Figmaは、WebデザインやUI/UXデザインなどのデザイン作業において人気のあるツールです。
しかし、Figmaには無料プランと有料プランがあり、2025年からは「シート」ごとに料金が決まる仕組みに変わったため、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。
この記事では、2026年9月時点のFigmaの料金(円・ドル)と、無料プランと有料プランでできることの違いを整理します。
・個人で使う有料プランはプロフェッショナル。フルシートは月払いで月3,000円(20ドル)、年払いなら月あたり2,400円(16ドル)
・無料のスタータープランは、チームで使えるファイルが1フォルダに3つまで、1ファイル3ページまで、バージョン履歴30日の制限がある
・学習中は無料プランで十分。案件を受けて複数のクライアントのファイルを管理するようになったら有料を検討
本記事の料金・機能は、2026年9月30日にFigmaの公式の料金ページとヘルプセンターで確認した内容です。料金やプラン内容は変更されることがあるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
ももさんFigmaの料金プラン一覧(2026年9月時点)
Figmaの有料プランは、「プラン」と「シート」の組み合わせで料金が決まります。シートとは、1人のユーザーがどの製品をどこまで使えるかを決める枠のことです。
公式の料金ページで確認した、1シートあたりの月額は次のとおりです(日本円とドルの両方を掲載しています)。
| プラン | 支払い方法 | フルシート | Devシート | コラボシート |
| スターター | ― | 無料 | ― | ― |
| プロフェッショナル | 月払い | 3,000円(20ドル) | 2,250円(15ドル) | 750円(5ドル) |
| プロフェッショナル | 年払い(月あたり) | 2,400円(16ドル) | 1,800円(12ドル) | 450円(3ドル) |
| ビジネス | 年払いのみ(月あたり) | 8,300円(55ドル) | 3,750円(25ドル) | 750円(5ドル) |
| エンタープライズ | 年払いのみ(月あたり) | 13,600円(90ドル) | 5,250円(35ドル) | 750円(5ドル) |
※金額は公式の料金ページで通貨を「JPY」「USD」に切り替えて表示される価格です(2026年9月30日確認)。税の扱いは購入画面でご確認ください。
個人のWebデザイナーが検討するのは、ほとんどの場合プロフェッショナルプランのフルシートです。年払いにすると、月払いより月あたり600円安くなります。
フルシート・Devシート・コラボシートの違い
シートごとに使える製品は次のように分かれています。
- フルシート:Figma Design、Figma Make、Figma Draw、Figma Sites、Dev Mode、FigJam、Figma Slides、Figma Buzzなど、すべてのFigma製品を使える
- Devシート:Dev Mode、FigJam、Figma Slides、Figma Buzzを使える。Figma Designのファイルは閲覧とコメントのみ
- コラボシート:FigJam、Figma Slides、Figma Buzzを使える。Figma Designのファイルは閲覧とコメントのみ
デザインを作る人はフルシート、実装を担当するエンジニアはDevシート、ホワイトボードや資料作りだけの人はコラボシート、という分け方です。
なお、有料プランではファイルを見るだけ・コメントするだけの人にはシートを買う必要がありません。クライアントに確認してもらうだけなら、料金はかからないということです。
AIクレジットの量もプランで変わる
Figmaには、AIでデザインを生成・編集する機能があり、使える量は「AIクレジット」で管理されています。
公式の料金ページによると、フルシートにはプロフェッショナルで月3,000、ビジネスで月3,500、エンタープライズで月4,250のAIクレジットが付きます。スタータープランは1日150、月に最大500クレジットです。
足りなくなった場合は、有料プランでAIクレジットを追加購入できます。
そもそもFigmaとは?

Figmaは、世界中でシェアNo.1を誇るデザインツールです。
アプリやブラウザで使えるため、作成したデザインをオンラインで管理・共有できます。
複数人で同時にデザイン作業を行ったり、コメントやフィードバックをリアルタイムで反映させたりと、チームでデザインを行うにあたって便利な機能が備わっているのが特徴です。
また、FigmaはUI/UXデザインだけでなく、ロゴデザイン、グラフィックデザイン、プロトタイプ作成、さらには簡単な紙媒体のデザインなど、幅広い用途に対応しています。
無料プランの機能でも十分にデザインができる手軽さも魅力の一つで、初心者にとっても使いやすいツールといえます。
ももさんその中でも、使用頻度が特に高いのはFigmaです。
Figmaの主な製品
Figmaの中でも、Webデザインの学習でよく使うのが「Figma(Figma Design)」「FigJam」「Figma Slides」の3つです。

Figma(Figma Design)は、一般的なWebデザインを行う際に利用する機能です。
そのため、ほとんどの方はまずFigmaから使い始める場合が多いことでしょう。

FigJamは、ホワイトボードのように使える自由度の高い機能です。
付箋を貼ったり、遷移図やフローチャートなどで図式化したりできます。
クライアントやチームメンバーと会議をするときに使うのがおすすめです。

Figma Slidesは、プレゼンテーションに特化したデザインを作成する機能です。
PowerPointやCanvaのプレゼンテーションのような使い方ができます。
そのため、提案書や社内で共有する資料などを作る場合に向いています。
このほか、2026年9月時点の料金ページには次の製品も並んでいます。
- Dev Mode:エンジニアがデザインの寸法やコードを確認するための機能
- Figma Make:プロンプトからデザインや動くプロトタイプを作るAI機能
- Figma Draw:イラストなど表現の細かい描画をする機能
- Figma Sites:デザインをそのままWebサイトとして公開する機能(ベータ版)
- Figma Buzz:SNS画像など、ブランドに沿った素材をまとめて作る機能(ベータ版)
これらの多くはフルシートで使える機能です。Webデザインを学び始める段階では、まずFigma Designの操作を覚えれば問題ありません。
ももさん無料(スターター)と有料(プロフェッショナル)の違い

Figmaには、次の4つのプランがあります。
- スタータープラン
- プロフェッショナルプラン
- ビジネスプラン
- エンタープライズプラン
このうち、スタータープランは無料で、そのほかのプランは有料で利用できます。
ビジネスプランやエンタープライズプランは、大企業で利用する場合や大規模なプロジェクトを進行する場合などで、「セキュリティを強化したい」「何十人、何百人が参加するため管理をしっかり行いたい」という場合に検討すべきプランです。
そのため、ここでは個人や少人数で利用する場合を想定して、スタータープランとプロフェッショナルプランの違いについて解説します。
まず、主な違いを表にまとめます。
| 項目 | スターター(無料) | プロフェッショナル(有料) |
| チームのフォルダ | 1つ | 無制限 |
| フォルダ内のファイル | Figma Design・Sites合わせて3つ、FigJam 3つ、Figma Slides 3つ | 無制限 |
| チームファイルのページ数 | 1ファイル3ページまで | 制限なし |
| ドラフト(個人用ファイル) | 無制限(他の人には閲覧権限のみ共有可) | 無制限(編集権限でも共有可) |
| バージョン履歴 | 30日 | 30日の制限なし |
| チームライブラリ | なし | あり |
| プライベートフォルダ | なし | あり |
| Dev Mode | なし | あり(フルシート・Devシート) |
| AIクレジット | 1日150、月に最大500 | フルシートは月3,000 |
※Figma公式の料金ページ、ヘルプセンター「Figmaのプランと機能」「スタータープランの概要」「ページの作成と管理」で確認(2026年9月30日)。以前「プロジェクト」と呼ばれていた単位は、現在「フォルダ」と呼ばれています。
スタータープランの特徴
スタータープランは、無料で利用できるプランです。
主な内容は次のとおり。
- チーム:1つのチームにフォルダを1つ作れる
- ファイル数:1つのフォルダにFigma DesignとFigma Sitesのファイルを合わせて3つ、FigJamとFigma Slidesはそれぞれ3つまで
- ページ数:チームのファイルは1ファイルにつき3ページまで
- ドラフト:無制限に作れる(ただし他の人に共有できるのは閲覧権限のみ)
- バージョン履歴:過去30日間さかのぼれる
- AIクレジット:1日150、月に最大500
スタータープランは無料ということもあり、使える機能に制限があります。
ただ、Webデザインをするうえでの機能は十分備わっているため、デザインをするだけであればスタータープランでも十分といえるでしょう。
プロフェッショナルプランの特徴
プロフェッショナルプランは、有料で利用できるプランです。
主な内容は次のとおり。
- フォルダ数:無制限に作成できる
- ファイル数:無制限に作成できる
- ページ数:制限なし
- バージョン履歴:30日の制限なし
- チームライブラリ:コンポーネントやスタイルをチームで共有できる
- 共有:ドラフトやファイルを編集権限つきで共有できる
プロフェッショナルプランは、スタータープランで制限がかかっていたフォルダ数やファイル数、ページ数、バージョン履歴の制限がなくなります。
また、編集権限をつけて共有できるため、デザインごとにアクセスできるメンバーを分けることが可能です。
スタータープランとプロフェッショナルプランならどちらがおすすめ?
スタータープランとプロフェッショナルプランのどちらを選べばよいのか、結論は次のとおりです。
・Webデザインを学習中の人
・ファイルを分けて整理する必要がまだない人
・過去のデザイン履歴を30日より長く残したい人
・チームで活動していて編集権限を付与する必要がある人
Webデザイン初心者でまだ案件獲得までたどり着いていない場合は、無料のスタータープランで十分です。
個人利用するのであれば、フォルダ数やファイル数、バージョン管理などの制限で不便を感じることは少ないでしょう。
スタータープランは1つのフォルダで作成できるファイルが3つまでと決まっていますが、「最近表示したファイル」の中にある「デザインファイルを新規作成」を選んでドラフトとして作れば、ファイル数の制限なく作成できます。
どのデザインがどこにあるかが煩雑になってしまうデメリットはありますが、とにかくデザインをたくさん作ることがメインの場合は、上記の方法でも十分利用可能です。ただし、ドラフトを他の人に共有するときは閲覧権限しか付けられない点に注意してください。

一方で、フリーランスとして案件を獲得し、さまざまなクライアントとやり取りするようになったら、プロフェッショナルプランを検討し始めると良いでしょう。
プロフェッショナルプランはフォルダ数やファイル数、ページ数に制限がなくなるため、複数のクライアントやプロジェクトを管理しやすくなります。
また、バージョン履歴も過去30日間の制限がなくなることから、小規模のチームで同じデザインファイルを利用する際、いつ誰がどの部分を編集したかが明確です。
個人で使う場合、必要なのは自分のフルシート1つだけです。クライアントには閲覧・コメント権限で共有すれば、クライアント側の料金はかかりません。
スタータープランの機能では物足りないと感じ始めたら、プロフェッショナルプランに移行することを検討してみてください。
ももさんビジネス・エンタープライズプランが向いているケース
ビジネスプランとエンタープライズプランは年払いのみで、フルシートの月あたり料金はそれぞれ8,300円(55ドル)、13,600円(90ドル)です。
ビジネスプランは、複数のチームをまとめて管理したい会社向けのプランです。エンタープライズプランは、SCIMによるシート管理など、企業レベルのセキュリティや管理機能が必要な場合に選ばれます。
プロフェッショナルプランの場合は管理画面からダウングレードや解約ができますが、ビジネスプラン・エンタープライズプランの変更はFigmaのセールスチームへの連絡が必要です。個人や数人のチームなら、まずはプロフェッショナルプランで足りるでしょう。
デイトラを受講するとプロフェッショナルプランを実質無料で利用できる!
東京フリーランスは、Webデザインを仕事にする本格スキルを学べる”デイトラ”を運営しています。
デイトラWebデザインコースを受講している生徒は、なんと一定期間実質無料でプロフェッショナルプランを利用可能です。
実はFigmaには、教育機関向けに提供されているエデュケーションプランが存在します。

エデュケーションプラン(Figma for Education)は学生や教育者がデザインを学ぶ環境をサポートするために設けられたプランで、学生・教育者であることの確認を受けると無料で使えます。
デイトラはFigmaに教育機関として認定されているオンラインスクールであるため、エデュケーションプランを利用できるのです。
スタータープランでも十分デザインはできるものの、やはり機能に制限なく使いたいという方は多いことでしょう。
ぜひデイトラWebデザインコースで、Figmaを存分に活用したWebデザインを学んでくださいね!
Figmaの始め方
Figmaを始めるためには、アカウントを作成する必要があります。
実際の画面を用いて解説しますので、一緒にアカウント作成を進めましょう。画面は2024年10月時点のもので、現在はボタンの文言などが変わっている場合があります。
① Figmaの公式サイトにアクセスする

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②「無料で始める」をクリックする

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③ アカウントを作成する

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④ 認証用のメールを確認する

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⑤ 名前を入力する

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⑥ アンケート内容に順に回答する

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⑦ プランを選択する

Figmaの料金に関するよくある質問
Figmaの月額料金はいくらですか?
個人向けのプロフェッショナルプランでデザインを作る場合(フルシート)、月払いで月3,000円(20ドル)、年払いなら月あたり2,400円(16ドル)です(2026年9月30日時点の公式料金ページ)。無料のスタータープランもあります。
Figmaの無料プランでは何ができませんか?
チームのフォルダは1つ、フォルダ内のFigma Designファイルは3つまで、チームファイルは1ファイル3ページまで、バージョン履歴は30日までです。チームライブラリやDev Modeも使えません。ドラフトは無制限に作れますが、他の人には閲覧権限でしか共有できません。
Figmaは無料でずっと使えますか?
スタータープランは無料のプランなので、期間の制限なく使えます。学習や個人の練習であれば、無料のままでも困ることは少ないでしょう。
ファイルを見るだけの人にも料金はかかりますか?
かかりません。有料プランでは、ファイルの閲覧とコメントだけをする人にシートを買う必要はないと公式の料金ページに書かれています。クライアントに確認してもらうだけなら、自分のシート代だけで済みます。
Figmaのプロフェッショナルプランとビジネスプランの違いは何ですか?
プロフェッショナルは個人や1つのチーム向けで、月払いと年払いを選べます。ビジネスは複数のチームを会社全体で管理するためのプランで、年払いのみ、フルシートは月あたり8,300円(55ドル)です。個人のWebデザイナーならプロフェッショナルで足ります。
まとめ:Figmaはまず無料プランから始めよう!
Figmaの無料プランと有料プランには、それぞれの利用目的に応じたメリットがあります。
無料のスタータープランは、個人利用やデザインの学習に適しています。
一方、有料のプロフェッショナルプラン以降のプランは、複数クライアントとやり取りする場合やチームでの利用で便利な機能が備わっています。個人ならプロフェッショナルのフルシート(月払い月3,000円、年払い月あたり2,400円)が目安です。
そのため、まずは無料のスタータープランから始めて、段階に応じて有料プランに切り替えるのがおすすめです。
その時々でどのプランが自分に合っているかを考えて、Figmaを活用していきましょう。
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