
今回は、デイトラのWeb制作コースを卒業し、現在はディレクター兼コーダーとして活躍されているマサタカさん(@imstkay1123fn)と、地域密着型Webマーケティング支援者として活動するあつしさん(@aworks_okubo)に、コーダーからディレクターへのキャリアアップについて詳しくお話を伺いました。
お二人は、デイトラでWeb制作を学び、コーダーとしてキャリアをスタート。その後、実践を重ねながらディレクターとしてのスキルを習得したという共通の経験をお持ちです!
現在は、デイトラのコミュニティ運営やメンター業務にも携わりつつ、個人・法人のクライアント様のプロジェクトをディレクションされています。
そんなお二人が、ディレクターになるまでの経緯や、身に付けるべきスキル、チーム作りのポイントについて、読者の皆さんが今後のキャリアを考える上で役立つ貴重な情報を聞かせてくださいました!
※今回の記事はデイトラ生専用コミュニティ「デイトラコミュニティ」内の「【第9回 0→1座談会-ディレクター編-】」を記事化したものです。元の動画を観たい方は、デイトラコミュニティに入会してご覧ください!
・ディレクターに必要なスキルと学び方
・依頼したいと思える人の特徴
・プロジェクトで失敗した時の対処法
ディレクターに興味がある方や、Web制作のキャリアアップを目指している方はぜひ最後まで読み進めてみてください!


あつし(@aworks_okubo)
地域密着型Webマーケティング支援者。デイトラWebマーケティングコースを卒業後に茨城県つくば市に移住。「つくばのウェブ屋さん」として地域企業に対してWebサイト制作からLINE公式アカウント構築、MEO対策、広告運用まで一貫したWeb集客支援を提供するなどして活躍の場を広げている。

ゆきうさぎ(@yukiusagi_723)
フリーランスのWebディレクター。デイトラWeb制作コースを卒業後、フリーランスのWebコーダーとして独立。その後、Webディレクターにステップアップするなどして活躍している。
コーダーからディレクターになったきっかけ

最近、ディレクターってどうなるの?という質問を聞くことが多くて。
ディレクションバリバリされているあつしさんとマサタカさんに本日は登壇いただきます。よろしくお願いします!



どうやってディレクターになったのか、その経緯をお伺いしたいです!
まず、あつしさんからお願いします。

営業活動を始めて、一般企業様に対して「サイト作りませんか」「サイトを使ってこういう集客しませんか」という提案をするようになったんです。そうすると、自分が案件を持ってくる立場になりますよね。
僕はデザインができないので、デザイナーさんにお願いしたり、案件の進行管理をしたり、コーダーさんに依頼したりしているうちに、これってディレクションじゃない?って気づいたんです(笑)


僕の中ではどちらかというと営業活動の延長線上がディレクターというポジションになっている感じですね。


ディレクターって、結局のところ、自分がクライアントの担当者になったら、もうディレクターになるんですよ。家を建てることと一緒で、いろんな人が関わっていて、それぞれの工程を誰かがまとめなくちゃいけない。その役目を担う立場がディレクターなんです。
僕は2件目の案件からもう半分ディレクターみたいな感じで仕事していたので、もう自動的になっていました(笑)

クライアント(顧客)から依頼を受けて制作や業務を行う働き方のこと。エンドクライアントとは、制作会社を介さず直接依頼を受ける顧客を指す。
なぜコーディングから始めたのか








いざとなれば自分でなんとかできるだろう、という安心感があるのは大きいです。
ディレクターに必要なスキルの身につけ方


やっぱりプロジェクトマネジメントの部分は絶対やった方がいいですね。ディレクターって管理するところがメインの仕事なので。プロジェクトマネージャーが身につけるべき知識は勉強した方が絶対プラスになります!
例えば「PMBOK(ピンボック)」という本があるんですけど、プロジェクトの基本的な進め方が書いてあります。あとはマーケティングスキルやライティングスキルなんかもありますね。

お客様は素人じゃないですか。こちらからAパターン、Bパターン、Cパターンを出して「どれがいいですか?」って聞かれても困るわけですよ。
でも、リサーチを尽くした上で「私はBがいいと思います。なぜならこうだからです」って自信を持って提案できるかどうか。それができると、向こうからも「安心して任せられるな」って信頼してもらえるんです。








実践で学ぶためのファーストステップ

1つの答えとしては、ディレクター経験がある方に一緒にプロジェクトに入ってもらったり、ディレクターさんの仕事にサブで入らせてもらって流れを理解するのがスタートとしてはいいんじゃないかなと思います。
自分もディレクター経験がある人にアドバイザーとして入ってもらって進めたんです。制作会社に入れば自然とそういう環境になりますが、フリーランスの場合は、今エンドクライアント案件をやっている方に声をかけてお願いするといいと思います!



自分の勉強のためにも、クライアントさんのためにも、詳しい方に入ってもらうのが1番おすすめです!


デイトラコミュニティで定期的に開催される、チームでWebサイト制作に取り組む実践型の企画。実際の案件の流れを体験しながら学べる貴重な機会となっている。
ディレクターが依頼したいと思う人の特徴



自分はコミュニケーション能力というところを割と大事にしているんです。もちろん素敵なデザインや素晴らしいコーディング力も大事なんですけど…。実は苦い思い出があって(笑)
能力があっても、こちらの意図をちゃんと聞いてくれなかったり、うまくコミュニケーションが成り立たないと、プロジェクトってうまく進まないんですよね。





どこに営業するにしても、テンプレートで言われるんじゃなくて、「あなただから」「この会社だから」一緒に仕事したいって言われた方が響きますよね。


ただ、仕事ができる人、信頼して任せられる人って、普段の言動に出てるんですよね。ちょっとした言い回しの表現が丁寧な人だなとか、相手のことを先回りして言動がある人だなとか。
そういうのを見て安心できるなって思った人にお願いしますし、自分のお客様と合わせても、ちゃんと対応してくれるだろうって基準はあるかもしれないですね。

オフ会や交流会で、大体の人は楽しくお喋りして終わりなんですけど、中には「自分はこういう仕事をして、こういう風に取り組んでます。機会があったらぜひお願いします!」って、誠実な感じで自分の価値をしっかりPRしてくれる方もいるんです。
僕はそういうの、すごい嬉しいんですよね!熱意もあるなって思うし、自分と仕事をしたいって言ってくれる人にお任せしたいっていう気持ちもあったりするので。





「僕はコーダーとして入ったんで、コーディング以外は知りません」じゃなくて。サイトを作るっていう目的は、ポジションが違うだけで皆さん一緒なんですよね。ディレクター、デザイナー、コーダーって役割が違うだけで。
だから、同じ目線で、同じ目標に向かって協力し合える姿勢が大事だと思います!悪い言い方すると、指示待ちはちょっと控えていただきたいなというか(笑)全体をちゃんと見ておくっていう目線は、誰しも必要なんじゃないかなと思いますね。
プロジェクトで失敗した時のリカバリー方法


例えばコミュニケーションミスによって生まれた失敗もあると思うし。

失敗が起きたら、それはもう起きてしまったことなので巻き戻しはできない。
だから、その失敗は失敗として受け止めて、プロジェクトが終わるまではそうならないように、自分のどこがいけなかったのかを考えて防ぐようにしました。

だから、失敗はそもそも防ぎきれないっていうのは念頭に置きつつ、起きてしまった時はしっかり受け止めて、その失敗をカバーできるプランを考えて実行していく。多分、失敗のないプロジェクトって絶対ないと思うんで。

なので、失敗した時の初動の速さが大事だと思います!

連絡し忘れたり、提出が遅れがちだったりがどんどん積み重なっていくと、お客様のストレスメーターがどんどん上がって、失敗でバーンって爆発するんですよ。こっちが謝っても全然許してもらえない、損害賠償だみたいな。

そういうのをどんどん積み重ねられてれば、こっちが失敗して正直に謝っても、向こうは「いいですよ」ってなるんですよ、不思議と。



ただ、ミスが起きた時は本当に初動が大事です!それをずっとあっためといて、ミスが発覚した1週間後とかに恐る恐る「実は…」みたいなのは最悪ですから。
発覚した時点で素直に「すいません。私がこれをできてなくてこうなってしまいました」って言ったら、潔い対応ほど気持ちよく感じるんですよね。

その後の対応で、より一生懸命相手のために提案したり進捗管理したりして、それを積み重ねれば、逆にトラブル起きる前よりも信頼できる状態になったりするんです。
だから、起きたら起きたで、「じゃあもう前より良くしてやるぞ!」っていう感じで、よりケアを手厚くするぐらいの感じにしてれば、リカバリーできるんじゃないかなと思います。




また実習室でご一緒するタイミングや交流するタイミングもあると思うので、もし個人的に気になることがあったら、お2人とも優しいので答えてくれると思います!
本日は本当にありがとうございました!


デイトラ生専用コミュニティ「デイトラコミュニティ」には魅力がいっぱい!
本記事はデイトラコミュニティ内で行われたウェビナーを記事化したものです。
デイトラコミュニティとは、デイトラ生専用の会員制コミュニティです。学習を終えた後も、仲間との交流や実践的な情報交換、様々なウェビナー等を通じて、さらなるスキルアップとキャリア形成を支援します。
本記事で紹介したような実務経験を積むためには、技術力だけでなく、業界の最新情報や営業ノウハウ、そして何より同じ目標を持つ仲間の存在が重要です。
デイトラコミュニティでは、
✅ 100本以上の限定ウェビナーが見放題(営業・マーケティング・実案件解説など)
✅ デイトラメンター陣に直接相談できるオンライン自習室
✅ 仲間と目標達成を目指す「チームチャレンジ」企画
✅ 定期的なオフ会やメンバー主催イベントで交流の輪が広がる
✅ 月額2,980円(税込)で初月無料
といった充実したサポート体制が整っています。
「一人で学習するのは不安」「実務に活かせる情報がほしい」「同じ目標を持つ仲間と繋がりたい」という方は、ぜひデイトラコミュニティへの参加を検討してみてください。
学習後のキャリア形成において、強力なサポートとなるはずです!
マサタカ(@imstkay1123fn)
ディレクター兼コーダーとして活動中。デイトラコミュニティ運営、Web制作コース、リスキリングコース、クライアントワークサポートプログラムのメンターを兼任。元受講生として、メンターとして、受講生の力になれるように精一杯サポートしている。