsuさん
初心者が一番大変に感じるであろう「0から1」の部分をわかりやすく学べる点がありがたかったです。
初芝
たしかに初心者の方は最初の環境構築やプログラミング学習を始める直前でつまずく場合もありますからね…。
Katsuさん
僕もプログラミング言語の環境開発が苦手でした。
独学だと難しくて学習に時間をかけてしまっていたと思いますが、デイトラの教材は初心者向けで体系的に学べたので理解しやすかったです。
Katsuさん
あと、分からなくて手が止まりそうなときはメンターに質問できたのも助かりました!
カリキュラムの中で難しく感じる部分はどうしてもあるんですが、手を止めずスムーズに学習を進められたのがよかったです。

↑ 分からないところは現役エンジニアのデイトラメンターに質問し放題!

初芝
デイトラのメンターも有効活用していただけたようでなによりです!

今も実務で役立っている「質問力」も身に付けられたのが良かった

Katsuさん
メンターへの質問の仕方も学べてよかったなと実務を経験して改めて思いました。
初芝
おお!そうなんですね!
質問の仕方を学べてよかった理由をぜひ教えていただきたいです!
Katsuさん
質問の仕方を学べてよかった理由は、上司や先輩に質問する機会が増えたからです。
実際の現場に入ると、学習した内容では補完できないほど分からないことがたくさん出てきます。
そんなときに、聞きたいことや解決したいことを明確に聞けると、今どんな状況で何に困っているのか先輩エンジニアも分かりやすくなるんです。
質問の仕方が良かったおかげで、より良い回答をもらいやすくなりました。
初芝
たしかに、質問の仕方でもらえる回答の良し悪しが決まるときはありますね!
Katsuさん
質問の仕方は実務で大事なスキルだったんだと現場に出て実感しています。
実際のテンプレートに沿って、どうやって質問すればいいか考えるカリキュラムはやっていてよかったです。
今の現場でも、カリキュラムで学んだ質問の仕方を実践していてとても役立っています!

実務経験を積むため、エンジニアに転職

初芝
デイトラでプログラミングを学習したあとは、どうされたのでしょうか?
Katsuさん
フリーランスエンジニアになるために実務経験が必須だと思い、帰国して転職活動を始めました
海外だと未経験からの採用は見込めないと思っていたので。
Katsuさん
ただ、日本でも未経験からいきなり採用してくれる企業はなかなか見つかりませんでした。
そんなとき、たまたまバイト先で同じだった男性が元エンジニアで転職先の企業を紹介してくれたんです。
初芝
ええ…!?
そんなことがあるんですね…!!
Katsuさん
しかも、転職先の会社は受託だけでなく自社開発も行なっていました。
だから、転職していきなりデジタルギフトを管理するシステム開発に携わらせてもらったんです。
初芝
すぐにシステム開発に携われてしっかりと実務経験を積めたのはよかったですね!

デイトラでRubyを学んだことで他の言語もスムーズに習得できた!?

Katsuさん
ただ、システム開発で使われる言語が、経験のないJavaだったんです。
とにかく何冊も参考書を買って読み漁りながら、Javaのコードをひたすら書き続けましたね。
初芝
いきなり経験のない言語に取り組むのは大変でしたね…!
Katsuさん
大変でしたが、Javaの学習を進めていくと根本となるプログラミングの考え方は同じだと気付けたんです。
言語は違っても考え方が一緒だから、デイトラで経験したRubyの考えをJavaに当てはめることで学習をスムーズに進められました
初芝
なるほど!
開発系の言語をひとつでも経験しておけば、たとえ初めての開発系言語でも学習しやすくなるんですね!
Katsuさん
そうなんです!
デイトラでRubyを使ったアプリ開発の経験が、実務でいきなり活かされたので本当に助かりました!

1年3ヶ月で念願のフリーランスエンジニアのキャリアをスタート!

初芝
自社開発企業で実務経験を積んだ後に、フリーランスエンジニアに挑戦したんですよね?
Katsuさん
そうですね。
1年3ヶ月ほど実務経験を経て、目標だったフリーランスエンジニアに挑戦しました。
Katsuさん
挑戦するときにフリーランスエンジニアのなり方を調べると「1年で独立するのはやめておけ」とか書かれてあったので、正直怖かったんです。
でも1年でフリーランスエンジニアになれている人もいたので、とにかく目標のために突っ走ろうと思いフリーランスエージェントに4社登録しました。
初芝
周りからの言葉を振り切り、自分を信じて前に進んでいてかっこいいです!
フリーランスエージェントに登録してみて、結果はどうでしたか?
Katsuさん
エージェント4社中1社から、3件の商談をいただきました。
3件の商談全てで面談を行い、そのうち1社の企業と契約できて念願のフリーランスエンジニアになれたんです!
初芝
おお!!
本当に未経験から1年ほどの実務経験を経てフリーランスエンジニアになれてすごいです!!

ポテンシャル採用でフリーランスエンジニアへ!

初芝
フリーランスエンジニアとして採用された理由はなんだったのでしょうか?
Katsuさん
今後の伸び代やエンジニアとしての姿勢を評価されたポテンシャル採用でした。
そもそも落選した1社からは「スキル不足だ」と言われていたので、即戦力は難しいとは思っていたんです。
初芝
なるほど!
エンジニア職にもポテンシャルで採用される場合があるんですね!
Katsuさん
もしかしたらポテンシャル採用しなければいけないほど、エンジニアが足りていなかったのかもしれません。
Javaを使った開発案件ではありましたが、僕が今まで経験したことないAndroid版アプリの開発だったので。
Katsuさん
ただ、Javaを前職で身に付けていたおかげで採用されましたし、Javaを習得できたのはデイトラでRubyを経験したからです。
デイトラで学習した経験が、今のフリーランスエンジニアとしての活動の基盤を作ったと思っています。
初芝
ありがとうございます…!!
そう言っていただけて嬉しいです!!

フリーランスエンジニアになって目標だった月収50万円を達成!

初芝
フリーランスエンジニアになってみて、これまでと何か変わりましたか?
Katsuさん
まずは目標だった月収50万円を達成できました!
収入額はバックエンドエンジニアの相場ではありますが、自分のやりたい仕事で目標を達成できたのは本当に嬉しいです。
Katsuさん
また、勤務形態としては常駐ですが、実際はほぼフルリモートで業務できています。
苦手な営業もやらなくて済んでいるので、エンジニア業務に集中して取り組める環境です。
初芝
素晴らしいです!
これからもフリーランスエンジニアとして活動を続けていくのでしょうか?
Katsuさん
2年間ほどフリーランスエンジニアを続けてカナダに移住しようと考えています。
海外の永住権を取得したいので、現地のエンジニアとして正社員をしながら生活したいですね。
Katsuさん
ただ、まずは今いただいている案件をしっかりとこなしつつ、学習も継続してスキルアップしていきたいと思います!
初芝
エンジニア職は情報のアップデートが頻繁に行われるので、日々の学習も欠かせませんね!

未経験から約1年でフリーランスエンジニアになれた2つのポイントとは!?

初芝
フリーランスエンジニアを目指す方も多いと思うのですが、1年しっかりと学習すればなれるものなんでしょうか?
Katsuさん
可能性はあると思います。
実際、僕も未経験から1年3ヶ月でフリーランスエンジニアになれましたし、ポテンシャル採用もあるので。
ただ、ポテンシャル採用はあくまで結果なので、狙いに行くのはおすすめしません。
Katsuさん
僕がやってきたことも踏まえると、1年でフリーランスエンジニアになろうとするのであれば、次の2つが必要だと思っています。
  1. 自走力を付けること
  2. コミュニケーション能力を鍛えること
初芝
なるほど!
では、まず自走力について具体的に教えていただけますか?
Katsuさん
自分から積極的に情報収集してスキルアップできるような自走力を、企業側はよく見ていると思っています。
エンジニアは現場や開発ごとに求められるスキルが変わるので、自分から技術を磨いていかないと周りに置いていかれてしまうのかなと。
初芝
なるほど…!
では、自走力を付けるためにはどういったことが必要なのでしょうか?
Katsuさん
常に学習を自主的に行うことが重要かなと思います。
実際僕も面談時に「業務外でAWSを勉強して実装したこと」を話したのですが、すごく好感を持っていただけたので、企業は自分でスキルの幅を広げる姿勢を重要視しているんだなと感じました
Katsuさん
スキルアップやスキルの幅を広げるためにも、休みを返上して学習するくらいの意識がないと、短期間でフリーランスエンジニアとして活躍するのは難しいでしょうし、向いていないかもしれません。
初芝
初学者は特に、学習をとにかく継続してスキルアップを目指すことが大切なんですね!
Katsuさん
また、2つ目のコミュニケーション能力も開発を円滑に進めるために必要です。
開発はチームで行うので、相手にストレスを与えないコミュニケーションができないと円滑に業務を進められません。
デイトラで学んだ質問力もコミュニケーションのひとつですので、今も活かされています!
初芝
たしかに、質問ひとつで相手のことを考えてコミュニケーションできるか分かりますね!
実務でもお役に立てているようで嬉しいです!

さいごに:プログラミング学習のコツは「80%のアウトプット」

初芝
それでは最後に、これからプログラミングを学習する読者の方にアドバイスをいただけますでしょうか?
Katsuさん
プログラミング学習のコツは、とにかくコードを書いてアウトプット量を増やすことです。
勉強の段階だとインプットばかりになりがちですが、実務のことを考えると学習するときからアウトプットするクセを付けておいた方がいいと思います。
初芝
プログラミングの知識やコードの書き方を知っていても、実際にコードを書くときに上手くいかずに焦ってしまうことはよくありますよね…。
Katsuさん
そうなんです。
だから「インプットしたものを全部アウトプットするぞ!」くらいの気持ちで学習する方がいいと思っています。
Katsuさん
具体的には、インプットを20%くらいにして残り80%全てをアウトプットする意識でコードを書き続けるのが、短期間でプログラミングスキルを習得できるコツですね!
逆に、その方法しかないと思います。
初芝
とにかく実践形式でアウトプットし続けることが短期間でのスキル習得で大切なんですね!
Katsuさん、本日はありがとうございました!

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