
副業を始めたいけれど、何から手をつければいいのか分からない
情報が多すぎて、自分に合う副業が見つけられない
このような悩みを抱える方が、今とても増えています。
最近では副業市場が急速に拡大し、柔軟な働き方や本業以外の収入源の確保が当たり前になりつつあります。
なかでもWebデザインは、在宅・高単価・長期的なスキル習得ができる点から、多くの人に選ばれている注目の副業です。
本記事では、未経験からWebデザイン副業を始めるためのステップや必要なスキル、案件の取り方まで、具体的に解説します。
これから副業に挑戦したい方は、ぜひ参考にしてください。

Webデザインが副業におすすめな4つの理由
Webデザインが副業におすすめな理由は次の4つです。
- 高単価でしっかり稼げる
- リモートで働ける
- スキマ時間を活用できる
- 長期的なスキルが身につく
1:高単価でしっかり稼げる
副業をするからには、使った時間に見合った収入を得たいことでしょう。
Webデザインは1件あたり数万〜数十万円と比較的単価が高く、スキル次第では月5万〜10万円以上を目指すことも十分可能です。
最初は小さな仕事からのスタートですが、経験を積めば着実に単価は上がっていきます。
頑張っても時給換算では最低賃金以下になってしまうような副業とは異なり、スキルアップがそのまま収入アップに直結するのが大きな魅力です。
2:リモートで働ける
Webデザインの副業は、パソコン1台とネット環境さえあれば、場所を選ばず仕事ができます。
移動の手間がなく、仕事終わりの自宅や子育ての合間、地方・海外在住者でも柔軟に取り組めます。
オンラインでのやり取りが主流なので、全国のクライアントとつながって案件を受けられるのも大きな魅力です。
3:スキマ時間を活用できる
本業がある場合、副業に充てられる時間は限られています。
そのような中でも、Webデザインなら細かく作業を区切って進めることが可能です。
たとえば「このバナーだけ調整する」「ワイヤーフレームだけ考える」といったように、1日30分〜1時間のスキマ時間を活かせます。
無理にまとまった時間を確保せず、自分のペースで継続しやすいのが大きなポイントです。
4:長期的なスキルが身につく
せっかく副業を始めるなら、一時的な収入だけでなく、将来につながるスキルが身につくものが理想的です。
Webデザインは、デザイン知識だけでなく、論理的思考力や提案力、問題解決力など、ビジネスに通用するスキル全般が磨かれる分野です。
身につけたスキルは本業にも活かせるうえ、実績を重ねれば、次のようなキャリアの選択肢も広がります。
- フリーランスとして独立
- Web系企業へ転職
- キャリアアップによる収入増
今の収入を補うだけでなく、「将来の働き方を変える力」になる副業として、Webデザインはおすすめなのです。
Webデザインを副業で未経験から始める3ステップ
未経験からWebデザインを副業として始める際は、次の3ステップで進めましょう。
- 目的を明確にする
- 必要なスキルをリサーチ&習得する
- 小さな案件から実績を積み上げる
ステップ1:目的を明確にする
まず最も大事なのは、「なぜWebデザイン副業を始めるのか?」という目的をはっきりさせることです。
たとえば、こんな目的があるかもしれません。
- 収入を増やして生活にゆとりを持ちたい
- 自分のスキルや得意なことを活かしたい
- 将来的にフリーランスとして独立したい
- Web業界に転職したいから経験を積みたい
目的が明確になると、「何をどれくらい学べばいいか」「どのような案件を目指すべきか」「副業にどれくらいの時間を使うか」といった計画が立てやすくなります。
また、目標設定も具体的にしておくと行動しやすくなります。
たとえば、「半年後に月3万円の副収入を得る」「1年後にポートフォリオを完成させる」といった数値や期限を決めるのがおすすめです。
ステップ2:必要なスキルをリサーチ&習得する
目的が明確になったら、次はWebデザインに必要なスキルをリサーチし、習得しましょう。
今は、オンラインで簡単に、Webデザインのトレンドや実際に副業をしている人の体験談などを調べられます。
そういった情報を参考にしながら、自分が興味を持てそうな分野や身につけるべきスキルを探ってみましょう。
興味のある分野や必要なスキルが見えてきたら、下記のような手段で実際に学習を始めます。
- 無料のYouTubeや書籍を使った独学
- 月額制のオンライン学習サービス
- 添削サポートがあるWebデザインスクール
学び方は人それぞれなので、自分のペースや予算に合わせて、無理なく継続できる方法を選びましょう。
ステップ3:小さな案件から実績を積み上げる
最初から大きな案件を狙うのではなく、まずは小さな仕事から始めて「実績ゼロ」の状態を脱することが重要です。
たとえば、次のような方法があります。
- 知人や友人に「デザイン手伝えるよ」と声をかける
- 架空の案件を想定して自主制作に取り組む
- クラウドソーシングやSNSで初心者歓迎の案件を探してみる
初めての案件は報酬が少なくても、自分のスキルを実際に使ってクライアントとのやり取りを経験し、「実績」を作ることに大きな意味があります。
小さな成功体験を積み重ねることで自信がつき、次の仕事にもつながりやすくなります。
Webデザイン初心者が身につけたい3つのスキル
未経験からWebデザインを始めるためには、まず3つの基本スキルをバランスよく身につけることが大切です。
- ツールの操作スキル
- デザインの基礎
- クライアント対応のスキル
1:ツールの操作スキル
Webデザインを行ううえで欠かせないのは、デザインツールの操作スキルです。
さまざまなツールがありますが、初心者の方には「Figma」が特におすすめです。

Figmaはシンプルな操作画面で初心者でも直感的に扱いやすく、無料で使い始められるのが大きな魅力です。
また、クラウド上でデータ共有ができるため、クライアントや他の作業者との連携もスムーズに行えます。

Adobe PhotoshopやIllustratorといったツールも本格的なデザインには使用されますが、まずはWebデザインの基本的なフローを学ぶうえで、Figmaをマスターすることから始めると良いでしょう。
2:デザインの基礎
ツール操作だけでなく、デザインそのものの基本的な知識も重要です。
効果的なWebサイトやバナーを作るためには、下記の要素の理解が欠かせません。
- 色彩:印象や視認性を左右する色の組み合わせ
- レイアウト:情報の優先順位や視線の流れを考えた配置
- タイポグラフィ:文字の大きさ・行間・書体の選び方
これらは、実際にWebサイトやバナーなど既存の良いデザインをそっくりそのまま真似て作ってみる練習をすることで、感覚的にも身についていきます。
日頃からさまざまなWebサイトを見て、「なぜこの色なのかな?」「この情報の配置は見やすいな」といった視点を持つ習慣をつけると、デザインの引き出しが増えていきます。
3:クライアント対応のスキル
Webデザイナーの仕事は単にデザインを作るだけではなく、クライアントの課題をデザインで解決することです。
そのため、技術的なスキルだけでなく、クライアントと円滑に仕事を進めるためのスキルも重要です。
たとえば、次のようなものがあります。
- ヒアリング力:相手のニーズや悩みを正確に聞き出す力
- 提案力:「こうした方が良くなります」と改善案を伝える力
- スケジュール管理:納期を守り、信頼を得るための自己管理力
また、写真や素材に関わる著作権の基本知識や、仕事を受ける際の契約トラブル防止のポイントも最低限押さえておくと安心です。

実績ゼロでも大丈夫!案件を獲得する4つの方法
未経験・初心者が実績ゼロから案件を獲得する方法を4つ解説します。
- ポートフォリオを作る
- クラウドソーシングを活用する
- SNSで発信して直接営業する
- 知人や企業に声をかけてみる
1:ポートフォリオを作る
ポートフォリオは、クライアントへあなたのスキルを伝える名刺代わりのような存在です。
実績がなくても、架空の案件をもとにした自主制作で作成できます。
また、オンラインで開催されているデザインコンペに参加し、作品を制作するのも良い練習になるうえ、入賞すれば実績にもつながります。
最初から完璧を目指す必要はありません。
まずはシンプルでも良いので、あなたができることを分かりやすく示せるポートフォリオを作成し、自分の得意なデザインや目指したい方向性をアピールしましょう。
2:クラウドソーシングを活用する
Webデザイン初心者の方が最初の案件を見つけるには、クラウドソーシングサイトがおすすめです。
代表的なサイトには次のようなものがあります。
これらのサイトには、バナー作成・ロゴ制作・LPデザインなど、さまざまな案件が日々掲載されています。
中には、初心者向けの比較的簡単な案件やコンペ形式で気軽に参加できる案件もあります。
プロフィールをしっかり作成し、積極的に案件に応募してみましょう。
3:SNSを活用して直接営業する
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSも、Webデザインの案件獲得に有効です。
自分が制作したデザイン作品や学習過程、デザインに関する知見などを積極的に投稿してみましょう。
魅力的なデザインはクライアントの目に留まりやすく、「この人にデザインをお願いしたいな」と直接メッセージが届く可能性があります。
クラウドソーシングサイトを介さずに直接クライアントとやり取りできるため、手数料がかからず、自分のペースで関係性を築きやすいというメリットがあります。
実際に多くのWebデザイナーがSNS経由で仕事を獲得しているので、臆せず自分のデザインをアピールしてみてください。

4:知人や企業に声をかけてみる
身近なところから案件につながることもあります。
友人や知人、あるいは以前関わりのあった企業などに、「Webデザインの副業を始めた」「こんなデザインができるようになった」ということを伝えてみましょう。
思わぬところから「ちょうどお願いしたかった!」といった話が出て、案件につながる可能性があります。
特に小規模事業者や店舗経営者は、デザインの相談相手を探していることが多いです。
継続案件につなげるための信頼構築術
Webデザインで安定的に収入を得ていくためには、獲得した案件を継続につなげていくことが重要です。
そのためには、クライアントとの間に厚い信頼関係を築く必要があります。
納期厳守&丁寧な対応で信頼を積み重ねる
信頼関係を築くうえで最も重要なのが「納期を守る」ことです。
どんなに良いデザインを作っても、納品が遅れれば信頼は失われてしまいます。
また、クライアントからの修正依頼や質問には、迅速かつ丁寧に対応することを心がけましょう。
わからないことがあれば正直に伝え、確認しながら進める誠実な姿勢は、クライアントに安心感を与えます。
「作って終わり」ではなく、納品後も可能な範囲でサポートする姿勢を見せることも、信頼につながります。
提案型デザインでプラスアルファの価値を提供する
クライアントの要望通りに正確にデザインを完成させることはもちろん大切です。
しかし、さらに一歩進んで、「こうしたらもっと良くなるのでは?」「このデザインで、〇〇のような効果が期待できます」といった提案ができると、クライアントからの評価は格段に上がります。
常にクライアントの目的を意識し、プラスアルファの視点を持ってデザインに取り組むことで、「このデザイナーに頼むと、いつも期待以上の成果を出してくれる」という信頼を得られ、継続的な案件につながりやすくなります。
まとめ:Webデザインは未経験から始める副業におすすめ!
Webデザインは、未経験からでもスキルを習得しやすく、副業として続けやすい分野です。
基本を押さえて小さな実績から積み重ねていけば、継続的な案件やキャリアアップにもつながります。
まずはできることから取り組み、本業とは別の収入源としてWebデザインに挑戦してみてください。
未経験からWebデザイナーを目指すならデイトラがおすすめ!
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ももさん(@momo_web24)
デザイン会社社長。WebアプリのUI/UX設計からHP、ロゴ作成まで幅広くWeb制作に携わっている。デイトラWebデザインコースのメンター。