【プロが解説】未経験から動画編集で仕事を始める!デイトラ式ロードマップ

【プロが解説】未経験から動画編集で仕事を始める!デイトラ式ロードマップ

「動画編集に興味があるけど、何から学べばいいか分からない…」
「ネットには情報が溢れすぎていて、どれを信じればいいの?」

そんな悩みを抱えていませんか?間違った情報や遠回りの学習方法で、貴重な時間を無駄にしたくないですよね。

そこでこの記事では、2025年最新版として、未経験から動画編集でクライアントワークができるようになるためのロードマップを徹底解説します!

この記事は、受講生3万人を突破したオンラインスクール「デイトラ」の動画編集コースのカリキュラムに基づいており、最新情報を踏まえ、今本当に必要な学習方法をご紹介します。

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動画編集者として最初の一歩を踏み出したい方、確実なスキルを身につけて仕事に繋げたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

Komatsu
【講師プロフィール】
Komatsu(@komatsu_edit
デイトラ動画編集コース講師。海外で暮らしながら夫婦で活動していた動画編集フリーランス。主にYouTubeの動画編集や企業のPR動画などを行い、登録者100万人超の大人気チャンネルを含む20チャンネル以上の編集を担当。累計1,000本以上の動画を納品してきた実績を持つ。

そもそも「動画編集」とは?

まず、「動画編集」という言葉が具体的に何を指すのか、そして関連する「動画制作」という言葉との違いを理解しておきましょう。

「動画編集」と「動画制作」の仕事内容

より大きな枠組みとして「動画制作」という言葉があります。これは、動画の企画立案から始まり、撮影、編集、そして最終的な動画の完成・公開までの一連のプロセス全体を指します。つまり、アイデアを形にするための全ての活動が含まれます。
その上で、「動画編集」とは、この「動画制作」のプロセスにおける重要な一工程です。具体的には、撮影された映像素材や音声素材、用意された画像、テロップ(字幕)、BGM(背景音楽)、SE(効果音)などを、意図したメッセージや情報、楽しさが視聴者に伝わるように組み合わせ、一本の動画作品として仕上げる作業を指します。


動画編集は、単に映像をつなぎ合わせるだけでなく、クライアント(依頼主)の目的やターゲット層を理解し、最も効果的な表現方法を選び出す創造的な作業も含まれます。例えば、企業のPR動画、個人のYouTubeチャンネルの動画、結婚式の思い出ムービーなど、様々な「動画制作」プロジェクトの中で、「動画編集」スキルが活かされます。

引用:クラウドワークスの実案件内容

【よくある疑問】どの編集ソフトを使えばいいの?Macじゃないとダメ?

結論を先に示すと、動画編集ソフトは「Adobe Premiere Pro」がおすすめです。また、必ずしもMacである必要はありません。

理由や背景
「Adobe Premiere Pro」は、プロの現場でも広く使われている高機能なソフトです。操作に慣れれば、基本的なカット編集から高度なエフェクトまで、幅広い表現が可能です。また、同じAdobe社の「Photoshop」や「After Effects」との連携もスムーズで、将来的にスキルの幅を広げたい場合にも有利です。デイトラのカリキュラムでも、このPremiere Proを中心に学習を進めます。

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多くの動画編集の案件では「Premiere Proを使えますか?」と聞かれることがよくあります。無料の編集ソフトもありますが、機能に制限があったり、仕事で使うには少し物足りない場合があります。そのため、本気で動画編集を仕事にしたいと考えているのであれば、Premiere Proに投資が有効です。

引用:クラウドワークスの実案件内容

パソコンについては、WindowsでもMacでも問題ありません。大切なのは、動画編集ソフトが快適に動作するスペック(性能)を満たしているかです。
具体的な推奨スペックは以下の内容を参考にしてみてください。
Adobe「動画編集をスムーズに行うためのPCスペックとは?」

「動画編集はオワコン」は本当?最新市場動向

「動画編集はオワコン」という意見を耳にすることがありますが、それが事実かどうかを判断するには、現状と将来性を冷静に分析する必要があります。学ぶ前に業界の実態を知っておくことは非常に重要です。

市場の現状と需要

近年、動画コンテンツの市場は急速に拡大しており、動画編集者の需要も高まり続けています。
総務省の「令和4年版 情報通信白書」によると、インターネット利用の目的として「動画投稿・共有サイトの利用」を挙げる人の割合は全世代で増加傾向にあり、特に若年層では8割を超えています。企業においても、商品やサービスのプロモーション、採用活動、社内教育など、様々な場面で動画を活用する動きが活発化しています。


引用:総務省「令和4年版 情報通信白書」

YouTubeのようなプラットフォームの成長はもちろん、TikTokやInstagramリールといったショート動画の人気も高まり、動画のフォーマットはどんどん多様化しています。これに伴い、個人のYouTubeチャンネルだけでなく、企業が運営するYouTubeやリール、ショート動画といった分野にも需要は拡大しており、さまざまなスキルセットを持った動画編集者の活躍の場がますます広がっています。

▲引用:クラウドワークスのYouTube編集案件件数(2025年5月時点)

クラウドソーシング内にYouTubeの動画編集だけでも1000件を超える案件があります。質の高い編集スキルを身につければ、他の編集者と大きな差別化が可能です。今後さらに需要が増す分野だからこそ、早いうちからスキルを磨いておくことで、企業案件や高単価案件にもチャレンジできるチャンスが広がります。今まさに、動画編集を学ぶのに絶好のタイミングといえるでしょう。

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ただし、動画編集者の数自体は増えているものの、本当に質の高い動画編集ができる人はまだそれほど多くないのが現状です。

AIに仕事が奪われる⁉

AI(人工知能)技術の進化は、動画編集の分野にも影響を与え始めています。

各ツールの概要と現状

AIを活用したツールには、以下のようなものがあります。

  • 自動文字起こし・字幕生成ツール: 音声を認識して自動で文字起こしをしたり、字幕を生成したりする機能です。Premiere Proにも搭載されています。
  • AIによるカット編集支援: 無音部分を自動で検出してカットしたり、不要なシーンを提案したりするツールも登場しつつあります。
  • 素材提供サイトのAI検索:膨大な量のBGMや効果音、映像素材から、AIがイメージに合ったものを提案してくれる機能などもあります。

ポジティブな側面と限界

これらのAIツールは、編集作業の一部を自動化・効率化することで、動画編集者の作業負担を軽減し、生産性を向上させる大きな味方となり得ます。例えば、面倒な文字起こし作業の時間を大幅に短縮できれば、その分クリエイティブな編集作業に時間を割くことができます。

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現状のAIはあくまで補助的な役割であり、動画の意図を汲み取った細やかなニュアンスの調整や、視聴者の感情を動かすようなクリエイティブな判断は、依然として人間の動画編集者に委ねられています。AIは敵じゃなく、便利な相棒です。情報をちゃんとキャッチして、使いこなす側に回ることを目指しましょう。結局のところ、クライアントや視聴者に価値を届けるのは、編集者自身が持つ構成力や表現力です。

動画編集の相場

動画編集の相場は内容や依頼先によってかなり幅がありますが、ざっくりとまとめるとこんな感じです。

  • 簡単なカット編集・テロップ入れ:5,000円~15,000円/1本(5~10分程度)
  • YouTube用編集(構成、BGM、効果音込み):10,000円~30,000円/1本
  • 企業案件(クオリティ重視、修正対応あり):30,000円~100,000円/1本以上

※個人・フリーランスに依頼する場合

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動画編集市場は、今まさに拡大を続けています。また、副業としての人気も高く、大きな注目を集めています。
とはいえ、趣味の延長線上で誰もが簡単に仕事にできるわけではありません。
動画編集を仕事として受注するには、プロとして通用する専門スキルを身につける必要があります。

「動画編集」を副業にするために必要なスキル

動画編集者として仕事を得るためには、具体的にどのようなスキルが必要なのでしょうか。デイトラのカリキュラムでは、以下のスキルをバランス良く習得することを目指します。

主要スキルの分類

大きく分けて、以下の3つのスキルカテゴリが重要です。

  1. ツールを使いこなすスキル(テクニカルスキル)
  2. 動画を魅力的に仕上げる編集スキル(クリエイティブスキル)
  3. 円滑に仕事を進めるためのスキル(ビジネススキル)

各スキルの詳細解説

スキル1:ツールを使いこなすスキル

動画編集ソフトは、アイデアを形にするための必須ツールです。料理で言えば、これは『調理器具を使いこなす技術』。どんなレシピも、包丁を握れず火加減もわからなければ調理できないのと同じです。動画編集ソフトが、その調理器具にあたります。

Adobe Premiere Proの操作スキル

  • プロジェクトの作成、素材の読み込み・整理
  • カット編集(不要部分の削除、映像の繋ぎ合わせ)
  • テロップ(字幕)の挿入とデザイン
  • BGM・効果音(SE)の挿入と音量調整
  • 色調補正(映像の明るさや色味の調整)
  • トランジション(場面転換の効果)やエフェクト(特殊効果)の基本的な使用
  • キーフレームを使ったアニメーション(動きのある表現)の基礎
  • 動画の書き出し(納品できる形式への変換)

デイトラ初級編では、これらの基本操作を徹底的に学び、課題を通して実践的な操作に慣れていきます。さらに効率化テクニックや表現の幅を広げる応用操作を習得します。

  • (オプション)Adobe Photoshopの基本操作

YouTube動画の「顔」とも言えるサムネイル画像。魅力的なサムネイルは動画のクリック率を大きく左右します。Photoshopを使って、視聴者の目を引くサムネイルを作成するスキルも重要です。デイトラ中級編では、Photoshopの基本操作からサムネイル作成のコツまでを学びます。

スキル2:動画を魅力的に仕上げる編集スキル

調理器具が一通り使えるようになったら、次はいよいよ「料理そのものを美味しく、魅力的に仕上げる技術」です。
ただ食材を切って焼くだけでなく、どの食材を組み合わせ、どんな味付けをし、どう盛り付ければ人の心を動かす一皿になるのか。動画も同様に、視聴者を惹きつけ、最後まで楽しんでもらうための「編集のセンス」が求められます。

  • カットのテンポとリズム感:視聴者を飽きさせない、心地よいテンポのカット繋ぎ。不要な「間」を的確にカットする技術。
  • テロップの可読性とデザイン性:読みやすいフォント選び、適切な文字サイズ、配色、表示タイミング。動画の雰囲気に合わせたデザイン。
  • 音響効果の適切な使用:動画の内容や雰囲気に合ったBGMの選定、話の邪魔にならない音量バランス、効果的なSEの挿入。
  • 構成力:動画全体の流れを設計し、視聴者を引き込み、最後まで見てもらうためのストーリーテリング。伝えたいメッセージが明確に伝わる構成。
  • デザインの基礎知識:色使い、フォント選び、レイアウトなど、視覚的な情報を整理し、美しく見せるための基本的なデザイン原則の理解。
  • トレース(模倣)による学習:優れた動画を参考に、同じように編集してみることで、プロのテクニックや「型」を効率的に学ぶことができます。

▼「ジェットカット」によって編集されているYouTube動画

※「ジェットカット」というのは、動画編集のテクニックの一つで、話の途中にある不要な間(たとえば「えー」「あのー」などの無駄な沈黙や間延びした部分)を細かくカットして、テンポよく繋げる技術です。
ちなみにデイトラのYouTubeは動画編集コースの卒業生が編集しています。

スキル3:円滑に仕事を進めるためのスキル

クライアントから信頼され、継続的に仕事を得るためには、技術以外のスキルも不可欠です。
どんなに素晴らしい料理も、それだけではお客様に選ばれ続ける店にはなりません。お客様の期待に応え、信頼を築く『もてなしと運営の力』があって初めて、プロとして輝けるのです。動画編集の仕事も、この点が成功の鍵を握っています。

  • コミュニケーション能力:クライアントの要望を正確にヒアリングし、意図を汲み取る力。進捗報告や修正依頼への適切な対応。
  • スケジュール管理能力:納期を守るための計画性。複数の案件を並行して進める場合の自己管理。
  • 著作権など関連知識の理解:使用する音楽や映像素材の著作権を正しく理解し、トラブルを未然に防ぐ知識。
  • 問題解決能力:編集中のトラブルやクライアントからの難しい要望に対して、冷静に対処し解決策を見つけ出す力。
  • 提案力(中級以上):ただ指示通りに作るだけでなく、より良い動画にするためのアイデアをクライアントに提案できる力。

動画編集の仕事は、ただ映像を繋ぐだけでなく、クライアントの課題を動画を通して解決することです。そのため、これらのスキルをバランス良く身につけることが、クライアントから「またあなたにお願いしたい」と思われる動画編集者になるための鍵となります。

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多岐にわたるスキルをただ闇雲に習得しようとするだけでは、時間と労力を浪費し、遠回りになってしまうことも少なくありません。 実は、クライアントから真に求められ、選ばれ続ける動画編集者になるためには、これらのスキルを「効率的な順番で」「バランス良く」積み上げていく、その「正しい道筋」を知ることが重要です。

「プロの動画編集者」になるためのロードマップ

ここからは、動画編集者になるためのロードマップを6ステップで解説します!

  1. まずは目標を決めよう
  2. 学習を始める前の準備をしよう
  3. 一般的な学習プロセスと期間を理解しよう
  4. 動画編集者になるための学習を進めよう
  5. ポートフォリオを作ろう
  6. ポートフォリオをもとに営業しよう

順に見ていきましょう。

ステップ0:まずは目標を決めよう

本格的な学習を始める前に、「なぜ動画編集を学ぶのか」「どのような働き方を目指すのか」という目標を明確にすることが非常に重要です。目標が曖昧なままだと、学習の途中で「何のためにやっているんだっけ?」とモチベーションが低下し、挫折してしまう可能性が高まります。

周囲の状況や「誰それがこうだから」といった情報に惑わされず、自分に合った目標を設定しましょう。
ここでは3つの働き方を紹介していくので、自分の求める働き方をイメージして目標を決めてみてください。

具体的な目標例や働き方の選択肢

  • 副業として月数万円の追加収入を目指す:
    本業の合間や週末の時間を使って、動画編集の案件を少しずつこなしていくスタイル。まずは初級編を終えて、クラウドソーシングサイトなどで実績を積むのが一般的です。
  • フリーランスの動画編集者として独立する:
    時間や場所に縛られずに働きたい、自分のスキルで生計を立てたいという目標。中級編までのスキルを習得し、安定してクライアントから月20万円以上の案件を受注できる状態を目指します。
  • 動画制作会社や事業会社のインハウス編集者として転職する:
    企業に所属し、安定した環境で専門性を高めたいという目標。ポートフォリオを充実させ、企業が求めるスキルレベルを意識した学習が必要です。


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デイトラ初級編では「営業の心得」として、目標設定の重要性や、活躍している卒業生の事例を紹介しています。まずは自分がどの働き方を目指したいのか、イメージを具体的にしてみましょう。

ステップ1:学習前の準備をしよう

目標が決まったら、学習を始めるための環境を整えましょう。

動画編集を学ぶためには、最低限PCを用意する必要があります。
おすすめのPCスペックや操作環境、あると便利なサブディスプレイについて解説します。

1.パソコンのスペック

動画編集に必要なPCのスペックは次のとおりです。

最低限推奨
メモリ16GB32GB
SSD512GB1TB
CPUIntel Core i7~ (3.2GHz~、コア数8~)Intel Core i9~ / Apple M2 Pro~
(3.6GHz~、コア数16~)
グラフィックボードNVIDIA GTX 1660~NVIDIA RTX 3060以上

あまり予算がない方やとりあえずPCを購入したい方は、最低限必要なスペックが揃っているPCを選んでください。
推奨されるスペックのPCは値段こそ高くなるものの、動画のプレビューやエンコードがサクサク動き、快適に作業ができます。編集作業でフリーズしたり重くなる心配がほとんどないレベルです。

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PCを置く場所がある方は、デスクトップタイプを検討するのもおすすめ。ノートパソコンと比べると、同じスペックのものでも比較的安価で購入できます。
作業スタイルや予算に合わせてノートパソコンにするか、デスクトップパソコンにするか考えてみると良いでしょう。

2.操作環境(ソフト・OS)

動画編集ソフトによっては、MacかWindowsのどちらが適しているかが変わる場合があります。
例えばFinal Cut ProはMac専用、Adobe Premiere ProやDaVinci ResolveはMac・Windowsどちらでも使用可能です。

必要な編集ソフトをインストールできるパソコンか確認し、操作に慣れていきましょう。

3.サブディスプレイ

動画編集の生産性をさらに上げるためには、サブディスプレイがあると便利です。
サブディスプレイとは、メインで使われるディスプレイとは別に補助的に使用されるディスプレイのことです。

自分のメイン画面では編集ソフトを表示し、サブディスプレイでは素材の管理やプレビュー、参考資料などを表示して進められるため、作業効率が格段にアップします。

自宅に普段使っていないテレビがあれば、HDMIケーブルでつないでモニターとして使うことも可能です。

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生産性を高めるためにも、ぜひサブディスプレイを活用してみてください!

ステップ2:一般的な学習プロセスと期間を理解しよう

デイトラのカリキュラムをベースにすると、目標達成までの学習期間の目安は以下のようになります。

  • 基本的な編集スキルと営業準備まで(初級編修了):
    1日2~3時間の学習で約1ヶ月~1ヶ月半。ここで「クライアントから対価として数万円程度の案件を受けられるスキル」の土台を築きます。
  • スキルの幅を広げ、より質の高い編集と営業ができるようになる(中級編修了):
    さらに1日2~3時間の学習で約1ヶ月。ショート動画編集、デザイン基礎、サムネイル作成、より高度な営業方法などを学びます。

もちろん、学習に使える時間や個人の進捗によって期間は変動します。大切なのは、焦らずに着実にステップを踏んでいくことです。
それでは、具体的な学習プロセスを解説します。

学習プロセス

  1. 編集ソフトの基本操作習得 (Premiere Pro)
  2. 実践的な編集テクニックの習得(カット、テロップ、BGM/SE、色調補正など)
  3. 動画の構成やデザインの基礎理解
  4. トレース(模倣)による実践練習
  5. 様々なジャンルの動画編集演習(ショート動画、広告風動画など)
  6. サムネイル作成スキルの習得 (Photoshop)
  7. ポートフォリオ(実績集)の作成
  8. 営業方法の学習と実践

ステップ3:動画編集者になるための学習を進めよう

編集ソフトの基本操作習得 (Premiere Pro)

まずは、動画編集の要となる編集ソフト「Premiere Pro」の基本操作を身につけます。ここで習得する主な操作は次の通りです。

  • プロジェクト管理
  • タイムライン操作
  • カット編集
  • テロップ作成
  • 素材の挿入
  • 著作権の理解
  • トランジションと書き出し
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これらの基本操作を習得したら、実際に動画を編集する課題に取り組み、知識を定着させます。まずはこれらの操作をスムーズに行えるようになることを目指しましょう。ツールを自在に操れることが、クリエイティブな動画制作への第一歩です。

実践的な編集テクニックの習得(カット、テロップ、BGM/SE、色調補正など)

Premiere Proの基本操作に慣れてきたら、次は動画のクオリティをさらに高めるための実践的な編集テクニックを学びましょう。ただ操作ができるだけでなく、「どうすればもっと良くなるか」を考える段階です。
ここで身につけておきたいのは、例えば次のようなテクニックです。

  • カット編集の応用:
    単に不要な部分を削除するだけでなく、視聴者を惹きつけるテンポやリズムを生み出すカット。
  • 伝わるテロップ:
    見やすいフォント、適切な配置、アニメーションなどを駆使して、情報を効果的に伝えるテロップ作成。
  • 音の演出:
    BGMや効果音の適切な選定と音量バランス、ノイズ除去で、聞き心地の良い動画に。
  • 視覚効果とアニメーション:
    モザイクやキーフレームを使った動きのある表現で、動画にアクセントを加える。

動画編集は、単にソフトを操作するだけが仕事ではありません。視聴者に「面白い」「分かりやすい」と思ってもらえるような「編集センス」を磨くことが大切です。

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まずは、プロが作成した動画を参考に「なぜこの編集が良いのか?」を考えながら、色々なテクニックを試してみるのがおすすめです。テンプレートサイトなどを活用して、効率的にクオリティを上げる方法も知っておくと良いでしょう。

プロの技術を盗み、実践力を強化する

ある程度テクニックを学んだら、次はプロの編集技術を自分のものにするステップです。スポーツや芸術の世界でもよく行われる「模倣(トレース)」は、動画編集スキルを飛躍的に向上させる効果的な学習法です。

プロが作成した質の高いお手本動画を選び、それをそっくりそのまま真似て編集してみましょう。

  • カットのタイミングはどうか?

  • テロップはどのように表示されているか?

  • BGMや効果音はどんな効果を狙っているか?

このように、細部まで観察し、同じように再現しようとすることで、プロが持つ「編集の型」や「センス」を体感的に理解することができます。

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ただ真似るだけでなく、なぜそのような編集がされているのかを自分なりに分析することも重要です。そして、可能であれば作成した動画はプロの講師に見てもらい、フィードバックをもらいましょう。

ステップ4:ポートフォリオをつくろう

動画編集のスキルが身についたら、次はそのスキルをクライアントに効果的にアピールするための「ポートフォリオ」を作成しましょう。ポートフォリオは、あなたの技術力やセンスを具体的に示すものであり、動画編集の仕事を得るためには欠かせない、いわばあなたの「名刺」代わりとなるものです。

ポートフォリオには、主に次のような情報を掲載して、あなたの魅力を伝えましょう。

  • 自己紹介
  • 制作実績(動画作品)


デイトラ卒業生のポートフォリオ

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ポートフォリオは、ただ作品を並べるだけでなく、「この人に動画編集を依頼したい!」とクライアントに思ってもらえるような構成や見せ方が大切です。あなたの個性や強みが伝わるように工夫してみてください。

ステップ5:ポートフォリオをもとに営業しよう

動画編集スキルが身につき、ポートフォリオが完成したらいよいよプロとしての一歩を踏み出します。

どんなに高い技術を持っていても、それを仕事に繋げられなければ意味がありません。ここでは、様々営業方法にを知っていきましょう。

実績作りの足がかり:クラウドワークス・ランサーズ

特長: 初心者でも比較的案件を見つけやすく、実績を積む第一歩として最適です。

活用ポイント: 低単価の案件も多い傾向にありますが、まずは1~2件受注して「実績」と「経験」を得ることを目指しましょう。ポートフォリオに載せられる作品が増えるだけでも大きな前進です。
▶ クラウドワークス
▶ ランサーズ

ステップアップを目指す:Wantedly、Indeed、副業クラウド

特長: クラウドソーシングサイトよりも、企業と直接コミュニケーションを取りながら仕事を進められる案件が見つかりやすいです。

活用ポイント: 時給制の仕事や、自治体からの発注案件(副業クラウドなど)といった、より安定した収入や社会的な信頼に繋がる案件にも挑戦してみましょう。実績に「箔がつく」案件は積極的に狙っていきたいところです。
▶ Wantedly
▶ Indeed
▶ 複業クラウド

さらに広がる仕事のチャンス

  • ビジネスマッチングアプリの活用 (例:Yenta)
    様々な業界の人と繋がり、思わぬ仕事のチャンスに出会える可能性があります。特に、成長中のスタートアップ企業などは、新しいクリエイターを求めていることが多いです。あなたの動画編集スキルを積極的にアピールしてみましょう。
    Yenta
  • 制作会社・マーケティング会社への直接アプローチ
    Web制作会社やマーケティング会社は、常に動画コンテンツの需要を抱えています。求人が出ていなくても、あなたのポートフォリオを添えて問い合わせてみることで、仕事に繋がるケースもあります。
  • 人脈を活かした直接受注
    友人、知人、これまでの仕事仲間など、あなたの周りの人たちに「動画編集の仕事を始めた」と伝えてみましょう。口コミや紹介から直接仕事に繋がることも少なくありません。プラットフォーム手数料がかからないため、より高い収益が期待できます。

 

「動画編集者」としてさらに上を目指すために

基本的な編集スキルを習得し案件経験を積んだ今、単価アップを目指す絶好のタイミングです。さらに高単価案件へ挑戦し、次のステージで可能性を広げましょう。

ディレクション技術の習得

ディレクターの役割

  • クライアントとの折衝、要件定義
  • 編集チームの編成、編集者への指示出し
  • 編集ルールの作成、マニュアル化
  • 動画の品質管理、納期管理
  • 編集者のマネジメント、育成

デイトラには「ディレクション編」があり、ここでは編集チームを率いるディレクターとしてのスキルを学ぶことができます。

スキルの掛け合わせによる価値向上

さらに市場価値を高め、クライアントにとって唯一無二の存在になるためには、他のスキルとの「掛け合わせ」も有効です。単なる編集オペレーターから脱却し、より戦略的で付加価値の高いサービスを提供できるようになります。

  • 動画編集 × マーケティング知識: 視聴者の行動を促す、より効果の高い動画構成や訴求ができるようになる。
  • 動画編集 × デザインスキル: より洗練された、ブランドイメージを高める動画制作が可能になる。
  • 動画編集 × 特定の専門分野の知識: 例えば、不動産業界の知識があれば、不動産専門の動画編集者として高い専門性を発揮できます。
Komatsu
スキルの掛け合わせによって単に「動画を作れる人」から、「課題解決ができる動画クリエイター」へと進化できます。

継続的な学習とトレンド追随

動画編集の技術やトレンドは常に変化しています。新しい編集ソフトの機能、人気の動画スタイル、SNSのアルゴリズムなどを常にキャッチアップし、学び続ける姿勢が重要です。

まとめ:目標を設定してコツコツ学習を進めよう

この記事では、未経験から動画編集で仕事を得るためのロードマップを、デイトラのカリキュラムに沿って解説しました。

動画編集でクライアントから対価をもらえるようになるためには、「ツールの操作スキル」「魅力的な編集スキル」「円滑なビジネススキル」の3つをバランス良く身につけることが重要です。

そして何よりも大切なのは、最初に明確な目標を設定し、それに向かって日々の学習をコツコツと積み重ねていくことです。道のりは決して平坦ではないかもしれませんが、この記事で示したステップを着実に進んでいけば、必ずあなたの目指す動画編集者像に近づけるはずです。

この記事が、あなたの最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。応援しています!

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デイトラ動画編集コース 添削課題
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デイトラの強みは、なんといってもプロの動画編集者による手厚いサポート体制です。

そして、この充実したサポートがあるからこそ、デイトラで学べるのは「単なる編集ソフトの使い方」や「知識の概要」だけにとどまりません。実際のビジネス現場で本当に役立つ実践的なスキルや、案件受注のための提案方法までしっかりと学ぶことができます。

これから動画編集者としてスキルを身に付けたい方は、ぜひデイトラの動画編集コースを受講してみてください!

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