Webライターはやめとけ
Webライターは稼げない
クラウドワークスはひどい
在宅で働けるWebライターに興味はあるものの、このような声を見て不安になっていませんか。
Webライターは進め方さえ間違えなければ着実に収入を伸ばせる仕事です。
本記事では、未経験から案件を受注するための準備とステップをわかりやすく解説します。本当に自分でもできる?という不安な方こそ、ぜひ最後まで読んでみてください。
Webライターになる働き方
Webライターとして働くには、大きく分けて以下の2つがあります。
- 業務委託で働く
- 正社員として就職する
すぐに「未経験からWebライターになるための7ステップ」を知りたい方は、こちらをクリックすると対象の見出しに移動して先に読めます。
業務委託で働く
業務委託契約は、企業から案件単位で依頼を受けて働く働き方です。自分が対応できる範囲で受注できるため、自分のペースで仕事量を調節できて複数と業務提携を結べます。
会社員や主婦が、副業や在宅ワークとしてWebライターを始めるのが主流です。
仕事を受注するには、クラウドソーシングやSNS、メディアへの応募などさまざまな方法があります。
正社員として就職する
2つ目の方法は、Webメディア運営会社やWeb制作会社などに就職することです。
安定した収入や社内で専門的なフィードバックを受けやすく、スキルアップの機会につながりやすいメリットがあります。しかし、働く場所や時間に制約があり、自由度は業務委託よりも低くなります。
Webライターの主な仕事内容と収入の目安
Webライターの具体的な仕事内容と収入の相場を見ていきましょう。
- Webライターの仕事内容
- Webライターの収入の目安
Webライターの仕事内容
Webライターの仕事は、Web上に掲載する文章を読者が理解しやすい形に整理して届けることです。
専門的な資格は必要なく、未経験からでもすぐに始められます。Webライターの仕事内容は幅広く、以下のような仕事があります。
- SEOライティング
- 取材ライディング
- セールスライティング
- コピーライティング
- シナリオライティング
- YouTube台本ライティング
- SNSライティング
- 広報・PR
- コラム
案件が多いのはSEOライティングで、未経験者の9割はSEOライティングから始めています。
検索ニーズに合わせて記事を作るため、必要なスキルが体系化されており、学びやすいのも特徴です。
SEOライティングで検索ニーズの基礎を押さえておくことで、取材記事やPR記事など、より単価の高いジャンルにも広げやすくなります。
Webライターの収入の目安
Webライターの収入はどのフェーズにいるかで大きく変わります。
未経験〜月5万円は実績づくり期、月5〜10万円は単価改善期、月10〜30万円は働き方を変える転換期という流れがあります。
報酬形態は以下のように、多様です。
- 文字単価
- 記事単価
- 時給制
- 月額固定制
経験が増えるほど「記事単価→月額固定」の比率が高くなっていきます。
23人の現役ライターに聞いた収入データを整理すると、収入がどのように伸びていくかを具体的に把握できます。
| フェーズ | 特徴 |
| 未経験〜5万円 | 実績づくり・応募数を増やす |
| 5〜10万円 | 単価アップ・継続案件が増え始める |
| 10〜30万円 | BtoBや編集など上流に挑戦する |
| 30〜50万円 | 専門性や付加価値で高単価化する |
| 50万円以上 | ディレクション・チーム化で事業化する |
最初は低単価の文字案件が中心でも、実績が増えるほど記事単価や月額固定の契約に進み、収入は伸びていきます。
コツコツと努力を積み重ねて行動すると、Webライターで十分に稼げるようになります。
▶23人の実体験!Webライターで月収50万円を目指すロードマップを読む
未経験からWebライターになるための7ステップ
未経験からWebライターになる7ステップを紹介します。
- パソコンなど作業環境を整える
- ライティングの基礎を勉強する
- WordPressで記事を書く
- ポートフォリオを作成する
- クラウドソーシングに登録する
- プロフィールを作り込む
- 案件に応募する
どれも特別なスキルは不要で順番に進めるだけで、案件に応募できる状態まで整います。
STEP1|パソコンなど作業環境を整える
まずは作業ができる環境を用意します。
- パソコン(Mac/WindowsどちらでもOK)
- ネット環境
- Googleアカウント
スマホでも文章は書けますが、仕事として受けるならパソコンは必須です。
納品はGoogleドキュメントの場合が多いため、Googleアカウントを用意しておきましょう。
STEP2|ライティングの基礎を勉強する
Webライターは、文章を書く仕事です。
そのため、基礎をおさえておきましょう。
- PREP法(結論→理由→具体例→結論)
- 見出しと段落の使い方
- 読みやすい文章
文章を読む人は「知りたいことだけ知りたい」ため、無駄がない文章が求められます。
まずは、本を1冊読んでポイントをおさえましょう。
STEP3|WordPressで記事を書く
Webライターの多くの案件は、記事の納品先がWordPressです。
記事を書いて納品ではなく、WordPressで入稿まで対応する場合があります。
まずは自分で練習用ブログを立ち上げ、WordPressで記事を1本入稿してみてください。
たとえば、好きな商品や取得した資格など、自分の経験や関心があるものの記事で構いません。
「WordPressを使ったことがある=即戦力」として提示できるので、初心者でも大きなアドバンテージになります。
STEP4|ポートフォリオを作成する
記事を作成したら、ポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオは、発注者に「この人に頼んで大丈夫か?」を判断してもらうための自己紹介ページです。
WordPressで作るのが望ましいですが、時間がない場合はGoogleドキュメントやNotionで十分です。
ポートフォリオには、以下の10項目を入れておきましょう。
- 挨拶&軽い自己紹介
- できること
- 執筆時に気をつけていること
- 実績
- 単価の目安
- プロフィール
- 受注後の流れ
- ひとこと
- よくある質問
- 問い合わせ先
このような要素を入れておくと、発注者は実力と仕事のイメージをつかみやすくなります。
詳しい作り方や書き方のコツは、この後に紹介する動画もあわせてチェックしてください。
STEP5|クラウドソーシングに登録する
ポートフォリオが用意できたら、クラウドソーシングに登録しましょう。
クラウドソーシングは、仕事を依頼したい企業と、仕事を受けたい個人をオンラインでつないでくれるサービスのことです。
Webライターの多くが、最初の実績づくりにここを活用しています。
特に初心者は、以下の2つにまず登録しておくといいでしょう。
- クラウドワークス
- ランサーズ
どちらも案件の傾向が少しずつ異なり、募集しているクライアント層も違います。2つを併用することで、自分に合う案件に出会いやすくなり、応募できる選択肢も大幅に増えます。
STEP6|プロフィールを作り込む
クラウドソーシングに登録したら、プロフィールを作り込みましょう。
クライアントが確認する名刺のような部分なので、手を抜くと一気に不利になります。
まず書くべきなのは以下のポイントです。
- どんなジャンルが得意か(例:美容、教育、ITなど)
- どんな作業に対応できるか(構成、画像選定、WordPress入稿など)
- 連絡可能時間・稼働量
- 意欲が伝わる一言
プロフィール文には、「未経験」「勉強中」といった文言は避けましょう。
発注側は「どう学んでいるか」ではなく、「仕事を安心して任せられるか」を重視しています。そのため、「誠実に対応します」「納期厳守します」のような信頼を感じる文言を入れるほうが好印象です。
STEP7|案件に応募する
プロフィールを整えたら、書けそうな案件に応募しましょう。
応募する際は、発注者目線で提案文を書くことが大切です。
まずは以下の3点を押さえて書きましょう。
- 応募理由
- 関連する実績
- 対応できる作業内容
募集ジャンルの実績がない場合は、自分でサンプル記事を1本つくるのが効果的です。実績ゼロのまま応募するよりも、採用されやすくなります。
最初は応募できる案件が少なく感じても、本業・趣味・得意分野に近いテーマなら取り組みやすいはずです。書けそうと思った案件には積極的に挑戦してみましょう。
Webライター未経験者が収入を上げるコツ
Webライターが収入を上げるコツは、以下の2つです。
- 執筆スピードを上げる
- 仕事の幅を広げる
さらにステップアップしたい人は、意識してみてください。
執筆スピードを上げる
執筆スピードを底上げすると収入アップにつながります。
作業効率が上がれば、同じ時間でこなせる記事数が増え、結果的に収入の伸び幅も大きくなります。
たとえば、AIを以下のように使うと効果的です。
- 下書き
- 情報整理
- リサーチ
また、執筆は筋トレと同じで、毎日書いているとスピードが自然と速くなります。
継続して書く習慣を身につけていきましょう。
仕事の幅を広げる
対応できる業務が増えると、単価は上がりやすくなります。
記事作成以外の仕事まで任せられるようになると、クライアントにとって「手間が減る=価値が高いライター」になります。
たとえば、以下のような仕事です。
- メルマガ作成
- 資料・スライドの作成
- SNS運用サポート
- 企画・構成の提案
これらを「記事作成とまとめて」引き受けられるライターは希少で、多少高くても任せたいと考えるクライアントが多く、受注につながりやすくなります。
また、不動産や金融などの広告予算が大きいジャンルは、同じスキルでも単価が上がることがあります。
無理なくできる領域から少しずつ対応範囲を広げることで、単価も安定して伸ばせるようになるでしょう。
未経験のWebライターによくある質問
Webライターになりたい人によくある質問に回答します。
気になる質問からチェックしてみてください。
Webライターに向いている人はどんな人ですか?
Webライターに向いているのは、以下のようなタイプの人です。
- 文章を読んだり書いたりすることが好きな人
- いろいろなことに興味を持てる人
- コツコツした地道な作業が苦にならない人
Webライターの仕事は、リサーチと執筆、修正という地道なサイクルの繰り返しです。
上記のような人は、Webライターの仕事を「おもしろい」と感じやすく、未経験でも継続しやすい傾向にあります。
Webライターを始めた月はいくら稼げますか?
Webライターは初月から簡単に稼げる仕事ではなく、最初の1〜2ヶ月は数千円〜数万円が普通です。
最初の1ヶ月はプロフィール作成や提案文の準備、テストライティングなどに多くの時間が取られます。また、初心者は作業に時間がかかるため、時給に換算すると500円ということも珍しくありません。
しかし、実績が増えると、3ヶ月ほどで月5〜10万円に到達する人も多く、スキルを広げれば月30〜50万円を狙うことも十分可能です。
主婦や大学生でもなれますか?
主婦も大学生も問題なくWebライターになれます。在宅で柔軟に働けるため、相性がいい仕事です。家事・育児や学業の合間に取り組めるうえ、資格も不要なため始めやすい傾向があります。
ただし、最初の1〜2ヶ月は実績づくりに時間がかかるため大きく稼ぐのは難しく、数千円〜数万円が平均的です。継続して実績を積めば、努力次第で収入を伸ばせます。
まとめ
未経験からWebライターになるには、正しいステップで学ぶことが大切です。
本記事で紹介した学習法や応募準備、実績づくりの流れは、先輩ライターが成果を出してきた再現性のあるものです。
作業環境の準備からスキル習得、ポートフォリオ作成、案件応募までを実践していけば、着実に収入アップの土台が整っていきます。
少しずつ行動を積み重ね、自由度の高い働き方へと一歩ずつ進んでいきましょう。

