「今の仕事を続けて、この先大丈夫だろうか」
朝から夜遅くまで働く毎日の中で、そんな不安がふとよぎった経験はありませんか。
この記事は、30代・未経験、しかも元看護師から在宅エンジニアへ転職した女性の「1日」に密着したドキュメントです。
在宅エンジニアとは、自宅からフルリモートでシステム開発などの仕事をする働き方を指します。
フルリモートの1日のスケジュール、実際の仕事内容、そしてどうやって未経験からエンジニアになったのかという学習の経緯まで、リアルな姿を追いました。
本記事は、デイトラの公式YouTubeで卒業生に密着した動画をもとに構成しています。
・30代未経験・元看護師から在宅エンジニアに転職した女性のリアルな1日
・フルリモートエンジニアの1日のスケジュールと仕事内容
・独学で挫折した過去とデイトラを選んだ理由、転職活動の実際
・「才能がないから無理」と感じている人へ、未経験から挑戦するためのヒント
看護師時代の激務と「このままでいいのか」という不安
動画は、密着させてもらった卒業生・たかなしさんの一言から始まります。
「このまま私、朝8時から行って夜の10時まで仕事して、帰るのが12時ぐらいになる。仕事で子供って育てられるかな」
これは、看護師として働いていた頃に感じていた不安です。
長時間労働が当たり前の環境の中で、これから先の生活や子育てとの両立に疑問を持ったことが、後の転職につながっていきます。
そんなたかなしさんが、これからエンジニアを目指す人に向けて語った言葉があります。
「本当に好きかどうか、やりたいかどうかで勉強を進めてもらえるのが一番いいなと思っている」という考え方です。
そしてもう一つ、動画全体を貫くメッセージも冒頭で語られます。
「学習することがゴールじゃない。転職して、そのスキルを使って仕事をしていくことがゴール」という言葉です。
自宅を主な仕事場として、オフィスに出社せずにシステム開発などを行う働き方です。通勤がなく、時間や場所の制約を受けにくいのが特徴で、未経験から目指す人にとっても人気の働き方になっています。
元看護師から30代未経験でエンジニアへ|密着スタート

ここから、密着企画が本格的にスタートします。
案内役は、株式会社デイトラの翔平さんです。
この日、翔平さんが向かったのは埼玉県。
元看護師から今ではエンジニアに転職し、バリバリとシステム開発をしているという卒業生のもとを訪ねます。
たかなしさんは子供の頃からエンジニアになるのが夢だったそうで、それを30代・未経験から叶えたという経歴の持ち主です。
どうやって勉強してきたのか、今どんな仕事をしているのかを、1日を通して見ていきます。
自宅にお邪魔して、改めて自己紹介です。
デイトラのJavaコース卒業生で、看護師からエンジニアになって1年ほどが経つとのこと。
Javaは、業務システムや大規模なアプリケーション開発で広く使われているプログラミング言語です。デイトラのJavaコースは、こうしたシステム開発の現場で通用するスキルの習得を目指すコースです。
在宅エンジニアの1日のスケジュール|フルリモートの働き方

まずは、この日のスケジュールを確認します。
- 8時から仕事を開始
- 10時に会議に参加
- その後はほとんど作業の時間
- 17時まで仕事
つまり、この日は自宅でのフルリモートデーです。
在宅エンジニアの働き方の一例として、朝から夕方までを自宅で完結させる1日の流れがよく分かります。
なお、自宅のリビングの横には仕事部屋があり、リビングのすぐ横で仕事をしているスタイルです。
「光の当たり方がすごく良い」という理由で、その場所に机を移動させて作業しているそうです。
部屋の雰囲気からも、新しいガジェットにこだわるエンジニアらしさが感じられる空間でした。
朝のルーティン|Notionでタスク管理して仕事開始

出勤(仕事開始)の時間になり、まずは朝のルーティンからです。
たかなしさんはNotionでタスクを管理しています。
朝の会議で何を言うか、今日自分が何をやるか、といった内容を書き留めておくスタイルです。
理由は明快で、「休み明けはすぐ忘れてしまう」「書き留めておかないと、次に何をしていいかがパッと出てこなくなる」から。
書き留めたものを朝に確認してから仕事を始めることで、スムーズに1日をスタートできます。
メモ・タスク管理・ドキュメント作成などをまとめて行えるツールです。エンジニアやリモートワーカーが、日々のタスクや会議の準備を整理するためによく使われています。
在宅エンジニアの仕事内容|3プロジェクト掛け持ちの実態

続いて、実際の仕事内容です。
たかなしさんはプロジェクトを3つ掛け持ちしています。
- この日メインで取り組むのは、ある業界のシステムの環境構築
- もう1つは、企業の内部システムを作る案件(デザイン待ちで、デザインが上がってきたら着手予定)
驚くのは、エンジニアに転職してまだ1年ちょっとという点です。
「いろんなものに触れてほしい」という方針もあり、大手のプロジェクトを複数任されている状況です。
クライアントとのやり取りもあります。
週2回ほど会議が入っているクライアントもあり、この日は朝10時からの会議に参加する予定です。
要求されている内容が分からなかったり、細かい要件を詰めたりするときは、Slackでやり取りしたり、会議の中で聞けるタイミングで質問したりして進めているそうです。
システム開発を始める前に、プログラムを動かすために必要なソフトウェアや設定を整える作業のことです。開発の土台をつくる工程で、案件の初期に行われることが多い作業です。
お客様から「すごい」と言われた瞬間|AI駆動開発での成果
「お客さんから言われて嬉しかったこと」を聞かれ、印象的なエピソードが語られます。
デザイン待ちの案件では、AI駆動開発(バイブコーディング)で開発を進めているそうです。
その結果、「こういうことできますか」と聞かれた翌日には、もう画面で動くものを出せることがあると言います。
先方との間に入ってくれているディレクターさんから、「うわ、いいですね」「ありがとうございます」と言われたときは、すごく嬉しかったとのこと。
スピード感のある開発が、そのまま顧客からの評価につながった場面です。
AIツールに指示を出しながら開発を進める手法のことです。要望を伝えると素早く動くものを形にできるため、開発のスピードを大きく高められるのが特徴です。
10時の会議とレビュー対応|午前の作業を進める

朝10時の会議に参加した後は、作業に戻ります。
この日はチケットのレビュー対応を行い、続けて次の対応チケットに着手する予定です。
会議で決まった方針に沿って、チームのメンバーとして次のバージョンの作業を進めていく流れです。
こうしたチーム開発での役割分担や進行管理も、在宅エンジニアの日常業務の一部になっています。
軽食タイムと看護師時代の医療知識が活きる場面

11時ごろになると、軽く食事をとります。
「小腹が空くごとに、11時ぐらいには一回食べる」というのが、在宅ワークならではのリズムです。
ここで話題になったのが、看護師時代の経験です。
たかなしさんは以前、透析室で働いていた経験があり、医療の知識も持っています。
翔平さんも「コードが書けて医療知識もあるって、最強ですね」と驚いていました。
作業中の案件の一つは、就活に関わるアプリケーションです。
入力されたデータをデータベースに入れ、そこから引っ張ってきて表示するという仕組みを作っているそうです。
データを整理して保存し、必要なときに取り出せるようにしておく仕組みのことです。アプリケーションでは、入力された情報を保存して後から表示するために欠かせない要素です。
お昼の散歩で振り返る看護師時代|転職を決めた理由

仕事が一段落し、気分転換を兼ねてお昼の散歩に出ながら、過去の話を聞いていきます。
前職は、中小病院の透析室の看護師でした。
「割と大変だった」と振り返ります。
大変だった理由は複数あります。
- そもそも看護師という仕事が自分にそこまで合っていなかったこと
- 患者さんの数が多く、多い時は1日に120人ほど見ることもあったこと
一番辛かったのは、長時間労働そのものよりも「ビジョンが見えない」ことだったと言います。
これから子供も欲しいと考えていた時期に、夜遅くに帰る働き方が続くことに、だんだん嫌気がさしてきたそうです。
通勤時間が苦痛になり、自分の時間が持てないという感覚も強かったとのこと。
「帰ってきたら家のことをするしかない」という毎日が、辛さにつながっていました。
将来的に、生活のリズムを作れる働き方かと考えたときにそうではなかった――。
これが、転職を考えたきっかけになりました。
なぜエンジニアを目指したのか|憧れの原体験
将来への不安から転職を考え始めたたかなしさんですが、なぜ数ある選択肢の中でエンジニアだったのでしょうか。
実は、中学生・高校生の頃から「エンジニアになりたい」という思いがあったそうです。
そのきっかけになった原体験も語られます。
看護師をやりながらフレンチのお店でバイトをしていた頃、後から入ってきた年上の方の旦那さんがエンジニアでした。
そのご夫婦と一緒に謎解きに行ったとき、旦那さんが電車の中でAndroidのスマホ1つで簡単なゲームを作っていたのを見て、「こんなに簡単に作るのか、かっこよすぎないか」と衝撃を受けます。
そのかっこよさへの憧れから、「エンジニアをやりたかったんだ」という思いを思い出したと言います。
そして、そこで出会ったのがデイトラでした。そこから強くエンジニアを目指し始めたそうです。
なぜ独学ではなくスクール、そしてデイトラを選んだのか
エンジニアを目指すうえで、なぜ独学ではなくスクール、しかもデイトラだったのかも語られます。
まず「スクール」を選んだ理由です。
たかなしさんは中高生の頃に独学でエンジニアを目指して挫折した経験があり、「スクールじゃないと自分にはできない」という自覚があったと言います。
勉強を進める中で、体系的に学ばないと無理だと感じたこと、そして最新の情報はWebコンテンツから入ってくると感じたことも、スクールを選ぶ後押しになりました。
その中で「デイトラ」を選んだ理由は、大きく2つです。
- デイトラのYouTubeを見て、教えてくれる人の顔が見える安心感があったこと
- SNS(X)で、「今こういう学習をしています」という受講生の様子や成果が見えたこと
特にXでの発信を通じて、自分がどういう経過をたどるのかを想像できた(ビジョンが見えやすかった)ことが、デイトラを選ぶ決め手になったと振り返ります。
3〜4ヶ月で卒業→転職活動|30社応募と面接対策の心強さ
デイトラを3〜4ヶ月で卒業した後、すぐに転職活動を始めます。
応募したのは30社ほど、内定をもらえたのは数社だったそうです。
評価してもらえた企業に共通していたのは、「コミュニケーションが取れる」という点だったと言います。
たかなしさんが受講したのはリスキリングのコースで、メンターとの面談も細かく行っていました。
そこで面接対策や、強みのアピール・掘り起こしまでサポートしてもらえたそうです。
ポートフォリオを見てもらえるのはもちろん、「面接対策がすごく心強かった」と語ります。
これについて翔平さんは、デイトラの特徴を次のように説明します。
スキルを身につけるだけでなく、身につけたスキルを仕事にするところまでを一つのゴールにしているという点です。
リスキリングコースなどの就職支援では、強みの掘り起こしから、職務経歴書の書き方指導、ポートフォリオの作り方、面接対策まで、マンツーマンでがっつりサポートします。
「仕事につなげたいという方に受けてもらえるといい」と紹介されていました。
新しいスキルを学び直して、これまでとは異なる仕事や役割に就けるようにすることです。国の支援制度と連動したコースもあり、未経験からの転職を後押しする仕組みとして注目されています。
もしあの時、転職に挑戦していなかったら
「もしあの時、転職に挑戦していなかったらどうなっていたと思うか」という問いにも答えています。
たかなしさんは、「やりたくない仕事を我慢して、ストレスを貯めながらやる生活だったと思う」と振り返ります。
そして、どこかでまた「何かやりたい」という波が来ていたかもしれない、とも語ります。
だからこそ、「今やるのが一番良かった」という実感があるそうです。
これから先に転職するとなれば、AIも発展し、覚えることもますます増えていく時代になる――。
そう考えると、挑戦のタイミングとして今が良かったという思いがにじみます。
休憩時間の過ごし方|手作りキャンドルで精神統一

休憩中には、少し意外なアイテムも登場します。
それが、お母様が作られている手作りのキャンドルです。
このキャンドルは、普通のものとは少し違います。
中に空洞のある芯を使っているため、そこから空気が吸い上げられ、炎が長く伸びて、揺らめきが大きくなるのが特徴だそうです。
たかなしさんは、休憩時間にこのキャンドルを灯して、精神統一に使うこともあるとのこと。
在宅ワークならではの、自分らしいリフレッシュの仕方です。
AI時代への不安と楽しみ|これからのエンジニアキャリア
1日の仕事を終える頃、これからのキャリアやAI時代についても話が及びます。
たかなしさんは、「どんなプロジェクトにアサインされていくのか」が楽しみだと言います。
一方で、「技術の発展についていけるか」という不安も確かにあるそうです。
それでも、「関わって仕事ができる以上は、楽しみの方が大きい」と前向きに語ります。
翔平さんも、不安を見ようと思えば不安になるけれど、進化した技術を使って何ができるかというワクワクの方が大きいと共感します。
「AIも使いこなして、どんどんキャッチアップして、できることの幅を広げていくのだろう」と、たかなしさんの姿を評していました。
「才能があったからでしょ」と思う人へ|未経験から挑戦する人へのメッセージ
最後に、この動画を見て「でも、才能があったからでしょ」と感じてしまう人、自分に一歩線を引いてしまっている人へのメッセージが語られます。
たかなしさんは、「才能を自分では感じていないし、才能で仕事をしているわけではないと思う」と話します。
だからこそ、好きかどうか、やりたいかどうかで勉強を進めてほしいと伝えます。
自身も、中学生・高校生の頃は「自分にはできない」と思っていたそうです。
プログラミングをやりたいけれど、どうすればいいか分からず、結局できないだろうと感じていました。
しかし振り返ってみると、それは「やっていなかったからできなかっただけ」だったと言います。
やればできるようになるし、できないことがあっても時間をかければいつかはできるようになる――。
そのうえで、「とりあえず手をつけるところから始めてみてほしい」という力強いメッセージで、密着は締めくくられます。
こうして、朝から夕方まで在宅で働く1日の密着は終了しました。
在宅エンジニア・未経験からの転職に関するよくある質問
Q. 未経験・30代からでもエンジニアに転職できますか?
できます。今回密着したたかなしさんは、30代・完全未経験の元看護師からエンジニアに転職し、1年ほどで複数の案件を任されるようになっています。動画内でも「やっていなかったからできなかっただけ」と語られています。
Q. 在宅エンジニアの1日はどんなスケジュールですか?
この日は8時に仕事を開始し、10時に会議、その後は作業を進めて17時に終業という流れでした。自宅でのフルリモートデーで、リビング横の仕事部屋で作業していました。
Q. 未経験でも大手のプロジェクトに関われますか?
関われるケースがあります。たかなしさんは転職して1年ちょっとで3つのプロジェクトを掛け持ちし、大手案件の環境構築やクライアントとの会議にも参加していました。「いろいろなものに触れてほしい」という方針が背景にあります。
Q. 独学とスクール、どちらがよいですか?
人によります。たかなしさんは中高生の頃に独学で挫折した経験から「スクールじゃないと自分にはできない」と考え、体系的に学べるスクールを選びました。独学に不安がある場合は、サポートのある環境が向いていると言えます。
Q. デイトラを選んだ決め手は何でしたか?
YouTubeで教える人の顔が見える安心感と、X(SNS)で受講生の学習の様子や成果が見えたことです。自分がどういう経過をたどるのかを想像できた(ビジョンが見えた)ことが決め手だったと語られています。
未経験からのエンジニア転職を目指すならデイトラ「Webアプリ開発コース」
本記事で紹介したような、未経験からのエンジニア転職は、独学でも基礎を押さえることはできます。
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たかなしさん(@ms_pgm)
元看護師。2024年12月、未経験から自社開発企業のエンジニアに転職。デイトラのJava/Webアプリコースで学び、デイトラAwarding Ceremony 2025 キャリアチェンジ部門で最優秀賞を受賞。iPhone用の学習リマインドアプリ「EverStep」を配信中。