「AIでWeb制作の常識が変わってきたけれど、スクールで学ぶ内容はこのままでいいのだろうか」と感じている方は多いのではないでしょうか。
学ぶべきスキルの幅が広がり、何をどの順番で身につければいいか迷ってしまう時代になっています。
この記事では、社会人向けオンラインスクールデイトラが発表したAI活用を前提とした教育方針への転換について解説します。
キーワードは「デイトラ」と「AI」です。
具体的には、カリキュラムのAI化・補助金の活用・個別コーチングという3つの軸で何が変わるのか、そしてAI時代に求められる人材像までを整理します。
本記事は、デイトラ代表の翔平が動画内で語った方針発表の内容をもとに構成しています。
・デイトラが方針を変える3つの軸(AI前提カリキュラム/補助金/パーソナル)
・AI時代に求められる「フルスタックソロプレナー」という人材像
・全コースをAI活用前提に改修する狙いと、学習期間短縮のメリット
・デイトラが目指す「AI×Webスキルのスクール」という新しい立ち位置
デイトラのAIを前提とした方針転換|重大なお知らせの全体像

今回デイトラが発表したのは、これからのデイトラの方向性を大きく変えるという重大なお知らせです。
時代の変化・トレンドの変化に合わせて、デイトラは大きく次の3つの軸で変わっていきます。
- AI活用を前提としたカリキュラムの改修
- 受講生の実質負担を下げる補助金の活用
- 身につける学習から実装までをサポートするパーソナルトレーニングの展開
この発表の背景には、代表が前回公開した「今スキル0・経験0・収入0だったら何から始めるか」という動画で語った内容があります。
そこで示した時代の変化を踏まえ、スクールとしても3つの軸で明確に舵を切るという宣言です。
社会人向けのオンラインスクールです。Web制作・デザイン・マーケティングなどのWebスキルを、低価格で実務レベルまで学べる点が特徴です。今回、その教育方針をAI活用前提へと大きく転換することが発表されました。
AI時代に求められる人材|フルスタックソロプレナーとは

なぜ方針を変えるのか。
その理由は、今の時代に求められる人材が変わってきたからです。
代表は、これからは単なる技術者でもディレクターでもなく、1人で幅広い業務をこなせる「フルスタックソロプレナー」が求められる時代になったと語ります。
1つのスキルだけでは価値が薄まった
これまでは、何か1つのスキルを学ぶだけでも十分に活躍できる幅がありました。
コーディングができる、デザインができる、それ自体が特殊スキルであり、1つの価値になっていたのです。
しかし今は、AIによって誰でもサイトを作れ、デザインもできるようになりました。
そのため、どれだけうまく作れるか、より良いものを作れるかという勝負に変わってきています。
この時点で、フェーズが大きく1つ違うと代表は指摘します。技術ができるというだけでの価値は、正直なところ薄まったということです。
企画から実行まで面倒を見られる人材
だからこそ、これからの教育事業に求められるのは、事業の立ち上げから企画、実行までの面倒を見られる人を育てることだと代表は考えています。
具体的には、次のような動きができる人材です。
- クライアントのビジネスを理解し、何が課題なのかをヒアリングできる
- その課題に対してどういう手段を取るべきかを判断できる
- デザイン・コーディング・マーケティングなどの施策を、立案から実行まである程度こなせる
- より専門的な知識が必要なときは、専門家に橋渡しをしてディレクションもできる
こうした人材が、これから求められていくというわけです。
「フルスタック(何でもこなせる)」と「ソロプレナー(1人で事業を営む起業家)」を組み合わせた言葉です。マーケティング・コーディング・デザインなどを幅広く理解し、それぞれを実務レベルでこなせる状態を、AIというレバレッジを使って1人で実現できる人材を指します。
これまでのデイトラの方向性|低価格で実務レベルを学ぶ強み

代表は、デイトラのこれまでのあり方について、大きな方向性としてはかなり正解に近かったと振り返ります。
これまでのスクール業界は、大きく2つのパターンに分かれていました。
- 浅く広くいろいろなことを学べる、お勉強としての学習
- 1つのことに何十万円か払って、専門技術をしっかり習得する形
これに対してデイトラは、低価格でいろいろなスキルを実務レベルまで学べるという方向性を取ってきました。
今の時代に求められているのは、複数のことを幅広く分かったうえで、それぞれが実務レベルに達している状態です。
その意味で、デイトラの方向性自体はかなり正しかったと代表は語ります。
一方で、まだまだ最適化の余地があるとも感じたとのこと。
だからこそ、デイトラは大きく方向性を変えていくと、この動画で宣言しています。
変化①AI活用を前提としたカリキュラム改修|学習期間も短縮

1つ目の変化は、順次ではあるものの、全コースをできる限りAI活用を前提としたカリキュラムにしていくという方針です。
これまでの学習過程や、その後の実務における工程で、AIを使えるところは使っていきます。
「まず基礎」から「AI前提」への転換
これまでデイトラは、「基礎が大事」「まずは基礎をすべて学んだうえでAIを使おう」と言い続けてきました。
しかし、さすがに時代が変わってきたと代表は言います。
例えば、先日取材に行ったエンジニアの方は、エンジニア歴1年ほどですが、転職後はコードを手で書くことがほぼなく、最初からClaude Codeを使って書いているとのことでした。
そのうえで、コードのレビューやClaude Codeの設定の仕方が一番大事だと、現場でもそうなってきているのです。
AIを使うための知識を後から注入する構成
そこで、これからのカリキュラムは次のような構成にしていくとしています。
- まずAIを前提に学ぶ
- AIを使うために必要な知識を入れる
- AIの使い方を学ぶ
- AIでアウトプットを出したとき、どのポイントをチェックすべきかという知識を後から注入する
この構成を、順次いろいろなコースのカリキュラムに反映していきます。
AIを導入する分、学習期間もこれまでより大幅に短縮できるのではないかと代表は見込んでいます。
AnthropicのAI「Claude」を使い、コードの生成や編集を行える開発ツールです。動画では、現場のエンジニアが手書きのコーディングではなくClaude Codeを使い、レビューや設定が重要になっている実例として紹介されています。
変化②補助金・資格制度の活用|受講生の負担を減らす

2つ目の変化は、補助金や資格制度を使って、受講生の負担を減らしていくという方針です。
AIによって、求められる知識の幅やできることの幅が大きく広がりました。
1つのスキルだけできれば仕事になる時代ではなくなり、いろいろなことを学ばなければならなくなっています。
ここで問題になるのがコストです。
学ぶたびに何十万円もかかっていては、コストがいくらあっても足りず、受講生に大きな負担を強いることになってしまいます。
そこで、補助金や資格制度を使って、できる限り受講生の負担を減らしていく動きをしていきたいとしています。
これまでもデイトラには、補助金で最大50%オフで受けられるリスキリング向けのコースがありました。
今後はさらに大きな変化を遂げていくとのことなので、この点も期待してほしいと代表は語っています。
変化③デイトラパーソナル|個別コーチングで実装まで伴走

3つ目の変化は、「デイトラパーソナル」という個別コーチングのサービスを始めるという発表です。
何かができる、知識があるという部分の価値は、どんどん薄まってきています。
代わりに求められているのは、その知識を使って実際に実務にどう活かすのかという実行の部分です。
スキルを自分の血肉として実装できるかどうかが、すごく重要になってきています。
放任型から伴走型へ
これまでのデイトラは、どちらかというとeラーニングで自分のペースで自由に学ぶという形でした。
しかし、どうしてもそこで挫折してしまう人もいます。
そこで、しっかり身につけたい、なおかつそれを使って仕事にするところまで伴走してほしいという方に向けて、デイトラパーソナルを展開していくとしています。
動画内で発表された、個別コーチング型の新サービスです。従来のeラーニング型(自分のペースで学ぶ形)に対し、学習から実務での実装までをマンツーマンで伴走する点が特徴として語られています。詳細は今後順次公開される予定です。
デイトラはAI×Webスキルのスクールへ|情報発信も変わる

ここまでの3つの軸の根底にあるのは、やはりAI活用です。
時代が明らかに変わってきていると代表は語ります。
YouTubeもWeb特化からAI×Webへ
これまでデイトラのYouTubeチャンネルは、Webスキルに特化して情報を発信してきました。
これからは、AIを学びたい人に向けた発信や、AI×スキル(ITスキル)でどんな仕事が実際にできるのかという実務面の発信を、どんどん増やしていくとしています。
つまり、これまで「Webスキル特化型オンラインスクール」と呼んでいたものが、これからは「AI×Webスキルのスクール」になっていくというのがデイトラの方針です。
学習期間や作業時間が大きく圧縮される
この変化は、受講生にとっても大きいと代表は言います。
これまで半年ほどかけて学んでいたようなカリキュラムが1〜2か月ほどで終わったり、数時間から数週間かけていた作業が、YouTubeや講座を通じて数分から数時間で終わる知識としてお伝えできるようになっていくとのことです。
デイトラの社内ではAIを活用しており、ノウハウがたくさんあります。
これまではそれを発信する場がなかなかありませんでしたが、今後は惜しみなくお伝えしていくとしています。
デイトラが目指す姿|フルスタックソロプレナーで地方を助ける

ここからは、代表の個人的な思いとして語られた内容です。
AIやWebスキルを身につけ、幅広い業務ができるようになったフルスタックソロプレナーは、地方をはじめ各所でものすごく需要があると代表は言います。
デイトラの良さは、そうした人材が全国にいることです。
後継者不足・黒字倒産の課題を担い手として支える
今、AIどころかネットもあまり見ていない中小企業や街の事業者がたくさんあります。
ITリテラシー不足や後継者不足を理由に、何十年・100年以上続いてきたような老舗企業が黒字のまま倒産していくという事実もあります。
代表は、そうした会社をデイトラ卒業生が助け、事業を再建できるような人に育っていってほしいと語ります。
そのために、デイトラはそうなれる知識を受講生に伝えていくとしています。
熊本の旅館を例にした具体的なビジョン
熊本出身の代表は、地元・熊本の旅館が後継者不足やITの波についていけず、集客ができないという理由で売りに出されている例を挙げます。
そうした会社や価値ある施設を買い取り、デイトラの受講生みんなと一緒に盛り上げるようなことができたら本当に楽しいだろう、ぜひ実現したいと語りました。
だからこそ、受講生にはAI×Webスキルの活用を学んでほしいという思いです。
次回からの変化|AIを絡めた内容へ
最後に、次回の動画からはAIを絡めた内容に変わっていくことが予告されています。
カリキュラムやコーチングのサービスも順次始まっていくとのことです。
デイトラの方針転換を体現する発信が、今後YouTubeでも続いていきます。
これからのデイトラの変化を、引き続きYouTubeで確認していくのがおすすめです。
デイトラのAI活用方針に関するよくある質問
Q. デイトラは何がどう変わるのですか?
大きく3つの軸で変わります。AI活用を前提としたカリキュラムの改修、補助金を活用した受講生の負担軽減、そして個別コーチング「デイトラパーソナル」の展開です。いずれも動画内で代表が発表しています。
Q. これまでの「まず基礎から」という方針はなくなるのですか?
方針が転換されます。動画では、現場のエンジニアが最初からClaude Codeを使ってコードを書いている実例を挙げ、これからはAIを前提に学び、AIを使うために必要な知識を後から注入する構成にしていくと説明されています。
Q. AI活用でカリキュラムはどのくらい短くなりますか?
動画内では、これまで半年ほどかけていたカリキュラムが1〜2か月ほどで終わったり、数時間から数週間かかっていた作業が数分から数時間で終わるようになるイメージが語られています。AIを導入する分、学習期間を大幅に短縮できる見込みとされています。
Q. デイトラパーソナルとはどんなサービスですか?
学習から実務での実装までを伴走する、個別コーチング型のサービスです。従来のeラーニング型で挫折してしまう人や、スキルを使って仕事にするところまでサポートしてほしい人に向けたものとして紹介されています。
Q. デイトラはAIのスクールになるのですか?
これまでの「Webスキル特化型オンラインスクール」から、「AI×Webスキルのスクール」へと立ち位置を変えていくと発表されています。YouTubeなどの情報発信も、AI×スキルで実際にどんな仕事ができるかという実務面の内容を増やしていくとされています。
AI×Webスキルをこれから学ぶならデイトラ「Web制作コース」
本記事で解説したデイトラのAI活用方針は、これからWebスキルを学ぶ人にとって大きな追い風になります。
ただし、実務で通用するレベルまで体系的に習得するには、現役で活躍するメンターから添削を受けながら学べる環境が近道です。
デイトラの「Web制作コース」は、実務レベルを想定したカリキュラムと、現役プロによる質問対応が特徴のオンラインスクールです。
広告費を最小限に抑え、口コミと品質で支持を得てきたからこそ、業界の数分の一という低価格で学べます。
AI時代に1人で幅広い業務をこなせる「フルスタックソロプレナー」を目指したい方は、ぜひ一度カリキュラムをチェックしてみてください。
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翔平(ショーヘー)(@showheyohtaki)
社会人向けオンラインスクール「デイトラ」の代表。AI時代の変化に合わせて、Webスキル特化からAI×Webスキルへとスクールの方針転換を主導している。デイトラのYouTubeチャンネルで、AI活用やWebスキルの実務での使い方を発信している。